さつまいも餡で簡単に自宅で和菓子作り!美味しいさつまいも餡レシピも

さつまいも餡は、和菓子に使うと絶品の一品です。秋が近づくこの季節、さつまいもの魅力を存分に楽しむ方法をお探しではありませんか?手作り和菓子に挑戦してみたいけれど、難しそう~大変だと感じる方も多いでしょう。そんな方にこそ、さつまいも餡はおすすめです。作り方は驚くほど簡単で、材料もシンプル。これなら初めての方でも安心してトライできます。さつまいも餡のレシピを活用すれば、色々な和菓子が楽しめるのです。秋の行事や季節のイベントにぴったりの和菓子が、自宅で手軽に作れます。しかも、栄養たっぷりのさつまいもを使った餡は、健康にも嬉しいですよね。この記事では、具体的なさつまいも餡の作り方を紹介していますので、最後まで読んで、ぜひ自宅で試してみてください。手作りの和菓子で、秋の味覚を存分に楽しみましょう~!

さつまいもの季節がやってきます

さつまいも餡で和菓子作り-さつまいものシーズン

猛暑の続く日々ですが、気が付けば夕暮れ時には秋の虫の音が聞こえてくるようになりました。これだけ毎日のようにこの暑さを嘆きつつも、夏も終りと思うとどこか寂さを感じるものです。しかし、これからのシーズンこそがさつまいもの大本命の季節。そう思うとさつまいも好きとしては寂しさを感じている暇もありません。

既にスーパーやコンビニのお菓子コーナーにはいつの間にかさつまいもを使った季節限定の商品が並び始め、さつまいもシーズンの訪れを感じさせています。この様子を見てワクワクされている方も多いのではないでしょうか。

さつまいも餡で和菓子作り-お月見イメージ

さて、秋にはお月見を始めに様々な季節の行事や祭事が待っています。日本の行事とはお決まりのように和菓子を共にする習慣があり、これも楽しみの一つです。いや、これこそが楽しみかもしれません。そんな和菓子と切っても切り離せない関係であるものがさつまいもです。

さつまいもを使ったお菓子と聞くと、スイートポテトやモンブランといった洋菓子を連想される方も多いかと思いますが、さつまいもは和菓子とも相性抜群です。その証拠は歴史が物語っています。全国の郷土菓子をみてみると、さつまいもを使った和菓子は本当に沢山あることが分かります。実際にお土産として買われたことがある方もいらっしゃることでしょう。その昔、米は貴重で砂糖なんてものは手に入らなかった時代はさつまいもの甘みは重宝するものでした。

蒸して、干して、茹でて、焼いてと作り方も様々なものがあり、昔の人々がいかにさつまいもを愛していたことかが伺えます。

さつまいも餡で和菓子作り-さつまいもの和菓子

毎年1日に終わりになってから「今日はお月見だったのか」「そういえば今日は何の祝日だったっけ?」と味気なく過ぎ去ってしまっていませんか?今年こそ手作りの和菓子で秋の行事を、そしてさつまいもの美味しさを楽しみましょう。ゆっくりと季節の醍醐味を、さつまいもの旬の美味しさを味わうことはきっと素敵なひと時となること間違いないでしょう。

万能に使えるさつまいもあんを覚えて欲しい

和菓子を手作りと聞くとなんとなく難しい印象を持たれがちです。手作りのお菓子となるとクッキーやケーキといった洋菓子の方が連想されやすいからでしょうか。しかし、実際は全くそんなことはございません。むしろ和菓子の方が材料もシンプルで簡単なこともあります。特別な道具など無かった時代でもさつまいものお菓子は全国の多くの人々が作っていたのです。それを考えれば、自分にでも出来そうですよね。とはいえど、難しいこと、面倒なことはしたくない!という方、そんな方こそ作っていただきたいものが「さつまいもあん」です。このさつまいもあんがあれば、色々な和菓子に使うことが出来ます。そして、作り方もとても簡単です。是非作ってみて下さい。

さつまいもあんの材料

  • さつまいも・・・中サイズ1本
  • 砂糖・・・30g
  • 牛乳・・・50ml

・砂糖の量はさつまいもの甘さやお好みで調節して下さい。さつまいもの重量の3割程度が目安となります。
・お好みでバターを少量加えると、より濃厚な仕上がりになります。

さつまいもあん作り方

1.さつまいもを蒸す

さつまいもは表面全体にに竹串で穴を刺し、皮付きのまま濡らしたクッキングペーパーで包む。蒸し器に入れて強火で竹串がすーっと通るまで蒸す。(約30分)

さつまいも餡作り方-さつまいもを蒸す

さつまいも餡作り方-竹串が入るくらい

2.さつまいもを潰す

熱いうちに皮を除き、ゴムベラで潰しながら砂糖を混ぜ合わせる。※この作業は熱いので火傷に注意して下さい。1で使ったクッキングペーパー越しに皮を除くと熱さを感じにくいです。

さつまいも餡作り方-さつまいもを潰す

3.さつまいも餡を仕上げる

2を鍋に入れ、牛乳、砂糖を少しずつ加えて馴染ませる。中火をつけ、混ぜながらお団子が成型出来る程度の固さになるまで加熱する。

さつまいも餡作り方-牛乳、砂糖を入れて仕上げる

どうでしょうか。とても簡単ですよね!一つだけアドバイスを伝えるとすれば、皮を除いた際は捨てずに食べましょう。さつまいもは皮に沢山栄養が詰まっているので、そのまま捨ててしまうのはとても勿体ないです。細かく刻んでさつまいも餡に入れるのも良いですよ。今回は和菓子を紹介しますが、洋菓子やパンにも使えます。

さらに簡単に作りたい方は焼き芋を使うのがオススメです。焼き芋なら蒸す手間も不要。皮も除きやすく、柔らかいので潰す作業もとても楽に出来ます。それなのに甘みもしっかりしているので砂糖の量を控えめにしても美味しく仕上がります。むしろ、砂糖がなくても十分なくらいです。

これからの時期はスーパーなどでも焼き芋が手に入りやすくなるので、手軽に挑戦出来るでしょう。

さつまいも餡のまとめ

猛暑が続く中、秋の気配が少しずつ感じられるようになりました。さつまいもシーズンが近づくと、スーパーやコンビニに並ぶさつまいもを使った季節限定の商品が目を引きます。特に、秋の行事や祭事には和菓子が欠かせません。その中でも、さつまいもを使った和菓子は格別です。スイートポテトやモンブランのような洋菓子が思い浮かぶかもしれませんが、さつまいもは和菓子とも相性抜群です。歴史を振り返ると、全国各地でさつまいもを使った郷土菓子が多く存在し、その甘さと栄養価が昔から重宝されてきました。

手作りの和菓子を作るのは難しいと思われがちですが、実際はシンプルで簡単です。特に「さつまいもあん」は万能で、様々な和菓子に使えます。材料もさつまいもと砂糖、牛乳だけ。これを蒸して潰し、混ぜるだけで美味しい餡が完成します。皮も栄養が豊富なので、捨てずに利用するとさらにヘルシーです。今年の秋は、さつまいもあんを使って手作りの和菓子で季節を楽しみましょう。きっと家族や友人、知人からも「どこで買ってきたの?」なんて言われる事、間違い無しの和菓子が出来上がりますよ!そんな素敵なひと時を今年は過ごせますように