「ひとくち焼き芋」を探して食べてみた!焼き芋ブームは焼き芋文化をより身近に手軽にした!?安納芋は安納芋の良さが出ているねっとり仕様!紅はるか使用のひとくち焼き芋も

焼き芋ブームと言われている中、様々の焼き芋が世の中に出揃った感じでもあります。木枯らし一号と言われる10月中旬~11月下旬に北よりの風速8メートルの風が吹くと無性に食べたくなるのが焼き芋かもしれません。しかし、先にも述べた通り、空前の焼き芋ブーム。夏には夏の…秋には秋の…冬には冬の…焼き芋があります。その証拠に、さつまいもの祭典「さつまいも博」は夏と冬に開催され、沢山の人出があります。因みに2023年夏のさつまいも博は8月17日(木)~20日(日)の期間、新宿住友ビル三角広場にて「夏のさつまいも博」夏のさつまいもは、何を語る。と出して開催されるようです。今回は「夜のさつまいも博」として18時~20時の開催でお酒(日本酒・焼酎)を振る舞う予定でもあるようです。話が少しズレましたが、空前のさつまいもブームで生まれたもの、生まれた商品も数々あります。ねっとり系を代表するような焼き芋以外にも

干し芋

最近はダイエットでも人気の干し芋。有名モデルや有名女優が持ち歩くおやつとして常備していたりと話題も多い干し芋は、蒸したさつまいもをスライスし、乾燥させた元祖自然食品とも言われています。栄養価もタンパク質は焼き芋の2倍あったり、カルシウム、亜鉛、鉄分、食物繊維、ビタミンB、ミネラルが豊富で特に女性に人気のスイーツでもあります。昨今のさつまいもブームに乗り、市場もどんどん大きくなっており、品薄だった時期もあるほどです。

大学芋

揚げたさつまいもに甘い蜜をからめて胡麻をまぶしたスイーツが大学芋です。なぜ?大学?ということは諸説あるようです。大学生の間で人気が出たから?の人気説。大学生が学費を稼ぐために売っていたから?の販売説。大正時代~昭和時代にかけて商品名に「大学」を付けることがブームになったから?の大学ブーム説等、色々とあるようです。発祥の地についてもこれまた諸説あるようですが現在有力とされているのが東京大学赤門前にあった甘味屋「三河屋」発祥説が有力のようです。この大学芋も昨今のさつまいもブームで新しいタイプの大学芋が開発され、人気になったりしているようです。

この辺りはさつまいもブームだから生まれたというより以前から存在したものが空前のさつまいもブームで更に脚光を浴びて新しく生まれ変わったものもあります。そんな新しく生まれ変わったと言えば、焼き芋の中で…これは新しく生まれた!?なのかもしれません。そのカテゴリは「ひとくち焼き芋」なる商品です。「ひとくち焼き芋」は、物凄くシンプルな商品で、さつまいもを切り、焼成(遠赤外線を中心に特殊な焼成方法が用いられる)した焼き芋の小分けされた袋に入っている商品です。原材料を見てみても「さつまいも(国産)」のみ。昨今の添加物の多い食品の中では極めて稀な無添加食品になります。

実はこのひとくち焼き芋
物凄く人気なのです。

「ひとくち焼き芋」を食べてみた

コンビニやスーパー、そしてネットで簡単に購入…ちょっと待った!人気があり過ぎて、コンビニやスーパーではほぼ購入できない、売っていたら即買いレベルの商品になっていたのだ。それは、さつまいもの季節じゃないからでしょ?勿論、季節から少し外れている時期ですが、季節の時期には、ほぼ購入することが出来ない!品薄状態だったようです。

そんな「ひとくち焼き芋」、入手できたのは3つ。でも1つは、在庫を確認したら無かったので送付できませんとのことで結局、手元には2つ。試食できたのは2つの異なる「ひとくち焼き芋」です。

TSURUYA 【有機】九州産安納芋使用 しっとりやわらか ひとくち焼き芋

パッケージはレトルトパウチタイプ。「さつまいも本来の甘味をいかしたひとくちタイプの焼き芋です。」「そのままでも美味しく召し上がれますが、袋からとり出し、電子レンジやトースターなどで温めていただきますと、柔らかくなり、甘味が増して美味しくお召し上がりいただけます」とのこと。開封しただけで焼き芋の香ばしい香りが漂ってきます。パッケージに書かれていた通り、電子レンジでレンジアップして食べるために、手で取り出すと…既に安納芋独特のねっとりとした柔らかさと手には蜜のようなものが付きます。

そのまま電子レンジでレンジアップすると、香り、柔らかさ…これ、もう安納芋の焼き芋そのものでしょ?ねっとりとした食感、強い甘さ、蜜なのか?手が少しべたべたになるけど…これ、間違いなく美味しいし、手軽だし、これはハマること間違い無しではないでしょうか?

栄養成分表示100g当たり

エネルギー 146kcal
たんぱく質 0.9g
脂質 0.1g
炭水化物 35.4g
食塩相当量 0.1g

TOKANDO やきいもころころ(国産紅はるか使用)

パッケージは紙のような感じのPP素材タイプ。甘みがぎゅっと。おいしいひとくちサイズ。お好みで温めても冷やしてもOK。温めると「ホクホク食感」(袋から取り出して温めた後にアイスやバターを乗せても美味しくいただけます。)冷やすと「とろける食感」(冷凍保存もOK!自然解凍で、シャーベット感覚の焼き芋に)とのことなので、「TSRUYA 【有機】九州産安納芋使用 しっとりやわらか ひとくち焼き芋」と同じ電子レンジでレンジアップしてみた!少しさっぱりとした感じでねっとりとした食感は少な目。

見た目はさつまいも(紅はるか)と分かるような感じの切り口になっています。さつまいものところどころに焼き目があり、焼き芋~な感じが伝わってきます。そして、香りは…まさに焼き芋。さっぱりとした感じのひとくち焼き芋が好きな方にはこちらのような気がします。

栄養成分表示100g当たり

エネルギー 151kcal
たんぱく質 1.4g
脂質 0.2g
炭水化物 39.0g
食塩相当量 0.03g

ひとくち焼き芋は美味しいのだ

手軽であること。そして身近であること。昨今の焼き芋ブームは焼き芋をより身近にしたのかもしれません。コンビニへ行けば、焼き芋、さつまいもスナックが棚にあるし、季節になればスイートポテトが手軽に購入できます。そして今回、試食した「ひとくち焼き芋」は、まさに焼き芋そのものの無添加自然食品なのです。焼き芋を美味しく作るにも

このような感じで実は手間暇がかかります。

時短で出来る!と思ってもこれくらいは必要になります。

最近は焼き芋ダイエットもブームでこんな感じになります。

でも美味しく手軽で身近にあるということで言えば「ひとくち焼き芋」がぶっちぎりでNo1なわけです。手軽に身近で美味しい。これ、焼き芋ではなかなか出来ない、無いと思っていましたが…焼き芋ブームで生まれた新しいタイプ焼き芋なのかもしれません。