焼き芋ダイエットなら冷やし焼き芋が断然オススメ!痩せ効果が期待できる冷やし焼き芋の食べ方とは?焼き芋好きなら試してみる価値のあるダイエット法が今、人気の理由

健康的に痩せるなら、焼き芋ダイエットがおすすめです。中には、「糖質の多い焼き芋を食べると太るのでは?」と、疑問に思う方もいるかもしれません。この記事では、そんな疑問に答えるべく、焼き芋ダイエットの効果や正しいやり方について、ご紹介します。ぜひ適切な方法をしっかり押さえて、効果を出しましょう。

焼き芋ダイエットは「冷やして」食べるのがポイント!

焼き芋は、基本的にカロリーや糖質量が多い食材です。ご飯は100g当たり156kcal、糖質35.6gで、焼き芋は100g当たり151kcal、糖質36.7gと、焼き芋はご飯と同程度のカロリーと糖質を含んでいます。そのため、たくさん食べてれば、当然太りやすいです。では、なぜ焼き芋がダイエットに効果的なのでしょうか。

その理由は、焼いたさつまいもを冷やして食べることにあります。焼き芋は冷ますことで、さつまいもに含まれているデンプンが、消化されにくいレジスタントスターチに変化します。このレジスタントスターチが、ダイエットに繋がる要因なのです。

冷やし焼き芋のイメージ

レジスタントスターチとは、難消化性のでんぷんのことで、食物繊維と似た作用をします。焼き芋にすることで、食物繊維は生のさつまいもの約1.6倍に増加。さらに、レジスタントスターチとの相乗効果が期待できます。腸まで届いて善玉菌を増やすことで、腸内環境を改善、便秘を解消するほか、血糖値の急上昇を抑制します。

また、焼き芋は胃の中で水分を吸って膨張するため、腹持ちが良く、満腹感もアップします。冷やし焼き芋は、ダイエットに最適な条件が揃った食材なのです。


焼き芋の健康効果

焼き芋の原料であるさつまいもは、炭水化物、たんぱく質、ビタミン類、ミネラルなど、美容や健康に良い成分が豊富です。焼き芋に含まれている栄養素により、次のような健康効果が期待できます。

・美肌などのアンチエイジング効果
・むくみが解消で小顔に
・コレステロール値の低下
・血糖値の上昇抑制
・便通の改善
・体重増加の抑制(脂肪減少)

焼き芋ダイエット方法

焼き芋を冷やした状態のイメージ

焼き芋ダイエットは、正しい方法で実践することで、効果が出ます。効率よく結果を出すためにも、次のやり方で行ってみてください。

時短で焼き芋ダイエットをするなら

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食前に食べる

食事の前に少量の焼き芋を食べることで、中枢神経に満腹感を与えるため、食事量を抑えることができます。ただし毎食だと、焼き芋自体のカロリーが高いため、カロリー摂取量が多くなってしまいます。

主食と置き換える

焼き芋のカロリーや糖質量は白米と同等なので、主食と一緒に摂ると、カロリーオーバーになってしまいます。1日3食のうちの1食分の主食を、焼き芋に置き換えてみてください。
焼き芋は白米に比べて栄養価が高いため、主食の代用品として優れています。不足しがちな食物繊維を2倍量取れるほか、食べ応えも十分です。ダイエットの大敵である便秘も解消してくれます。

朝や昼に食べる

焼き芋を食べるタイミングは、朝食や昼食が良いです。夜に食べたものは、カロリーが消費されないため、脂肪として蓄積されやすくなります。焼き芋のカロリーや糖質は決して少なくありません。夕食は炭水化物を控えめにした食事を心がけましょう。

冷やしてから食べる

焼き芋を一度冷やした状態のイメージ

前述したように、焼き芋をそのまま食べるのではなく、冷やしてから食べましょう。さつまいもに含まれているでんぷんを、難消化性のデンプンであるレジスタントスターチに変えることがポイントです。

皮ごと食べる

さつまいもは、皮ごと食べることで、よりダイエット効果が期待できます。食物繊維だけでなく、皮に含まれるポリフェノール(クロロゲン酸やアントシアニン)を摂取できます。クロロゲン酸には、抗酸化作用や脂肪燃焼効果、アントシアニンには、血糖値上昇抑制、内臓脂肪の蓄積の抑制、抗酸化作用があります。また、さつまいも特有の成分で、整腸作用のあるヤラピンも皮近くに多く含まれています。

おやつとして食べる

糖質が多い焼き芋ですが、脂質は100g当たり0.2gと微量です。焼き芋には、スイーツ並みのねっとりとした甘さがあります。チョコや甘い菓子パン、ケーキなどの洋菓子の代わりに、おやつとして食べることで、少量でも十分満腹感が得られます。ただし、食べ過ぎはダイエットに逆効果になるため、注意してください。少量を決まった時間に食べるようにしましょう。

冷やし焼き芋のメリット

冷やし焼き芋の良いところは、保存が効くことです。生のさつまいもは生野菜なので、日が経つと悪くなってしまいます。たくさんさつまいもを入手したときは、冷やし焼き芋にして保存しましょう。保存方法は、さつまいもを焼き芋にしたら、粗熱をとり、ジップロックに入れて冷凍庫へ入れるだけです。小さめにカットして保存しておけば、食べる分だけ解凍して、気軽につまんで食べられます。

自然解凍して、半分凍っている状態で食べると、アイスクリームのような味わいになって美味しいです。焼き芋を作る際は、さつまいもの内部を70℃くらいに保ち、長時間じっくり焼くのが美味しく作るコツです。

焼き芋ダイエットでスリム美人を目指そう!

ダイエットが辛くて断念してしまう理由の多くが、無理な食事制限です。極端な食事制限を強いるダイエットは長続きせず、効果も出にくいです。焼き芋ダイエットなら、好きなものを食べながら楽に痩せられます。美容や健康にも嬉しい効果があり、綺麗に痩せられるのが魅力です。ぜひ焼き芋ダイエットを実践し、美味しく食べて、スリムな体を手に入れましょう。