さつまいもはふかし芋が最強!自宅でさつまいもを食べる時は、蒸かし芋が断然オススメ!食べきれなくても干し芋や保存食として有効活用が出来ます!残った蒸かし芋で作る!干し芋、天ぷら、焼き芋も

家庭でさつまいもを食べるときは、蒸かして食べることをおススメします。なぜなら、残ってしまったときに美味しいく再利用できるからなのです。もちろんさつまいもはいろいろな食べ方があり、大学芋や芋ご飯、スイーツ作りにも活躍しますよね。しかし、最初から料理を決めていないときは、とりあえず素材そのもの、さつまいもの美味しさを堪能してください。そして、残ったら、再利用をしましょう。今回は、蒸かし芋再利用を2つのレシピに分けてご紹介します。参考にしていただけますと幸いです。(使用したさつまいもは紅あずま、安納芋の2種です)

蒸かしただけでさつまいもは美味しい!

さつまいもというと連想するのが、「石~やきいも~」の呼び声ではないでしょうか?確かに石焼き芋は美味しいです。しかし、家庭で作るときは一般的に、蒸かしておやつに食べるというのが多いのでは?最近では、蒸かしただけでもスイーツのような甘さの強い品種も多いので、十分に美味しく味わえます。

食べきれなかった蒸かし芋、どんな利用法があるの?

蒸かし芋を作るときは、大抵2~3本まとめて行いませんか?しかし思った以上に食べてくれなくて、残ってしまうこともありますよね。そんな時は、迷わず干し芋を作りましょう。干し芋にしておくことで、バリエーションのある食べ方ができ、おすすめです。しかも日持ちが良くなり、せっかくの美味しいサツマイモを、無駄にすることもなくなります。

冬の保存食におすすめ

蒸かしたてのさつまいもは大変美味しいです。最近では夏場に喜ばれる食べ方で、冷凍した冷たい焼き芋も人気があります。保存方法の一つとして冷凍もアリですが、冬の保存食&おやつにおススメなのが、干し芋です。干す日数などにより、長期間の保存も可能になります。そのままでも、もちろん美味しくいただけますが、ストーブの上でさっとあぶって食べる干し芋は、冬場の楽しみでもあります。

超簡単作り方!

〔用意するもの〕

  • さつまいも(蒸かしたもの)
  • バターナイフやスプーン(皮をむくときに便利)
  • よく切れる包丁
  • 切った芋を並べるザル

さつまいもはそのままでも食べられるほどに蒸かして置く。(食べ残しでOK)かじってしまった残りは、口を付けたところは切り落とします。(もったいないので食べてしまいましょうね!)

〔作り方〕

  1. 調理済(蒸かす・焼く)のさつまいもの皮をむく。
  2. さつまいもを繊維に沿って立て方向に切る。
  3. しっぽ(端部分)は切り落として1cmくらいの厚さになるように切る。(薄すぎると割れやすく、厚すぎると乾きにくいので気を付けましょう)
  4. ザルなどに並べて風通しの良い所で干す。時々ひっくり返しながら両面をしっかり干します。

干し芋ってどれくらいまで干せばいいの?

干し芋を作る際の干す日数の目安は、3~4日から1週間以上までと、食べ方や利用方法によってさまざまです。干した芋をそのまま食べる場合に1番美味しいのは、3~5日です。表面は乾いていて、中はトロっとした半生状態で、添加物の無いスイーツのようです。さらに干し続け、1週間以上干すと少し硬くなりますが、水分が抜けて長期保存も可能になります。しっかり干しあがったサツマイモを、1枚ずつラップなどに包んで、冷凍保存しておくと1年ぐらい持ちますので、食べ残ってしまった場合は干しておき、別の食べ方をするか冷凍保存するのがおすすめです。

干し芋の食べ方とおすすめレシピ

干し芋の食べ方はバリエーションが豊富です。そんな干し芋の食べ方アラカルトをいくつかご紹介します。

ぜひ!そのままで

3~5日干したさつまいもは、ぜひそのままで食べてみてください。おやつや夜食にして最適ですし、食感・甘みともベストな状態なので、毎日でも食べたいほどになること間違いなしですよ!

干し芋の天ぷら

干し芋の天ぷらもおすすめです。蒸かしてあるので長く揚げる必要もなく、衣がカリッとなるだけで良いので、調理時間の短縮になります。

干し芋の赤ワイン煮

少し硬くなった干し芋を赤ワインで煮ると、コンポートのようになり、美味しくいただけます。干し芋に十分甘みがあるので、何も加えなくてもOKです。赤ワインの呑み残しがあるときなどにおすすめですよ!

蒸かす以外でほしいもはできる?

もちろんできます。焼き芋でも問題なくできますので、家庭でできる簡単焼き芋の作り方もご紹介します。

オーブントースターで作る焼き芋

家庭用オーブントースターでも、焼き芋が作れるってご存じでしたか?

  • よく洗ったさつまいもを、濡らしたキッチンペーパーで包みます。
  • 濡らしたキッチンペーパーで包んだ上から、さらにアルミホイルを巻いて両端をひねる。
  • アルミホイルを巻き終わったさつまいもを、オーブントースターに並べ入れる。
  • 15分焼いたら、ひっくり返して反対側も15分程度焼く。

竹串を刺してスッと通ったら出来上がり。アルミホイルは高温になっていますので、やけどしないように取り出してくださいね!オーブンレンジ使用も同じ要領です。余熱無しの160度90分目安で焼きます。

まとめ

さつまいもはいろいろな品種があり、特別に他を加えなくても、蒸かしたり焼いたりするだけで、とても美味しく食べることができます。しかし、多めに作ってしまい、残ってしまったときの利用方法が……と悩むこともありますよね。そんな時におすすめなのが、干すことです。干し芋は旨味や甘さが増す上に、長く保存することができるので、大変おすすめできます。
干し芋作りに最適な寒さが増しているこの時期に、ぜひチャレンジしてみてはいかかでしょうか。