さつまいもブームが白熱しており、最近では、各店がさつまいもを使った料理やスイーツを出店するフェアが開催されています。一方、映画やドラマ、漫画などの世界でもさつまいもスイーツが登場しているのはご存知ですか?この記事では、多くの方の生活の一部になっている映画・ドラマ・漫画に登場するさつまいもスイーツを紹介します。現実の世界でも食べられているさつまいもスイーツが盛りだくさんなので、ぜひチェックしてみてください。
映画・ドラマ・漫画に登場するさつまいもスイーツを紹介!
映画・ドラマ・漫画の世界で取り扱われているさつまいもスイーツを紹介します。現実の世界でも昔から多くの方に愛されている定番スイーツが中心です。
スイートポテトと言えば映画「おしりたんてい」夢のジャンボスイートポテトまつり
小学生を中心に絶大な支持を誇る「おしりたんてい」の映画では、定番のスイートポテトが登場します。取材を受ける日に、腰を痛めてしまった喫茶店のマスター。そのマスターの代わりにおしりたんていが、とあるトラブルから急遽、巨大なスイートポテトを皆で協力して作ることになります。スイートポテトは無事に完成するのか、おしりたんていはマスターの代役を無事に勤めあげることができるのか、ぜひ見届けてみてください。
焼き芋と言えば「ドラえもん」
国民的アニメである「ドラえもん」にも、さつまいもの王道スイーツ「焼き芋」が登場します。実は、ヒロインである源しずかちゃんの一番の大好物が、焼き芋です。彼女の焼き芋愛は、選ぶときに目を輝かせるほどですが、しずかちゃんは焼き芋が好きなことを恥ずかしがって、なかなか口に出そうとしません。しまいには、せっかく買った焼き芋を、「人から貰ったけど嫌いだから」と、嘘をついてのび太達にあげてしまいます。
「ヤキイモの気持ち」というお話の中では、しずかちゃんがどれほど焼き芋が好きかを、ひみつ道具で知ったドラえもんとのび太が、どうにかしてしずかちゃんに食べて貰いたいと奮闘するエピソードがあります。しずかちゃんは自分の気持ちに正直になり、無事に焼き芋を食べることができたのか必見です。
芋チップスと言えば「進撃の巨人」
進撃の巨人の作中にも、サシャ・ブラウスが薄切りにしたさつまいもを揚げた、「芋チップス」を食べる描写があります。第104期訓練兵団を優秀な成績で卒業した彼女ですが、人並みに食の好みはある様子です。その芋チップスは、過去に大手コンビニエンスストアにて販売されました。チップスといったらじゃがいもがオーソドックスかもしれませんが、さつまいもは揚げると、甘味とパリッとした食感が合わさった独特の味を楽しむことができます。
自宅でも作ることができるスイーツなので、気になる方はぜひ試してみてください。
韓国ドラマでの「サイダー」と「さつまいも」
こちらは、おまけエピソードです。韓国のドラマでは、さつまいもを用いた比喩表現があるので紹介します。
コグマドラマとは?
韓国語でさつまいもは「コグマ(고구마)」、サイダーは「サイダ(사이다)」と言います。一見何の関係もなさそうな「さつまいも」と「サイダー」ですが、食べた直後について着目してみてください。サイダーは、シュワッと爽快で、スッキリとした後味なのに対し、さつまいもは、ほくほくとしているので喉に引っ掛かり、サイダーより飲み込みに苦労します。
ここから、「モヤモヤして喉がつまる、スッキリしない」展開のドラマを韓国では「コグマドラマ」比喩して呼ぶことがあります。逆に、すっきりとした展開の場合は「サイダ」と言うようです。
「コグマドラマ」の代表作
コグマドラマの代表作として、「応答せよ1988」が挙げられます。舞台は1988年、高校生の主人公の将来の夫がなかなか明かされないまま物語が進むので、コグマドラマと言われています。加えて、将来の夫候補の中でも、曖昧な三角関係が続く表現や、視聴者を混乱させるエピソードもあるので、韓国で人気のある作品である一方、後味の悪い「コグマ」な一面が癖になるとも言えます。
定番・絶品さつまいもスイーツを五感で楽しもう!
映画・ドラマ・漫画に登場するさつまいもスイーツと、韓国で使われているさつまいもを使った比喩表現を紹介しました。さつまいもは、スーパーで簡単に購入でき、アレンジも豊富なところが、さまざまな世界で愛されている理由なのかもしれません。また、好きな「推しキャラ」と同じスイーツを食べて、感想などを共有するのも楽しいです。最近では、さつまいもを使ったフラッペやクッキーなども登場していますので、味や匂いだけではなく、耳や見た目なども合わせた五感を使ってさつまいもスイーツをぜひ味わってみてくださいね。