さつまいもは太りやすい?さつまいもダイエットのメリットとデメリットを徹底解説!さつまいもはダイエット食品に向いている!美肌や美容効果も!

ごはんのおかずやスイーツなど、なににでも合うさつまいも。実はダイエットに向いている食材であることをご存知でしたか?本記事では、さつまいもダイエットの方法と、メリット・デメリットについて解説します。

簡単なダイエット方法を知りたい
今までダイエットが続かなかった……
ダイエット中でも甘いものが食べたい

上記に当てはまる人は、ぜひ最後まで読んでみてください!

さつまいもダイエットとは?

さつまいもダイエットのルーツは韓国。韓国のアイドルが、主食をさつまいもに置きかえる「コグマダイエット」で減量に成功したことで、若い女性たちを中心に話題となりました。さつまいもに含まれる成分にはダイエットや美容効果に期待が持てるといわれており、日本でも人気の高いダイエット方法です。

さつまいもダイエットのやり方

さつまいもダイエットの方法はいたってシンプル。いつもの主食やおやつを、さつまいもに置きかえるだけです。1日の食事のうち1食の主食をさつまいもに置きかえるいつもの間食をさつまいもに置きかえる朝食1食分をさつまいもに置きかえる

さつまいもは炭水化物なので太りやすいイメージがありますが、お米やパンに比べると低カロリーです。また、さつまいもは低GI食品のため、血糖値の上昇をおだやかにし、肥満のリスク軽減の効果が期待できます。ついついおやつに菓子パンやスナック菓子を食べてしまう人は、代わりにさつまいもに置きかえてみてはいかがでしょうか?ただし、食べ過ぎてしまっては意味がないので、1日あたり150gを目安に摂取するのがおすすめです。

おすすめの食べ方

さつまいもダイエットを成功させたい人におすすめの食べ方を3つご紹介します。

焼く・蒸す

シンプルに焼く・蒸すといった調理方法が簡単で続けやすく、おすすめの方法です。ポイントは、バターや砂糖を使用しないこと。あれこれ味付けをしたくなってしまいますが、油や調味料を使用すると余分なカロリー摂取することになり、せっかくのダイエット効果が減少してしまいます。なにも付けずに、そのまま食べるのがよいでしょう。

皮ごと食べる

さつまいもの皮には、食物繊維やポリフェノールなど、多くの栄養が含まれています。皮に含まれる「クロロゲン酸」には脂肪を燃焼したり、血糖値の急激な上昇を抑えたりする働きがあり、ダイエット効果に期待が持てます。栄養たっぷりの皮を捨ててしまうのはもったいないので、まるごと食べましょう!

冷やして食べる

さつまいものでんぷんは、一度加熱してから冷やすと「レジスタントスターチ」という成分に変化します。レジスタントスターチは腸内細菌のエサとなり、腸内環境を整えたり、排便を促す働きがあります。また、血糖値やコレステロール値の上昇を抑える作用もあるため、ダイエットに向いている成分であるといえるでしょう。さつまいもを一度加熱したあとに冷蔵庫で休ませ、冷やし焼きいもにするのもおいしいですよ。

さつまいもダイエットのメリット

さつまいもダイエットはメリットが多く、手軽にはじめられて継続しやすいダイエット方法です。
メリットを3つ紹介します。

満腹感が得られやすい

さつまいもは、不溶性食物繊維が多く含まれる食品です。不溶性食物繊維には体内で水分を吸収して膨らむ性質があり、ゆっくりと消化されます。そのため少量でも満腹感が得やすく、腹持ちがよいのが特徴です。

ダイエット中の一番の試練は、空腹に耐えることですよね。腹持ちのよいさつまいもを食べることで、ダイエット中の空腹感を軽減できるでしょう。

デザート代わりになる

さつまいもはスイーツにもよく使われる食材であり、ほどよい甘さが魅力ですよね。ダイエット中は、デザート代わりにさつまいもを食べるのもおすすめです。

ダイエットとなると、ケーキやクッキーなどのスイーツは控えなければいけませんが、どうしても甘いものが食べたくなるときもありますよね。「甘いものが大好きだけど減量したい!」という人にも、さつまいもダイエットはぴったりです。

甘いさつまいもでスイーツ欲も満たせるので、ストレスの少ないダイエット方法といえるでしょう。
ただし、食べすぎには注意してくださいね。

アンチエイジングに効果的

さつまいもには、ビタミンC・ビタミンEが多く含まれています。ビタミンCはコラーゲンの生成や、シミ・そばかすのもとであるメラニン色素を抑制する働きがあるといわれています。ビタミンEには抗酸化作用があり、シミ・しわなどの肌の老化防止につながるためアンチエイジング効果が期待できますよ。

さつまいもダイエットを続けることで、体型だけでなくお肌も美しくなれるのは嬉しいポイントですね!

さつまいもダイエットのデメリット

誰でも簡単に取り組みやすいさつまいもダイエットですが、いくつか注意点もあります。ポイントを押さえて楽しくダイエットを続けましょう!

腹痛・下痢の原因になる

さつまいもは食物繊維を多く含みます。食物繊維にはさまざまな健康効果があるとされていますが、過剰摂取すると腹痛を引き起こしたり、お腹がゆるくなったりする場合があるので注意しましょう。特に、体調が優れないときや胃腸の調子が悪い日は、悪化してしまう可能性があります。

おならが出やすくなる

「さつまいもを食べるとおならが出る」という話を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?

これには、さつまいもの食物繊維が関係しています。食物繊維は、腸の中で腸内細菌(善玉菌)に分解されるときにガスが発生するのです。これが、おならのもと。さらに、食物繊維は腸の動きを活発にするため、食物繊維を豊富に含むさつまいもを食べると、おならが出やすくなるといわれています。このおならは臭いはほとんどしませんが、状況に応じて食べるタイミングに注意してくださいね。

飽きやすい

ダイエット期間中は、毎日の食事のどこかでさつまいもを食べることになるので、期間が長くなるにつれて飽きてしまう可能性が高いです。カロリーを抑えるためにも過度な味付けはNGなので、さつまいもそのものの味が好きでない場合は辛くなってしまうでしょう。

そのままのさつまいもが大好きな人なら問題ありませんが、「味がついていないのは厳しい……」という人は、まずは短期間で挑戦するのがおすすめです。

楽しくダイエットを続けよう!

本記事ではさつまいもダイエットのメリット・デメリットをご紹介しました。さつまいもは健康・美容効果に期待ができ、ダイエットにうってつけの食材です。方法はとても簡単なうえに、甘くておいしいさつまいもを毎日食べられるので、これからダイエットを検討している人は、ぜひさつまいもダイエットを取り入れてみてはいかがでしょうか?

無理なく楽しくダイエットに挑戦してみてくださいね。