さつまいもダイエットのデメリットとは?さつまいもダイエットで太らない、失敗しない食べ方を教えます!さつまいもダイエットの隠れたデメリットを知って失敗しないダイエットを

話題のさつまいもダイエット!しかし「さつまいもダイエットで太った…」という方もいるかもしれません。なぜ失敗してしまったのでしょうか。さつまいもダイエットに隠されたデメリットとは?この記事では、さつまいもダイエットのデメリットについて紹介します。

さつまいもダイエットとは

1日の食事のうち、1食分をさつまいもに置き換えるのがさつまいもダイエットです。さつまいもダイエットの詳しいやり方や、さつまいもダイエットのメリットを紹介します。

さつまいもダイエットのやり方

さつまいもダイエットのさつまいもを茹でる画像

朝昼晩のうち、1食分の主食をさつまいもに置き換えます。調理方法は蒸す、焼く、茹でるから選ぶのがおすすめです。調理量やトッピングでカロリーが変わるため、なるべくシンプルな方法で食べましょう。

さつまいもダイエットの効果

さつまいもダイエットの茹で上がったさつまいも画像

さつまいもダイエットには、下記のような効果が期待できます。

● お通じがよくなる
● 空腹感を感じにくい
● 美肌になる
● むくみがとれる

これは、さつまいもに含まれる食物繊維や、ビタミン・ミネラルによる効果です。食物繊維はゆっくり消化されるため、腹持ちがよくてダイエット中にぴったり!ビタミンCやカリウムは、美容にも嬉しい効果が期待できるため、さつまいもダイエットは健康的に痩せたい方におすすめです。

さつまいものカロリー

さつまいものカロリーと白米のカロリーを比較してみます。

サツマイモ100g(皮つき/蒸し)の栄養成分

エネルギー たんぱく質 脂質 炭水化物 食物繊維
129kcal 0.9g 0.2g 31.9g 3.8g

ごはん100g(精白米)の栄養成分

エネルギー たんぱく質 脂質 炭水化物 食物繊維
156kcal 2.5g 0.3g 37.1g 1.5g

参照元:日本食品標訂準成分表2020年版(八訂)

100gのご飯よりも、100gのさつまいものほうが低カロリーです。また、食物繊維もさつまいものほうが多く含まれています。ただし、低カロリーなさつまいもでも、食べ過ぎれば太ります。さつまいもダイエットで1回に食べるさつまいもの量は、100g~150g程度がおすすめです。

さつまいもダイエットのデメリット

さつまいもは、栄養価が高くて食物繊維も豊富です。脂質を抑えられるため、ダイエットには適した食材といえるでしょう。ただ、さつまいもダイエットには隠れたデメリットもあります。

食べ過ぎてしまう

さつまいもダイエットの茹で過ぎたさつまいも画像(量)

さつまいもは美味しくて、ついたくさん食べたくなります。しかし、一度に多量に食べるのは避けましょう。さつまいもが健康的な食品だといっても、食べ過ぎればカロリーオーバーに繋がります。食べ過ぎるとダイエット効果を得られないだけでなく、体重増加につながる可能性もあります。美味しくて食べ過ぎてしまう点は、さつまいもダイエットのデメリットといえるでしょう。

さつまいもに飽きる

さつまいもダイエットのアルミホイルで作る焼き芋画像

さつまいもは、野菜本来の味がしっかりしているため、毎日食べていると飽きてしまう可能性があります。アレンジせずに食べ続けると、味が単調に感じやすいでしょう。そのため、さつまいもダイエットは、長期間続けにくいという点がデメリットです。

栄養不足になる

さつまいもダイエットのさつまいもと一緒に摂取したほうが良い果物イメージ画像

さつまいもは栄養価が高い食材ですが、必要な栄養素をすべて含んでいるわけではありません。さつまいもだけでは、タンパク質や脂質が不足して、筋肉量の低下や体調不良に繋がります。体重を減らすためにダイエットをしたつもりが、筋肉が減って痩せにくい体質になるという可能性も。間違った方法でさつまいもダイエットを行うと、栄養不足になるのがデメリットです。

血糖値が急上昇しやすい

さつまいもは低GI食品なので、血糖値がゆっくり上昇すると言われる食品です。しかし、炭水化物(糖質)が豊富なため、食べ方によっては血糖値が急上昇することもあります。血糖値が急上昇すると脂肪を溜めこみやすくなるため、さつまいもの食べ方には注意が必要です。

調理法によってはカロリーが高くなる

さつまいもダイエットに向かない調理例(さつまいも)

さつまいもは、調理法やアレンジ次第で、カロリーが高くなる可能性があります。バターをつけたり、チーズをかけたりすれば、一気に高カロリーに!さつまいも自体のカロリーは低くても、調理の仕方には気を付けましょう。

さつまいもダイエットに失敗しないための対策

さつまいもダイエットにはデメリットがありますが、しっかり対策をすれば、ダイエットの味方になります。ここでは、さつまいもダイエットに失敗しないための対策を紹介します。

小分けにして保存する

さつまいもダイエットに失敗しないために、さつまいもを小分けにして保存しておくのがおすすめです。ダイエットのルールを「さつまいも半分食べてOK」としても、さつまいもには個体差があります。そのため、面倒でも計量するのがおすすめです。小分けにして保存しておくと、空腹時にもすぐに食べられて便利ですよ。

冷やして食べる

さつまいもダイエットでふかし芋を冷やした画像

サツマイモのダイエット効果を高めるには、一度冷ましてから食べるのがおすすめです。サツマイモを冷やすと「レジスタントスターチ」という物質が増えます。「レジスタントスターチ」は、食物繊維と似た働きをするため、血糖値の急上昇を抑制してくれると言われています。焼きたてのサツマイモはとても美味しいですよね。しかし、最大限のダイエット効果を得たい方は、冷まして食べましょう。

主菜や副菜も食べる

さつまいもダイエット(海藻等のサラダイメージ)画像

さつまいもだけでは、必要な栄養が摂れません。特に肉や魚、大豆製品などに含まれるタンパク質はダイエットの味方です。また、野菜や果物、海藻などもビタミンやミネラルが豊富に含まれています。主菜や副菜もしっかり食べながら、栄養バランスの良い食事をとることがダイエットを成功させるコツです。

まとめ

さつまいもダイエット(段ボール入りさつまいも)イメージ画像

今回は、さつまいもダイエットのデメリットを紹介しました。さつまいもはヘルシーでダイエットに向いている食材です。しかし、ヘルシーだからといって、さつまいも単品だけを食べ続けるダイエットはNG。栄養バランスを考えた食事で、健康的にダイエットを進めてくださいね。