1日2枚でOK!「干し芋ダイエット」の驚くべき効果と無理なく続ける方法

甘くて美味しい干し芋は、ダイエット中のおやつとして本当に適切なのでしょうか。糖質もカロリーも気になりますし、かえって太ってしまうのでは、と心配になる気持ちもよく分かります。しかし、干し芋は食べる量とタイミングさえ間違えなければ、ダイエットの強力な味方になってくれるのです。この記事では、干し芋が持つ食物繊維やカリウムといった豊富な栄養素がもたらす驚きの効果から、1日の適切な摂取量、食べるべきベストな時間帯、そしてダイエットを成功に導く干し芋の選び方まで、あなたが知りたい情報を余すことなくお伝えします。美味しく楽しみながら、理想の体を目指しましょう。

そもそも干し芋はダイエット向きの食品なの?

干し芋と聞くと、その自然な甘さから「太りやすいおやつ」という印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、実はその逆で、干し芋は選び方と食べ方さえ間違えなければ、ダイエット中の間食として非常に優れた食品なのです。なぜ干し芋がダイエットの心強い味方になるのか、その理由をカロリーや糖質、そして身体への影響から詳しく見ていきましょう。

干し芋のカロリーと糖質を他の間食と比較

干し芋のカロリーと糖質を他の間食と比較

ダイエットの基本は、摂取カロリーと消費カロリーのバランスです。まずは、干し芋のカロリーと糖質を、私たちが普段つい手にしてしまう他のおやつと比較してみましょう。

主な間食のカロリーと糖質比較(目安)
食品名 1食あたりの目安 カロリー 糖質 脂質
干し芋 中くらい2枚(約50g) 約140kcal 約30g 約0.3g
ミルクチョコレート 1枚(約50g) 約279kcal 約26g 約17g
ポテトチップス 半袋(約40g) 約224kcal 約20g 約14g
ショートケーキ 1個(約120g) 約378kcal 約46g 約20g

上の表を見ると、干し芋のカロリーは決して低いわけではありません。しかし、注目すべきは脂質の少なさです。チョコレートやポテトチップス、ケーキといった洋菓子には多くの脂質が含まれていますが、干し芋は脂質がほとんどゼロに近いのです。ダイエット中はカロリーだけでなく、PFCバランス(タンパク質・脂質・炭水化物)を意識することも大切。その点で、干し芋は余分な脂質を摂らずにエネルギーを補給できる、優れた間食といえるでしょう。

低GI食品だから血糖値の上昇が緩やか

干し芋がダイエットに向いている最大の理由ともいえるのが、この「GI値」です。GI値とは「グリセミック・インデックス」の略で、食品を食べた後の血糖値の上昇度合いを示す指標のことを指します。

GI値が高い食品を食べると血糖値は急激に上昇し、それを下げるために「インスリン」というホルモンが大量に分泌されます。このインスリンには、血中の糖を脂肪として身体に溜め込む働きがあるため、過剰な分泌は肥満の原因につながりかねません。

一方で、干し芋のようなGI値が低い「低GI食品」は、食後の血糖値の上昇が非常に緩やかです。そのため、インスリンの分泌も穏やかになり、身体に脂肪がつきにくく、さらには腹持ちも良くなるため、無駄な食欲を抑える効果も期待できるのです。さつまいもは調理法によってGI値が変化しますが、干し芋のGI値は55前後と、白米(約88)や食パン(約95)に比べてかなり低い数値となっています。甘いものを我慢しがちなダイエット中に、罪悪感なく満足感を得られるのは嬉しいポイントです。

干し芋ダイエットで期待できる5つの効果

干し芋がダイエットの味方になる理由は、その栄養価の高さに隠されています。さつまいもを凝縮した干し芋には、私たちの体を内側から整え、健やかなダイエットを後押ししてくれる成分がぎっしり詰まっているのです。ここでは、干し芋を食べることで期待できる5つの嬉しい効果を、一つひとつ詳しく見ていきましょう。

効果1 豊富な食物繊維で便秘解消と腸活をサポート

干し芋ダイエット効果1 豊富な食物繊維で便秘解消と腸活をサポート

ダイエット中、食事量の変化で便秘に悩まされる方は少なくありません。干し芋には、そんな悩みを解消してくれる心強い味方、食物繊維が豊富に含まれています。特に注目したいのは、「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」という2種類がバランス良く含まれている点です。

不溶性食物繊維は、水分を吸収して便のカサを増やし、腸を刺激することでスムーズなお通じを促します。一方、水溶性食物繊維は、善玉菌のエサとなって腸内環境を整える働きがあります。この二つの食物繊維が協力し合うことで、便秘の解消はもちろん、腸内フローラを整える「腸活」にもつながり、痩せやすく太りにくい体質作りをサポートしてくれるのです。

食品100gあたりの食物繊維総量比較
食品名 食物繊維総量
干し芋(蒸し切り干し) 5.9g
ごぼう(生) 5.7g
玄米ごはん 1.4g

※日本食品標準成分表2020年版(八訂)より

効果2 カリウムが気になるむくみをスッキリ

干し芋ダイエット効果2 カリウムが気になるむくみをスッキリ

夕方になると靴がきつく感じる、朝起きると顔がパンパン…そんな「むくみ」の原因の一つは、塩分の摂りすぎによる体内の水分バランスの乱れです。干し芋には、このむくみ解消の鍵となるミネラル「カリウム」が豊富に含まれています。

カリウムには、体内の余分なナトリウム(塩分)を水分と一緒に体外へ排出してくれる働きがあります。外食や加工食品を食べる機会が多いと、知らず知らずのうちに塩分を摂りすぎてしまいがち。そんな時、おやつに干し芋を取り入れることで、手軽にカリウムを補給し、体の内側からスッキリとリセットすることができるのです。特にデスクワークや立ち仕事で体の巡りが滞りやすい方には、嬉しい効果と言えるでしょう。

効果3 ビタミンB群が糖質や脂質の代謝を助ける

ダイエットを効率よく進めるためには、食事から摂った栄養をきちんとエネルギーに変える「代謝」の働きが欠かせません。干し芋に含まれる「ビタミンB群」は、まさにその代謝をサポートする縁の下の力持ちです。

特に、糖質の代謝を助ける「ビタミンB1」や、脂質の代謝に関わる「ビタミンB2」が豊富です。ビタミンB1が不足すると、食べたごはんやパンがエネルギーになりにくく、体脂肪として蓄積されやすくなってしまいます。また、ビタミンB2は脂質の燃焼を助けるだけでなく、皮膚や粘膜の健康を保つ働きもあるため、ダイエット中の肌荒れ予防にも役立ちます。甘くて美味しい干し芋で、エネルギー代謝をスムーズにするビタミンを補給できるのは、大きな魅力です。

効果4 噛み応えと腹持ちの良さで食べ過ぎを防止

干し芋ダイエット効果4 噛み応えと腹持ちの良さで食べ過ぎを防止

干し芋の魅力は、その独特の食感にもあります。ねっとりとした自然な甘みと、しっかりとした噛み応え。この「噛む」という行為が、ダイエットにおいて非常に重要な役割を果たします。

私たちは、よく噛むことで満腹中枢が刺激され、少量でも満足感を得やすくなります。スナック菓子のようにサクサクと食べ進めてしまうものと違い、干し芋は一口一口をじっくりと味わいながら食べるため、自然と食べ過ぎを防ぐことができるのです。さらに、豊富に含まれる食物繊維と、血糖値の上昇が緩やかな低GI食品であるという特徴から、腹持ちが非常に良いのもポイント。次の食事まで空腹感に悩まされることが少なくなり、無駄な間食を減らすことにも繋がります。

効果5 美肌作りにも嬉しいビタミン類が豊富

干し芋ダイエット効果5 美肌作りにも嬉しいビタミン類が豊富

「痩せたけれど、なんだか肌がカサカサ…」というのは、ダイエットでよくある悩みです。食事制限によって栄養が偏ると、肌のコンディションに影響が出やすくなります。しかし、干し芋はダイエットをサポートするだけでなく、美肌作りに役立つ栄養素も補給できる優れた食品です。

注目したいのは、「若返りのビタミン」とも呼ばれる「ビタミンE」。強い抗酸化作用で肌の老化を防ぎ、血行を促進することで肌のターンオーバーをサポートしてくれます。また、さつまいも由来の「ビタミンC」も含まれており、コラーゲンの生成を助け、シミやそばかすの予防にも貢献します。さつまいもに含まれるビタミンCはデンプンに守られているため、加熱しても壊れにくいのが特徴です。ただ体重を落とすだけでなく、美しく健康的に痩せたいと願う方にとって、干し芋はまさに理想的なおやつなのです。

【実践編】干し芋ダイエットの正しいやり方

干し芋がダイエットの心強い味方であることは間違いありませんが、その効果を最大限に引き出すためには、食べ方に少しだけコツがいります。ただやみくもに食べるだけでは、かえって体重が増えてしまうなんてことも。ここでは、今日からすぐに始められる干し芋ダイエットの正しい実践方法を、具体的なポイントに分けて丁寧にご紹介します。

1日の摂取量は2枚(約50g)が目安

干し芋ダイエットの正しいやり方1日の摂取量は2枚(約50g)が目安

干し芋ダイエットを成功させる上で最も大切なのが、食べる量をきちんと守ることです。美味しくてつい手が伸びてしまいますが、1日の摂取量は、一般的な平干しタイプのもので2枚、重さにして約50gを目安にしましょう。この量であれば、カロリーは約150kcal、糖質は約30gほどに収まります。これは、お茶碗に軽く半膳分のご飯と同じくらいのカロリーで、間食としては非常に優れたバランスです。

干し芋は栄養価が高い反面、主成分は炭水化物です。どんなに体に良いものでも、食べ過ぎてしまえばカロリーオーバーとなり、脂肪として蓄積されてしまいます。まずは「1日2枚まで」というルールを心に決めて、その範囲で美味しく楽しむことが、無理なく続けるための第一歩となります。

食べるベストなタイミングは午後3時のおやつ

干し芋ダイエットの正しいやり方食べるベストなタイミングは午後3時のおやつ

干し芋を食べるなら、1日の中で最も脂肪を溜め込みにくいと言われる午後3時頃がゴールデンタイムです。私たちの体には「BMAL1(ビーマルワン)」という、脂肪の蓄積を促す働きを持つたんぱく質が存在します。このBMAL1が最も少なくなるのが午後2時から3時にかけて。この時間帯に間食をとることで、食べたものがエネルギーとして消費されやすくなり、ダイエットへの影響を最小限に抑えることができるのです。

また、昼食と夕食の間が長く空いてしまうと、強い空腹感から夕食でつい食べ過ぎてしまうことも。午後3時のおやつに噛み応えのある干し芋をゆっくり味わうことで、程よい満腹感が得られ、夕食のドカ食いを防ぐ助けにもなります。

運動前に食べるとエネルギー補給に

干し芋ダイエットの正しいやり方運動前に食べるとエネルギー補給に

もしあなたがウォーキングや筋力トレーニングなどの運動習慣があるのなら、運動前に干し芋を食べるのも非常におすすめです。干し芋に含まれる糖質は、体内でエネルギー源として利用されます。特に、運動を始める30分から1時間ほど前に食べることで、トレーニング中のエネルギー切れを防ぎ、パフォーマンスの維持に役立ちます。

消化にも時間がかからないため、胃への負担も少なく、運動前の軽食としてまさに理想的。バナナのような感覚で、トレーニング前のエネルギーチャージに活用してみてください。

夜寝る前に食べるのは避けるべき?

干し芋ダイエットの正しいやり方夜寝る前に食べるのは避けるべき?

夕食後に小腹が空いて、つい干し芋に手が伸びそうになることもあるかもしれません。しかし、ダイエット中は夜、特に寝る前に食べるのはできるだけ避けるのが賢明です。夜間は日中に比べて活動量がぐっと減るため、摂取したエネルギーが消費されにくく、脂肪として体に蓄積されやすくなってしまいます。

さらに、寝る直前に食べ物を口にすると、消化活動のために胃腸が働くことになり、睡眠の質を妨げてしまう可能性も考えられます。質の良い睡眠は、食欲をコントロールするホルモンバランスを整える上でも非常に重要です。どうしてもお腹が空いて眠れないという時以外は、夜食としての干し芋は控えるようにしましょう。

水分補給も忘れずに 水やお茶と一緒に

干し芋ダイエットの正しいやり方水分補給も忘れずに 水やお茶と一緒に

干し芋ダイエットを見過ごされがちな、しかし非常に重要なポイントが水分補給です。干し芋の魅力である豊富な食物繊維は、その効果を十分に発揮するために水分を必要とします。食物繊維は腸内で水分を吸収して膨らむことで、満腹感を持続させたり、便のカサを増やしてスムーズなお通じを促したりするのです。

そのため、干し芋を食べる際には、必ずコップ1〜2杯の水や白湯、ノンカフェインのお茶(麦茶やルイボスティーなど)を一緒に摂るように心がけてください。水分が不足した状態で食物繊維だけを多く摂ると、かえって便が硬くなり、便秘を悪化させてしまうこともあります。干し芋と水分は、常にセットで考えるようにしましょう。

注意!干し芋ダイエットで太る人の特徴と失敗しないためのポイント

栄養豊富でダイエットの強い味方となってくれる干し芋ですが、食べ方や選び方を間違えると「干し芋を食べているのに痩せない」「むしろ太ってしまった」なんてことにもなりかねません。せっかくの努力を無駄にしないためにも、ダイエットが失敗に終わってしまう人の特徴と、そうならないための大切なポイントをしっかりと押さえておきましょう。

食べ過ぎはカロリーオーバーの原因に

干し芋ダイエットで太る人の特徴食べ過ぎはカロリーオーバーの原因に

干し芋ダイエットで最もよくある失敗が、単純な「食べ過ぎ」です。さつまいも由来の自然な甘みと、噛むほどに増す旨味は、ついついもう一枚、と手が伸びてしまう魅力があります。しかし、干し芋は水分が抜けている分、生のさつまいもよりもカロリーや糖質が凝縮されていることを忘れてはいけません。

一般的な干し芋のカロリーと糖質を、他の食品と比較してみましょう。

食品ごとのカロリー・糖質比較(目安)
食品 カロリー(目安) 糖質(目安)
干し芋 2枚(約50g) 約150kcal 約34g
ごはん お茶碗に軽く一杯(150g) 約234kcal 約54g
ショートケーキ 1個(約120g) 約370kcal 約45g
ポテトチップス 1袋(60g) 約330kcal 約30g

このように、おやつとしての目安量である2枚程度であれば問題ありませんが、もし倍の4枚(約100g)を食べてしまうと約300kcalとなり、これはポテトチップス一袋に迫るカロリーです。美味しいからといって、袋に入ったままつまんだり、テレビを見ながら無意識に食べ続けたりするのは絶対にやめましょう。必ず一日に食べる量をあらかじめお皿に取り分けて、それ以上は食べないと決めておくことが成功への近道です。

砂糖や添加物が使われている干し芋に注意

干し芋ダイエットで太る人の特徴砂糖や添加物が使われている干し芋に注意

ダイエットのために干し芋を選んでいるのに、知らず知らずのうちに余計な糖分や添加物を摂取してしまっているケースも少なくありません。市販されている干し芋の中には、甘さを増すために砂糖や水あめ、ブドウ糖果糖液糖などが加えられているものや、見た目を良くしたり日持ちさせたりするために保存料や着色料が使われているものがあります。

これでは、せっかくの低GIという干し芋のメリットが失われ、血糖値の急上昇を招いたり、余計なカロリーを摂取してしまったりと、ダイエットには逆効果です。干し芋を選ぶ際には、必ず商品の裏側にある原材料表示を確認する習慣をつけましょう。理想的なのは、原材料名に「さつまいも」とだけ書かれている、完全無添加のものです。さつまいも本来の自然な甘みだけでも、十分に美味しく満足できるはずです。

ダイエットを成功に導く干し芋の選び方

せっかく干し芋でダイエットに取り組むのであれば、その効果を最大限に引き出したいものですよね。スーパーやオンラインストアには様々な種類の干し芋が並んでいますが、どれを選んでも同じというわけではありません。ここでは、ダイエットの成功を力強く後押ししてくれる、賢い干し芋の選び方をご紹介します。

おすすめのさつまいもの種類は紅はるかやシルクスイート

干し芋ダイエットおすすめのさつまいもの種類は紅はるかやシルクスイート

干し芋の味わいや食感は、原料となるさつまいもの品種によって大きく変わってきます。ダイエット中は甘いものを我慢しがちですが、さつまいも本来の自然な甘みが強い品種を選べば、少量でも心からの満足感を得られます。無理なく美味しく続けるためにも、品種にこだわって選ぶことが成功への近道と言えるでしょう。

特におすすめしたいのが、「紅はるか」や「シルクスイート」といった、しっとり・ねっとり系の品種です。これらの品種は糖度が高く、まるでスイーツのような濃厚な甘みを楽しめるのが魅力です。

ダイエット向きの干し芋の品種比較
品種名 特徴(甘さ・食感) ダイエットへのおすすめポイント
紅はるか(べにはるか) 非常に糖度が高く、蜜が溢れるような濃厚な甘み。食感はねっとりとしていて食べ応えがある。 強い甘みで満足感が高く、甘いものへの欲求をしっかり満たしてくれます。よく噛むことで満腹中枢も刺激されます。
シルクスイート その名の通り、絹のようになめらかな舌触り。上品で後を引くすっきりとした甘さが特徴。 なめらかな食感で食べやすく、やさしい甘さが好きな方におすすめ。飽きずに続けやすい味わいです。
安納芋(あんのういも) クリームのようにねっとりとした食感と、焼き芋にした時のような芳醇な甘みが楽しめる。 スイーツのような満足感があり、特別なご褒美おやつとしてもぴったり。食物繊維も豊富です。

もちろん、昔ながらのホクホクとした食感が楽しめる「玉豊(たまゆたか)」なども素朴な味わいで美味しいですが、ダイエット中の間食として満足感を優先するなら、まずは甘みの強いねっとり系の品種から試してみてはいかがでしょうか。

原材料はさつまいもだけの無添加なものを選ぶ

干し芋ダイエットの干し芋の原材料はさつまいもだけの無添加なものを選ぶ

干し芋を選ぶ際にもう一つ、必ずチェックしていただきたいのがパッケージの裏にある原材料表示です。市場に出回っている干し芋の中には、甘さを増すために砂糖を加えたり、色を良く見せるための添加物や、日持ちさせるための保存料が使われているものも少なくありません。

ダイエットを目的とするならば、原材料が「さつまいも」のみ、と書かれた完全無添加のものを選ぶのが鉄則です。砂糖が添加されていれば、当然ながらカロリーや糖質は余分に高くなりますし、血糖値の急上昇を招く原因にもなりかねません。

さつまいも本来が持つ自然の甘みと栄養だけで作られた干し芋は、体にもやさしく、ダイエットの心強い味方となってくれます。商品を選ぶときには、必ず原材料名を確認し、「さつまいも(国産)」といったように、余計なものが一切入っていないシンプルなものを選ぶ習慣をつけましょう。

まとめ

1日2枚でOK!「干し芋ダイエット」は豊富な食物繊維で便秘解消もサポート。干し芋でのダイエットの正しいやり方まとめ

畑からの贈り物である干し芋は、ダイエット中の間食に悩む方にとって、実に心強い味方となってくれることでしょう。その理由は、豊富な食物繊維やカリウムがもたらす便秘やむくみの解消効果にあります。加えて、血糖値の上昇が緩やかな低GI食品であるため、空腹感を穏やかに満たし、食べ過ぎを防いでくれるのです。ただし、その恩恵を最大限に受けるには、1日2枚までという量を守り、午後のおやつの時間に楽しむことが成功への鍵となります。さつまいも本来の甘みが詰まった無添加の干し芋を選び、自然の力を借りながら、健やかなダイエットを続けていきましょう。