美味しいスイートポテトを作りたいけれど、どのさつまいもの品種を使えば良いか迷っていませんか?焼き加減や砂糖、バターの種類も大切ですが、実はさつまいもの種類が味を左右する重要なポイントなのです。多くのレシピでは作り方や材料に焦点を当てていますが、さつまいもの種類にまでこだわったレシピはあまり見かけません。この記事では、手作りスイートポテトがまるでお店のような味になるさつまいもの選び方と作り方を詳しく紹介します。例えば、甘さとしっとり感が特徴の「紅はるか」や濃厚な味わいが楽しめる「安納芋」など、ねっとり系の品種を使うと、プロ級のスイートポテトが自宅でも簡単に再現できます。最後まで読むことで、美味しいスイートポテトのコツを知ることができ、次回、自宅でスイートポテト作りがさらに楽しく、美味しくなるはずです!
スイートポテトを作るならどのさつまいもの品種が向いている?
美味しいスイートポテトを作る決め手は何でしょうか?焼き加減、さつまいもの加熱方法、砂糖やバターの種類など、どれも大切な要素ですが、意外に見落とされがちなポイントが「さつまいもの種類」です。作り方や材料にこだわったレシピはたくさんありますが、さつまいもの種類にまでこだわったレシピはなかなか見かけません。この記事では、手作りスイートポテトがお店の味にぐっと近づくさつまいもの選び方と、美味しいスイートポテトの作り方を紹介していきます。さつまいもを買うとき、特に品種は気にせず買う方も多いのではないでしょうか?しかし、さつまいもは品種によって特性があり、作りたい料理に合わせた品種を選ぶと料理の美味しさが跳ね上がります。さつまいもの種類は実に多くありますが、スイートポテトはスーパーで手に入る品種でも美味しく作ることができます。まずは数あるさつまいもの中で、スイートポテトに合う品種を紹介していきます。
紅あずま(ベニアズマ)
スーパーでよく見かける品種です。甘みが強く、ほくほくとした食感が特徴です。スイートポテトにするとクリーミーな仕上がりになります。
紅はるか(ベニハルカ)
紅あずまに続いて店頭で見かけることが多い品種ですが、甘さが際立ち、よりしっとりとした食感が特徴です。スイートポテトにすると滑らかな口当たりになります。
安納芋(アンノウイモ)
糖度が高く、加熱するだけで非常に甘くなり、ねっとりとした食感が特徴です。スイートポテトにすると濃厚な味わいになります。
シルクスイート
絹のような滑らかさと甘みが特徴です。スイートポテトにすると非常にクリーミーな仕上がりになります。
選ぶべきは「ねっとり系」さつまいも品種
さつまいもには大きく分けて、ほくほく系、ねっとり系、しっとり系の3タイプがあります。それぞれに良さがありますが、中でもオススメなのは「紅はるか」や「安納芋」を筆頭とするねっとり系のさつまいもです。最近流行りのさつまいも専門店のスイーツを食べたことがある方は分かるかと思いますが、このようなお店には、これまでのさつまいもスイーツとは明らかに違う最先端な美味しさがあります。そのプロの味を自宅でも再現できる品種がねっとり系なのです。これまでのさつまいもを使ったお菓子はほくほく系のさつまいもで作られることが多かったですが、全国で様々な品種が生まれ、また、様々な品種が手に入れられるようになり、スイートポテトの美味しさの幅が広がりました。
美味しいスイートポテトの作り方
美味しいスイートポテトをつくるには品種も大切ですが、美味しい作り方も大切です。スイートポテトは難しい工程もなく、初心者でも作りやすいスイーツです。栄養価も高く、食物繊維も豊富で、身体にも嬉しいヘルシーなおやつでもあります。
材料(作りやすい分量)
- さつまいも:250g(約1本)
- バター:10g
- 砂糖:大さじ1
- 生クリーム:大さじ1
- 卵黄:1個分
作り方
さつまいもは皮付きのまま予熱なし160度のオーブンで90分焼きます。
焼き芋を作ります。実は初っ端にしてここが美味しさの最大ポイントです。茹でる、蒸すといった加熱方法ではなく、焼き芋にすることで、さつまいもの甘さを最大限に生かしたスイートポテトが作れます。簡単ですが、時間はかかるので、面倒な方は市販の焼き芋を使いましょう。その際はねっとり系の品種かチェックしてみてくださいね!
皮を除き、滑らかになるまで潰します。
除いた皮はなるべく大きめのサイズになるようにしましょう。後の成型過程で使用します。焼き芋にすると、裏ごしをしなくても、裏ごししたような滑らかさになります。このままでも十分に美味しいのですが、更に美味しくしていきますよ。
砂糖とバターを加えてよく混ぜます。
バターを小さめに切っておくと馴染みやすくなります。冷たいと溶けずに残ってしまうことがあるので、室温に戻しておきましょう。意外とバターを均一に混ぜるのは難しいので、よく混ぜて、固体が残っていないかチェックしてください。
卵黄の半量を加えてよく混ぜます。
残りの卵黄は最後に塗り卵として使うので、残しておくのを忘れずに。ここは全卵ではなく卵黄を使いましょう。濃厚さが違います。余った卵白は揚げ物の衣付けやスープに使うと無駄になりません。
生クリームを加えてよく混ぜます。
生クリームが無い時は牛乳でもオッケーです。でも、やはり生クリームにすると濃厚さが違います。
さつまいもの皮を皿にして、混ぜたものをこんもり乗せます。
先程残しておいたさつまいもの皮を底に置き、スイートポテトを乗せます。乗せるときはスプーンや食事用のナイフが便利です。意外と沢山乗せられますよ!大体さつまいも1本分の量で大ぶりなら4個、小ぶりなら6個前後作れます。
表面に卵黄を塗ります。
刷毛が無い場合はスプーンでも代用出来ます。卵黄を塗りながら、表面の凹凸を少し整えてあげましょう。あまり強い力を入れてしまうと、潰れたり表面が削れてしまうので、くれぐれもさつまいもへの優しさを忘れずにお願いします。
200度に予熱したオーブンで10分焼きます。
いよいよ完成目前です。スイートポテトの良いところは焼き時間も短いところです。
美味しいさつまいもの品種と美味しい作り方が組み合わさると、自宅でもプロ級の味が楽しめます!次に青果コーナーに立ち寄った際には、ねっとり系のさつまいもが売られているか是非チェックしてみてくださいね。
まとめ
美味しいスイートポテトを作るには、さつまいもの品種選びが重要ということを説明してきました。スイートポテトを作るうえで焼き加減や加熱方法、砂糖やバターの種類、量なども大切ですが、さつまいもの種類が実は、味を左右します。特に「紅はるか」や「安納芋」といった「ねっとり系」のさつまいも品種は、滑らかで濃厚なスイートポテトに仕上がり、自宅でもお店の味を再現できます。近年、さつまいも専門店のスイーツの人気が高まっており、その美味しさを家庭で楽しむためには、ねっとり系のさつまいもを使うことがポイントです。また、スイートポテトの作り方もシンプルです。まず、さつまいもをオーブンで焼き、甘さを引き出します。皮を除いて滑らかに潰し、砂糖、バター、生クリーム、卵黄を加えて混ぜ、さつまいもの皮に乗せて焼き上げるだけで、クリーミーなスイートポテトが完成します。バターや生クリームを使うことで、さらにリッチな味わいになります。
次回、青果コーナーでねっとり系のさつまいもを見つけたら、是非!スイートポテト作りを試してみてください。自宅でプロ級のスイートポテトが楽しめますよ。「どこで買ってきたの?」と聞かれること間違い無しです。ポイントは「さつまいもの品種」を忘れないでくださいね。