冷めちゃった焼き芋を再び美味しく食べる方法とは?焼き芋の美味しさを再び!焼き芋の再加熱、温め直しはこうすべし!冷たくなった焼き芋の再加熱におすすめな3つの方法とは?

屋台だけでなく、スーパーやコンビニでも気軽に買える焼き芋。買ってすぐに食べられれば良いですが、なかなかそうもいかないときは、ありますよね。焼き芋は冷めてしまっても食べられますが、せっかくならホカホカの状態でおいしく食べたいものです。そこで今回は、焼き芋を温め直して食べたい以下のような場合に備えて、再加熱の方法をまとめました。

  • 焼き芋を買ってから家に到着するまでに、冷めてしまった
  • 帰ってきた家族に、焼き芋を温かい状態で食べてもらいたい
  • お腹がいっぱいなので、時間をおいてからアツアツの焼き芋を食べたい

もちろん、おうちで自作した焼き芋にも使える方法になっていますよ。ぜひ参考にしてみてくださいね。

焼き芋の再加熱におすすめな3つの方法

焼き芋の温め直しは、電子レンジやトースターで簡単にできます。好みにより、自分に合った方法を試してみましょう。参考までに、それぞれの方法で再加熱した場合、焼き芋がどのように仕上がるかまとめました。

  • 電子レンジ:中身はホクホク・皮は硬め
  • トースター:中身・皮ともにしっとり
  • 電子レンジとトースターの組み合わせ:中身はしっとりホクホク・皮はパリパリ

おいしさを追求するなら、電子レンジとトースターを組み合わせた再加熱がおすすめです。それでは、それぞれの方法を詳しく見てみましょう。

1.電子レンジでの温め直し

電子レンジを使った再加熱は、最も簡単な方法です。焼き芋の大きさによって、加熱する時間は異なります。温めすぎると水分が飛んでしまい、食感がパサパサになるため、短い時間で様子を見ながら加熱していきましょう。今回は、焼き芋を半分にした状態で温め直しています。1本を丸ごと温める場合は、最初の加熱時間を2分にしてみてくださいね。

  1. 焼き芋を耐熱皿に乗せ、ラップをせずに500Wで1分程度、加熱します。
  2. 温め足りない場合は、30秒ずつ追加で加熱します。
  3. 十分に温まるまで、少しずつ様子を見ながら加熱しましょう。

電子レンジで温め直した焼き芋は、ホクホクした食感に仕上がります。

【ポイント】
ラップに包むと、水っぽい仕上がりになるため、お皿に乗せたあとはそのまま加熱しましょう。加熱しすぎは、焦げの原因になってしまいます。電子レンジでの温め直しの際は、再加熱を前提に少しずつ、近くで様子を見ながら行いましょう。

2.トースターでの温め直し

トースターを使った再加熱は、じっくり低温で熱を加えることで、焼き芋の水分を保ちつつ温かい状態にできる方法です。今回は、焼き芋を半分にした状態で温め直しています。1本まるごと温める場合は、最初の加熱時間を6分にしてみてくださいね。

  1. 濡らしたキッチンペーパーで焼き芋を包みます。
  2. さらに、アルミホイルで隙間なく焼き芋を包みます。
  3. トースターに焼き芋を入れ、200℃くらいの温度で5分ほど加熱します。
  4. 焼き芋がぬるい場合は、温まるまで1分ずつ再加熱しましょう。

トースターで温め直した焼き芋は、しっとりした食感に仕上がります。

【ポイント】
なるべく早く温め直ししたい場合は、焼き芋を分割して熱が入りやすいようにしましょう。オーブンや魚焼きグリルでも、同様に温め直しができます。

3.電子レンジとトースターを組み合わせた温め直し

焼き芋の温め直し方で一番おすすめしたいのが、電子レンジとトースターを組み合わせた方法です。電子レンジでお芋を温めたあと、トースターで皮を焼くことで、「皮はパリパリ、中身はホクホク・しっとり」を再現できますよ。今回は、焼き芋をまるごと1本使って温め直しています。焼き芋の大きさによって、加熱時間を調整してみてくださいね。

  1. 焼き芋を耐熱皿に乗せ、ラップをせずに500Wの電子レンジで2分半ほど加熱します。ぬるい場合は、30秒ずつ再加熱しましょう。
  2. 電子レンジから焼き芋を取り出し、200℃くらいのトースターに入れ、2分ほど加熱します。
  3. 焼き芋を取り出します。熱いので、やけどしないよう注意しましょう。

【ポイント】
皮は焦げやすいので、トースターでの加熱の際は、近くで様子を見るようにしましょう。トースターの代わりにオーブンや魚焼きグリルを使っても、皮がパリっと仕上がります。

すぐに食べない焼き芋の保存方法

焼き芋をすぐには食べず、あとから温め直して食べたい場合、保存期間の目安は以下の通りとなっています。

  • 常温:1日
  • 冷蔵:3~4日
  • 冷凍:1か月

菌の繁殖を防ぐため、暖かい日や一度口をつけた焼き芋を残す場合には、常温保存は避けましょう。冷蔵保存する場合は、焼き芋の熱が冷めた状態で水分をふき取り、ラップで隙間なく包みます。しばらく食べる予定がない場合は、冷凍での保存も可能です。冷蔵の場合と同様、熱と水分を取った上で、密閉するようにしてくださいね。

夏場の焼き芋保存方法

夏場の焼き芋は、腐りやすいので注意が必要です。常温保存なら当日中に食べないと腐ってしまう場合があります。焼き芋はラップに包んで冷蔵、または冷凍で保存がおすすめです。ラップで包む前に、ペーパータオル等で水分を取り除くと、さらに腐りにくくなります。冷蔵で3〜4日、冷凍で4週間ほど保存可能です。もともとさつまいもには100gあたり4gの食物繊維が含まれていますが、冷たくすることでレジスタントスターチ(別名、軟消化性でんぷん)が形成されます。レジスタントスターチは、デンプンでありながら、食物繊維と同様の働きをする成分です。冷蔵した焼き芋は、温めてもよいのですが、そのまま輪切りにしていただくと、レジスタントスターチも摂取できます。

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まとめ

アツアツの焼き芋をすぐに食べず、冷めた状態から温め直す場合、3つの方法で再加熱ができます。どのように対応すればよいか、改めて内容を見てみましょう。

  • 電子レンジで温める場合、焦げないように様子を見ながら2分ほど加熱する
  • トースターで温める場合、濡らしたキッチンペーパーとアルミホイルで焼き芋を包み、6分ほど加熱する
  • 皮まで食べるなら、電子レンジで2分半ほど加熱したあと、トースターで2分くらい焼き、パリパリに仕上げる
  • トースターではなく、魚焼きグリルやオーブンでも代用できる
  • 焼き芋をすぐに食べない場合は、冷蔵や冷凍で保存し、食べるタイミングで温め直す

熱を加えた焼き芋を取り出す際は、やけどに気をつけましょう。好きなタイミングでホクホク・しっとりの焼き芋を楽しんでくださいね。