焼き芋にすると美味しいさつまいもの見分け方って知ってる?画像で解説!こんなさつまいもを選ぶと焼き芋が更に美味しくなります!美味しくなるコツや調理方法まで解説!

寒くなると焼き芋にして食べたくなるさつまいも、お店で手に取るときに、選び方に迷うことはありませんか?この記事では、焼き芋にすると美味しいさつまいもの種類や、見分け方をご紹介します。美味しい焼き芋の調理方法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

美味しいさつまいもの見分け方

美味しいさつまいもの見分け方にはポイントがあります。見て、触って確認できますので、購入の際にはチェックしてみてください。

色が鮮やかでつやがあるもの

美味しいさつまいもは、色が鮮やかで、色むらがありません。黒っぽくなっているものや、傷があるものは、傷んでいる場合があるので避けましょう。安納芋や安納こがね・種子島紫など、皮がうす茶色の品種もあります。このような品種は鮮やかさはありませんが、色むらがあるものや傷があるものは避けましょう。

均等な太さのもの

太すぎず細すぎず、真ん中がややふっくら膨らんでいる、きれいな形のものを選びましょう。調理の際に火が上手く通り、美味しい焼き芋が作れます。また、ひげ根が太いものは繊維が多いので避けましょう。美味しい芋は、でこぼこが少なくなめらかな表面をしています。安納芋は他の芋とちがい、丸くコロコロした形なので、この基準には当てはまりません。安納芋は大きすぎず小さすぎず、ずっしりしたものを選びましょう。

蜜が出ているものは甘い

表面に蜜が流れた黒い跡がついている芋は、糖度が高くておいしい証拠です。
切り口からもきれいに蜜の跡がでているものも甘い印ですので、チェックしましょう。

焼き芋にすると美味しいさつまいもの品種

焼き芋の味を大きく決めるのは品種です。ほくほく系・しっとり系・ねっとり系の食感があるので、好みにより選びましょう。焼き芋に適したさつまいもは、甘みが強い品種です。以下、甘くて焼き芋におすすめの人気品種をご紹介します。

  • ほくほく系・・・鳴門金時・紅あずま・紅さつま・紅こまちなど
  • しっとり系・・・シルクスイート・紅まさり・ひめあやか・あいこまちなど
  • ねっとり系・・・安納芋・安納こがね・からゆたか・紅はるかなど

さつまいもを焼き芋にして美味しく食べるポイント

さつまいもは、収穫してすぐは甘くないものが多く、2週間以上寝かせることで甘みが増していきます。甘みを引き出して美味しく食べたいなら、収穫したては避けて、2週間~1か月保管してから食べましょう。保管するときに気を付けたいのは温度です。10℃~15℃を保ち、風通しが良く、直射日光が当たらない場所で保管しましょう。また、寒さと乾燥を防ぐために新聞紙にゆったり包み、段ボール箱や紙袋に入れて保管するのがおすすめです。

美味しい焼き芋の調理方法

美味しい焼き芋を作るコツは、低温でじっくりと調理することです。さつまいもは加熱すると、麦芽糖を作り甘みを増やす性質があります。特に、さつまいもの内部温度を60℃~70℃ほどに保つことにより、アミラーゼという酵素が働き、甘く美味しくなります。そのため、美味しい焼き芋を作るには、長時間じっくり温める調理方法が適しています。電子レンジは、焼き芋以外の料理で下処理として使うにはよいですが、焼き芋を作るときには急激に熱が加わるため、あまりおすすめしません。

トースターで作る

さつまいもを洗ってアルミホイルで包み、15分焼いた後ひっくり返してさらに15分焼きます。自宅で簡単に作れる美味しい方法です。


オーブンで作る

さつまいもを洗ってアルミホイルで包み、鉄板に並べたら余熱なしの180℃で60分焼きます。焼けたら余熱でしばらく温めると、甘みが増します。



炊飯器で作る

さつまいもを洗って炊飯器に入れ、芋の半分ぐらいまで浸かるように水を入れます(約200ml)。そのまま玄米モードで炊きます。炊けたらしばらく蒸らしてできあがりです。

写真はできあがったところです。



【まとめ】美味しいサツマイモの見分け方を知って焼き芋を楽しもう

焼き芋にすると美味しいさつまいもの見分け方と、自宅でできる焼き芋の調理方法をご紹介しました。ここでは美味しいさつまいもの見分け方についてまとめます。

【焼き芋にすると美味しいさつまいもの特徴】

  • 色が鮮やかでツヤがあり、傷や色むらがない。
  • 表面のでこぼこが少なくなめらか。
  • 太すぎず細すぎず真ん中に適度なふくらみがある。
  • 表面や切り口に蜜が出ているものは甘い。
  • 安納芋の場合は傷や色むらがなく、大きすぎず小さすぎず、ずっしりと重みがあるものが良い。

【焼き芋にすると美味しいさつまいもの選び方や美味しく作るコツ】

  • 焼き芋にすると美味しい品種は甘い品種で、食感はほくほく系、しっとり系、ねっとり系があるので好みで選ぶのが良い。
  • 焼き芋を美味しく作るコツは、収穫してから2週間~1か月ほど寝かせることと、調理のときにじっくり熱を加えること。
  • 自宅で美味しい焼き芋を作るには、トースター・オーブン・炊飯器を使うのがおすすめ。

上手なさつまいもの見分け方を知って、美味しい焼き芋を楽しんでくださいね。