自身の経験からさつまいもの育て方を教えます!さつまいもの植え付けから収穫まで栽培方法を徹底解説!家庭菜園でさつまいもを作っちゃおう!さつまいも作り

さつまいもは乾燥や病気に強く、初心者でも育てやすい作物です。この記事ではさつまいもの植え付けから収穫までの栽培方法を紹介します。自分で育てたさつまいもの味はまた格別です。畑がないという方でも大丈夫。さつまいもはプランターでも栽培することができます。ぜひさつまいもを収穫まで栽培してみてください。

さつまいもの植え付け

さつまいもの植え付けは5月頃から行います。畑でもプランター栽培でも、日当たりや水はけがよい場所を選んで行いましょう。

植え付け時期

植え付けは平均気温が18度以上になる5月上旬から6月下旬ごろに行いましょう。さつまいもは寒さに弱いので、植え付けが早すぎると苗が枯れてしまう原因となります。苗を植えてから最初の数日はしおれてしまったような見た目になりますが、条件がよければ3~5日で根付いて成長します。

土づくり

植え付けの1~2週間ほど前を目安に、畑を耕して土づくりをします。さつまいもは特に窒素分の肥料が多いとイモが育たないので、肥料は控えめにしてください。窒素が控えめのさつまいも専用肥料もあります。前に何か野菜を育てた畑の場合は、肥料は特になくても大丈夫でしょう。さつまいもが育つためには土の深さも重要です。そのため高さが30㎝、幅45㎝ほどの畝をつくっておきます。畝ができたらさらにマルチを貼ると、保温や雑草の対策にもなり、おすすめです。プランター栽培の場合もなるべく土の量は多いほうがよいので、深さが30㎝以上ある大きめのプランターを用意します。1株だけなら大きめの植木鉢や土のう袋などでも大丈夫です。幅が60㎝以上あると複数の苗を植えることもできます。野菜用の培養土を選べば、特に肥料を入れずそのまま使えるのでおすすめです。

苗の植え方

さつまいもの植え方はいくつか方法があります。

水平植えは地面と平行に苗を植える方法で、芋の数が多くなります。育てるスペースが広いときにおすすめです。土から5~10㎝程度の深さを目安に溝を作り、水平に苗を置きます。葉っぱは地表に出しておいてください。斜め植えは苗を斜めに差す方法で、苗が根付きやすくなります。節を3~4つほど地中に埋めて土をかぶせましょう。垂直植えという、一般的な苗と同じく地面に垂直にして植える方法もあります。場所をあまりとらないので植えるスペースが狭い場合には便利です。収穫量は減りますが、その分さつまいも1つ1つは大きく育ちます。

さつまいもの栽培方法

さつまいもは栽培に大きく手間がかかる作物ではありませんが、収穫するまでにはいくつかポイントがあります。

水やり

植えたばかりのときは、苗が地面に根付くまで1週間ほど毎朝水をあげましょう。その後の水やりはほとんど必要ありません。真夏に晴れが何日も続くなど、土の表面が乾いてきたら水をあげるようにします。

肥料

さつまいもを植えてからの追肥は基本的には必要ありません。プランターの場合は土の量が限られるので、生育不足の場合は追肥してもよいでしょう。収穫時期の前に黄色い葉が見られた場合は、肥料が足りない可能性があります。さつまいもが育つには特にカリウムが重要です。根肥とも呼ばれるカリウム入りの肥料をあげると、イモの部分が大きく育ちます。

 草取り

さつまいもは雑草に強いですが、多少の草取りをしておきましょう。日当たりが向上したり、害虫や病原菌を防いだりできます。草取りは植え付け後30日を目安に行います。これ以降になると、さつまいものツルがどんどん伸びてきて草取りが非常にやりづらくなるためです。まださつまいもが小さく、雑草がわかりやすい時期に行いましょう。

つる返し

つる返しとは、さつまいものつるを土から持ち上げてひっくり返し、つるから出た根を切る作業です。さつまいもはつるが地面に接するとその部分から根が伸びてきます。このままだと伸びた根に栄養が分散してしまうため、つる返しをしてさつまいもに栄養を集中させ、大きく育つようにします。作業はつるが伸びてくる夏から秋にかけて行います。プランター栽培の場合は、つるが地面に接しないので必要ありません。

さつまいもの収穫

秋になると、さつまいもの葉がしおれて黄色くなっていきます。これが収穫のサインです。さつまいもの収穫方法や時期について紹介します。

さつまいもの収穫時期

さつまいもの収穫時期は9月から11月頃です。植え付けから120~140日後を目安に、晴れた日を選んで収穫します。できれば2~3日ほど晴れが続いた日だと、収穫したさつまいもが腐りにくくなるので、おすすめです。畑栽培などさつまいもがたくさんある場合は、はじめに地表のツルを刈っておき、掘りやすくしておきます。茎と少し離れた位置からスコップを入れて掘ると、さつまいもにスコップが当たらず傷つきにくいです。収穫後は1~3日ほど天日干しをして、乾燥させてから貯蔵します。

さつまいもの貯蔵方法

さつまいもは収穫直後より少し放置したほうが甘くなります。さつまいもに含まれるデンプンが糖に変わり甘みが増すためです。大体収穫してから1~2か月くらい貯蔵すると甘いさつまいもとなります。保存の適温は約13℃です。10度以下だと低温障害を起こして腐りやすくなるため、冷蔵庫に入れたり冬の外気にさらしたりせずに室内で保管します。また光に当たると芽が出やすくなるので、暗い場所で保管しましょう。段ボールや発泡スチロールに入れておくのがおすすめです。

種芋からさつまいもを育てる

さつまいもは苗を買って育てるだけでなく、種芋から作ることもできます。種芋にするさつまいもは特別なものである必要はなく、スーパーで売られている市販品で大丈夫です。初心者向けの方法は水耕栽培です。方法は、まずさつまいもを約48℃のお湯に40分ほど浸して殺菌します。その後は容器にサツマイモを4分の1ほど水に浸しておきます。水は毎日交換して清潔にしてください。発芽に必要な温度は25℃前後なので、特に寒い地域は温度調節が必要です。発芽して、苗が約20㎝~30㎝になったら切り取ります。苗から出ている根は植えるまでにしおれるので、特に残す必要はありません。種芋を育て始めてから50日ほどで苗が完成します。植えたい時期から逆算して苗づくりを始めてください。

まとめ

さつまいもの栽培方法と収穫について紹介しました。さつまいも栽培によくあるトラブルとして、植える時期を早くしすぎて枯れてしまった、水をあげすぎて腐ってしまったというものがあります。さつまいもは寒さに弱いため、気温が18℃をこえてきた頃から行います。水やりも苗植え直後以外はほとんど必要ありません。気を付けるポイントや栽培手順を意識すれば、誰でも比較的簡単にさつまいもが収穫できます。ぜひあなたもさつまいも栽培にチャレンジしてみてください。