余った焼き芋の使い方!殿堂入りリメイクレシピを教えます!

「焼き芋、どうしても余らせてしまう…」と悩んでいませんか?甘くて美味しく「ねっとり」も「ほくほく」もさつまいも品種によっては楽しめる、昔ながらのスイーツです。旬の焼き芋はそのまま食べても美味しいですが、余ったときはどうしたらいいのでしょう?近所のスーパーで「安い!」と思って手軽に気軽に手が伸び、ついつい買いすぎて焼き芋を作りすぎちゃった!しかも余っちゃった!とそんな悩みを持つ方に朗報です。リメイクレシピを活用することで、余りがちな焼き芋を子供も旦那も喜ぶ「殿堂入り」の美味しい一品に変身させることができます。

解決策は、簡単で手軽なリメイクレシピにあります。焼き芋をペースト状にし、パンケーキやスイートポテトサラダにアレンジするなど、多彩な料理に活用できるのです。この方法で、余ってしまった焼き芋が新しい食感や風味を持った料理に生まれ変わります。これ本当です!この方法で解決するのは焼き芋だけと言っても過言ではありません。それは…焼き芋は、さつまいもを加熱することにより甘さや香りが、他の食材と合わせやすく、焼き芋をペースト状にすることで更に料理の幅、使い勝手が大幅に上がります!え~また焼き芋~?とお子様や旦那に文句を言われることなく、家族や知人にも自慢の出来る余った焼き芋をリメイクして出来上がる極上の…いや…殿堂入りできるくらいの料理に仕上がります!この記事では、余った焼き芋、焼き過ぎて困った焼き芋を単にアレンジして料理にするだけではなく、焼き芋の料理の可能性を最大限に引き出し、むしろ焼き芋が余って良かった!と家族から思ってもらえるようになること間違いなしです。少々、長いですが最後までお付き合いください。

焼き芋は優れたスーパーフード

焼き芋100gの量

焼き芋はおいしいだけではなく、食べるとさまざまな効果がある優秀な食材です。食物繊維が豊富に含まれているので、焼き芋を毎日100gくらい食べると、便秘の解消や肌荒れの防止など、うれしい効果も期待できます。

他のイモ類に比べて甘みが強いさつまいもですが、低温でじっくり焼くことで、さらに甘さが引き出されます。おいしくて体の調子を整える「焼き芋」を、食卓のおかずにできるアレンジレシピと、子供も喜ぶ簡単おやつレシピをみてみましょう。

余った焼き芋のリメイクレシピ惣菜編

余った焼き芋

甘い焼き芋は、「おかずにはならない」と思ってしまいがちですが、実は、ご飯のおかずやお酒のおつまみにもピッタリです。まずは、みんな大好き甘辛味のおかずと、おつまみサラダのレシピを紹介します。

季節を感じる!焼き芋と豚肉のこっくり炒め

焼き芋と豚肉のこっくり炒め

材料(2人分)

・豚肉        200g
(バラ・コマ切れどちらでも)
・焼き芋       1/2本〜1本くらい(約150g)
・しめじ       1/2株
・塩コショウ     ひとつまみ
・片栗粉       大さじ1
・オリーブ油     大さじ1
(サラダ油などお好きな油でOK)
・白ゴマ       適量

A合わせ調味料

・酒         大さじ1
・しょうゆ      大さじ1
・みりん       大さじ1
・砂糖        大さじ1/2

  1. 豚肉に塩コショウを振って、片栗粉を薄くまぶしておく。
  2. 焼き芋は両端を落として縦半分に切り、横向きにして1〜2cm幅ほどの半月型に切る。(焼き芋の皮はむいても、そのままでもおいしいです)しめじは、石づきを切り落としてから手でほぐす。
  3. Aの合わせ調味料を混ぜておく。
  4. フライパンに油をなじませて、中火で豚肉を焼く。肉の色が変わったら、しめじも入れてしんなりする程度に炒める。
  5. 焼き芋を加えて全体に油がまわったら、いったん弱火にしてからAの調味料を加える。再び中火にして、全体に調味料がからむまで炒めたらお皿に盛る。
  6. 上からパラパラと白ゴマをかけたら完成。

ごはんもビールも進む、甘辛味がしっかりからんで、食欲をそそる一品に。こっくりとした味つけなので、水菜や大葉などをトッピングしてもおいしいですよ。しめじの代わりに、エリンギやレンコンを加えるのもおすすめ。合わせ調味料に豆板醤を少し足すと、ピリっと味が引き締まるので、おつまみとしてもピッタリです。

ワインにも合う!焼き芋とリンゴのサラダ

焼き芋とリンゴのサラダ

材料(2人分)

・焼き芋       1/2本(約150g)
・リンゴ       1/6個(大きいものなら1/8個)
・ベーコン      1枚(ハーフなら2枚)
・マヨネーズ     大さじ1
・ヨーグルト     大さじ1
・黒コショウ     少々
・塩(お好みで)    少々

  1. 焼き芋は、皮をむいてボウルに入れてつぶす。
  2. リンゴはよく洗い、芯を取り除いてから薄くスライスする。ベーコンは1cmほどの幅で切る。
  3. ベーコンをフライパンでカリカリに焼く。
  4. つぶした焼き芋の入ったボウルに、リンゴ・ベーコン・マヨネーズ・ヨーグルトを加えてよく混ぜる。味をみて塩を加える。好みで黒コショウを振りかけたら完成。

焼き芋とリンゴの優しい甘さに、ベーコンの塩気が加わった、一度食べるとまた食べたくなるサラダです。ベーコンの塩気が物足りない場合は、味見をしてから少し塩を加えると、味が引き締まりますよ。黒コショウがよいアクセントになって、ワインのおつまみとしてもおすすめです!

余った焼き芋のリメイクレシピ スイーツ編

最後は食感が楽しい「大学芋」のレシピを紹介します。

パリパリで手が止まらない大学芋

パリパリで手が止まらない大学芋

材料(2人分)

・焼き芋       1本(約300g)
・こめ油       大さじ3程度
(サラダ油・オリーブオイルでも)

・砂糖        大さじ2と1/2
・みりん       大さじ1
・しょうゆ      小さじ1
・黒ゴマ       小さじ1

  1. 焼き芋は、皮付きのままで一口大の乱切りにする。
  2. フライパンに油を入れて熱し、カリッとなるように揚げ焼きにする。
  3. 焼き芋がカリッと焼けたら、火を止めていったんお皿に取り出し、フライパンに残った油を軽く拭き取る。
  4. 油を拭き取ったフライパンに、火を止めたままで砂糖・みりん・しょうゆを入れる。火をつけて少しフツフツしてきたら、焼き芋を加えて全体にからめる。
  5. 器に盛って、黒ゴマをパラパラと振りかけたら完成。

そのまま食べてもおいしい焼き芋を、パリパリの食感が楽しい大学芋にリメイク。一口食べると手が止まらなくなる危険なおやつなので、食べ過ぎには注意しましょう。

この大学芋を食べるために、焼き芋を残しておきたくなるおいしさですよ。

余った焼き芋のリメイクレシピ まとめ

余った焼き芋の有効活用(カレー)

残った焼き芋を使ってできる、おいしいレシピを紹介しました。残った焼き芋は、温め直して食べるだけだったという方でも、アレンジして調理してみると、バリエーション豊かな焼き芋レシピが楽しめますよ。みなさんも残っている焼き芋があれば、ぜひチャレンジしてみてくださいね。