五島列島・福江島のグルメシーンで、ラーメン好きの間で密かに、しかし熱烈に支持されているお店があります。 その名は「志田山ラーメン」(地元での愛称は「しだらー」)。
実店舗を持たず、コワーキングスペースのシェアキッチンで月・火・水のみ営業するという、少し変わったスタイルのお店です。 今回は、独学で極めた一杯を求めて、話題の「しだらー」へ行ってきました!
提灯が目印!おしゃれなコワーキングスペース「knit」で営業
場所は福江の市街地、「コンネホテル」のすぐ近く。 普段はコワーキングスペースとして運営されている「knit(ニット)」がその舞台です。営業日になると店頭に「ラーメン」と書かれた赤提灯が下がるのがオープンの合図。
カフェのような空間で女性一人でも入りやすい
元々毛糸屋さんだった店舗をリノベしたという店内は、ガラス張りで開放感抜群。 一歩入ると、ラーメン屋というよりはおしゃれなカフェのような空間が広がります。

アイランドキッチン風の大テーブル: 偶然居合わせたお客さん同士でワイワイ食べるもよし。

ソファー席(2つ): カップルや女子会でゆっくり話しながら食べるもよし。

本棚にはオーナー厳選の本が並び、待ち時間も退屈しません。 実はこの「knit」、現在は人気店となった「ソトノマ」や「Blue Goto Café」などが巣立っていった、五島の飲食店起業家の登竜門的な場所でもあるんです。
毎日味が変わる!?曜日代わりのスープ
店主の志田山さんは、かつてお父様が経営していた居酒屋で「不定期・数量限定」のラーメンを出していた経歴の持ち主。当時から「透明な塩ラーメンが美味すぎる」「幻のラーメン」と口コミで広まり、ファンがついた実力派です。
2年前からここ「knit」で本格始動し、現在は曜日ごとに異なるスープを提供しています。
- 月曜【牛骨】: 醤油ベース。黒こしょうのパンチが効いた、韓国のコムタンスープのような味わい。(男性に人気!)
- 火曜【豚骨】: 塩豚骨・醤油豚骨の2種類。
- 水曜【鶏塩】: 塩ベース。あっさりしつつもコクがある一杯。(女性に人気!)
実食!火曜日限定「塩豚骨」と絶品「マヨチャー丼」

訪れたのは火曜日。「醤油とんこつ」も気になりますが、珍しい「塩豚骨」を注文しました。さらに、名前だけで美味しいと分かる「マヨチャー丼(350円)」も追加!
飲み干せるほど上品な「塩豚骨」

運ばれてきたのは、真っ白な器に入った美しいラーメン。 具材はチャーシュー、ネギ、キクラゲのみ。「美味しいラーメンに余計なものはいらない」という潔さを感じます。
スープは豚骨なのに脂のとろみはなく、透き通っていてサラサラ。一口飲むと……美味い! 家系のようなコッテリ系ではなく、洗練された上品な旨味が体に染み渡ります。塩はあえてブレンドせず、「これだ」と思った1種類のみを使用しているそう。福岡から取り寄せているという細麺との相性も抜群で、箸で持ち上げられないほどトロトロに煮込まれたチャーシューがたまりません。
悪魔的な美味しさ「マヨチャー丼」

サイドメニューの「マヨチャー丼」は、たっぷりのネギとマヨネーズ、そして細かく刻まれた濃い味付けのチャーシューが白米とベストマッチ! これで350円は嬉しすぎます。「これだけテイクアウトさせて!」と言いたくなるほどの完成度でした。
ドリンクはソフトドリンクのほか、ビールやハイボールも用意されています。このラーメンとマヨチャー丼には、ハイボールが最高に合いそうです。
独学で築き上げた情熱の一杯

店主の志田山さんは、なんと修行経験なしの完全独学。 進学先の福岡でラーメンにハマり、週7で通い詰めた経験から「五島にはない美味しいラーメンを自分で作ろう」と決意。お父様から出汁の取り方を教わるところからスタートしたそうです。
現在は、一人で回せるこのスタイルを気に入っているそうで、オフの日は趣味のDJイベントに出演したりと、人生を謳歌されています。 「食べて美味しいと思ったラーメンは積極的に研究する」という柔軟さと、ラーメンへの情熱は本物。
五島・福江島にお越しの際は、月・火・水曜を狙って、ぜひふらりと立ち寄ってみてください。こだわりの一杯が待っています!
志田山ラーメン
住所:長崎県五島市中央町4-30
TEL:090-2508-6040
営業時間:ランチ11:30~14:00、ディナー19:00~22:00
定休日:木曜日、金曜日、土曜日、日曜日
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