さつまいもの効果・摂取するタイミングは、前回の記事でご説明しました。次に、美味しいさつまいもの見分け方・おすすめの銘柄・レシピについて解説していきます。
「さつまいもの見分け方が分からない」
「自分に合った銘柄を見つけたい」
「脂質が少ないレシピが知りたい」
トレーニーがさつまいもを、買ったり食べるときに、知りたい情報を厳選しましたので、しっかりとチェックしていきましょう!
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美味しいさつまいもの見分け方
せっかくいただくなら、美味しいさつまいもを食べたいですよね。実は見分けるコツが3つあるので、ご紹介していきます。
皮の色が濃い
美味しいさつまいもは、皮の紫色が濃く見える特徴があります。鮮やかなのは、健康な状態で育ったことを表しており、色で見分けることができるので、誰でも判別することが可能です。
表面がきれい
さつまいもには、少ながらず「ひげ根」や「デコボコ」がありますが、表面がきれいであるほど、繊維や筋が少なく、食べやすい食感となります。ひげ根が硬く細かいさつまいもは、避けるようにしましょう。
切り口に蜜がついている
糖度の高いさつまいもは、断面に蜜がついており、空気で乾燥することで黒くなります。スーパーなどで切り口が見える状態で、販売している場合は、チェックしてみるとよいでしょう。
糖度の高いさつまいもを、「ふかし芋」や「干し芋」に調理して、ダイエット・減量中でも、満足感のある食生活を手に入れましょう!
おすすめのさつまいも銘柄
お菓子やアイスなどのスイーツは、基本的に脂質が高い傾向にあるため、トレーニーの天敵ともいえる存在です。そのため、甘いさつまいもほど、ダイエット中の満足感が上がります。
今回は、糖度の高いさつまいもに絞って、4つ紹介していきます。
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安納芋
安納芋は、鹿児島県種子島が産地のさつまいもで、糖度が高く、ねっとりした食感が特徴です。ダイエットをしているときは、お菓子やアイスなど、脂質が高いものが制限されるので、自然な甘みを摂取できる、安納芋はダイエット中におすすめです。
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紅はるか
紅はるかは、「九州121号」「春こがね」の品種交配によって誕生したさつまいもです。安納芋と同じく、ネットリ系に分類され、非常に強い甘みを持っています。そのため、焼いたり、ふかすだけでも、充分甘みのある美味しさを感じることができます。
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シルクスイート
シルクスイートは、「春こがね」「紅まさり」の品種交配によって誕生したさつまいもです。収穫後の時間によって、食感が変化する珍しいさつまいもで、時間が経つほど、糖度が高くなります。市場で出回る本数は少ないですが、見つけたらぜひ食べたい品種の1つです。
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鳴門金時
鳴門金時は、徳島県鳴門市大毛島が発祥のさつまいもで、ホクホクとした食感と、美しい黄金色が特徴です。焼き芋や天ぷらにおすすめで、ダイエット中はあまり食べることができませんが、チートデイ(好きなものを食べれる日)やダイエット終わりに食べたいさつまいもです。
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トレーニーにおすすめのさつまいも調理法
いずれの調理法も、60~70℃前後の温度で活性化される「βアミラーゼ」という消化酵素によって、さつまいもに含まれる「でんぷん」が、甘みの強い「麦芽糖」に変化します。目的に応じた調理法で、美味しくさつまいもをいただきましょう。
蒸す
さつまいもを蒸す代表的な料理は、「ふかし芋」があります。ふかし芋は、さつまいもの糖度・水分量を保ったまま調理するので、満足感を得ることができます。蒸す作業だけで、簡単に作れるのも魅力の1つです。
茹でる
さつまいもは茹でることで、スイートポテトなどさまざまな料理に使用されます。茹でることで、さつまいもの水分量が多くなり、時間が経って冷めてしまっても、パサパサしない特徴があります。
NG:焼く・揚げる
さつまいもを「焼く・揚げる」といった調理法は,、ほどんどのでんぷんが麦芽糖に変化し、GI値が高くなり、脂肪と取り込みやすくなってしまいます。普段の食事では特に問題はありませんが、ダイエット中は、極力控えるようにしましょう。
トレーニーにおすすめのさつまいもレシピ
ふかし芋
材料:さつまいも、耐熱皿、ペーパータオル、サランラップ
1.さつまいもを洗い、ペーパータオルで包む
2.耐熱皿の上にのせ、ラップをした後、電子レンジ(600W)で約3分加熱
3.均等に熱を通すために、逆側も約3分加熱
4.電子レンジから取り出し、さつまいもの中心に竹串を刺す。スムーズに入れば完成
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干し芋
材料:さつまいも、蒸し器、乾燥ネット
1.さつまいもを洗い、蒸し器の中に入れる
2.沸騰後、弱火にして、1~2時間じっくりと蒸す
3.蒸し器から取り出し、さつまいもの中心に竹串を刺して、蒸し具合を確認
4.皮をむいて、少し冷めてから切る
5.乾燥ネットに、切ったさつまいもを並べる
6.日当たり・風通しが良い場所で、1週間前後干して完成
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冷やし焼き芋
材料:さつまいも、蒸し器、サランラップ
1.ふかし芋の作り方と同じ手順で、さつまいもを温める
2.さつまいもの中心に竹串を刺して、スムーズに入るか確認
3.ラップをして、冷蔵庫でお好みの時間冷やして完成
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さつまいもを美味しく食べよう!
美味しいさつまいもは、糖度が高く、お菓子やアイスなどのスイーツが食べれない時期に、ぴったりの野菜です。そのため、見分け方・銘柄を知ることは、糖度の高いさつまいもに出会うポイントとなります。糖度の高いさつまいもを、「ふかし芋」や「干し芋」に調理して、ダイエット・減量中でも、満足感のある食生活を手に入れましょう!
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