さつまいも味噌汁でダイエット!料理研究家推奨【新】置き換えダイエットは痩せ効果が高い「さつまいも味噌汁」。「味噌」と「さつまいも」は腸活や美活向き!痩せる!さつまいも味噌汁ダイエットレシピも

さつまいもの味噌汁でダイエット出来る?その理由は?

最近、食べるだけで痩せると話題のさつまいも味噌汁。美容にも健康にも嬉しい成分がぎゅっと詰まったさつまいもを毎日手軽に摂取出来るという点でも優れたメニューです。さつまいも味噌汁は何故痩せ効果が高いのでしょうか。その魅力に迫ってみましょう。

食べ応えがある

さつまいもは自然な甘みがあり、食べ応えの高い食品です。一般的に甘みが強いものは血糖値が急激に上がりやすく、体脂肪の蓄積に繫がりやすいものですが、さつまいもは甘みがあっても血糖値の上昇が緩やかであり、ダイエット中でも安心して食べることが出来ます。また、汁物にすることで食べ応えが更にアップします。

満足感が長持ちする

さつまいもには食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維が多い食品は食べる際に噛む回数が多く必要なことから満足感が得られやすく、また消化に時間を要するため満足感が長続きします。満足感が高いと余計なおやつや間食も自然と要らなくなるので、カロリーオーバーを防ぐことが出来ます。

味噌の効果を高める

味噌は発酵食品であり、発酵食品には腸内環境を良好に整える働きがあります。単品でも腸活に優れた食品ですが、同じく腸活に良い食物繊維と一緒に摂取すると相乗効果を発揮します。腸内環境は全身のあらゆる健康状態や免疫力に影響するため、腸内環境が良いと老廃物を排出し、代謝の良い身体作りに繋がります。

食べ応え◎1週間さつまいも味噌汁ダイエット

いくらさつまいも味噌汁が美容、健康、ダイエットに良いとはいえど、毎日同じ味噌汁では飽きてしまうというのが本音では無いでしょうか。ここからは1週間飽きずに続けられるさつまいも味噌汁7選をご紹介します。同じさつまいも味噌汁でも入れる具材の違いやちょっとしたアレンジで印象がぐんと変わります。

さつまいも×鶏つくね

汁物との相性が抜群な鶏つくねを入れると、食べ応えも味も数倍アップ!手作りの場合は出来るだけ低脂肪な胸肉のひき肉を使うとベストです。さつまいもだけではなかなか補いきれないタンパク質も補給することが出来ます。

さつまいも×かぼちゃ×豆乳

さつまいもと同じく甘みの強い野菜であるかぼちゃはさつまいもとよく合うので、お惣菜からデザートまで幅広く使われる組み合わせです。勿論味噌汁にしてもグッド!お好みで豆乳を加えるとまるで洋風のシチューのような仕上がりになり、全く別の風味が楽しめます。

さつまいも×キムチ×卵

一見合わなそうな組み合わせですが、韓国では「さつまいもキムチダイエット」なるものが大ブームになったほど、実はやみつきになる組み合わせです。ボリュームをアップしたいときは溶き卵を回しいれると韓国風スープのような仕上がりになります。

さつまいも×豆腐

味噌汁の定番である豆腐は低脂肪でありながら高タンパク質でコレステロールもゼロの優秀な食品です。大豆製品はさつまいもとの相性もばっちりです。一度ごま油で炒めて、水分を飛ばしてから煮込むと香ばしさがアップします。

さつまいも×しょうが

しょうがは体を温めてくれる食品の代表格です。体の冷えは代謝の下がる要因の一つ。汁物としょうがの力で芯から体を温める働きが期待出来ます。しょうがを効かせるだけでも味噌汁の印象はガラッと変わるので、手軽に変化を付けたいときにお勧めです。

さつまいも×大根おろし

大根には糖質の消化を助ける働きを持つ成分が含有されています。大根おろしにすると自然と大根をたっぷり摂取することが出来ます。だいこんおろしは焼き魚などの付け合わせのイメージが強いかもしれませんが、汁物や煮物の仕上げに加えても美味しく食べることが出来ます。

さつまいも×しらたき

味噌汁にしらたきを加えるとまるで味噌ラーメンのような風味がローカロリーで楽しめます。さつまいもは白滝に絡むように千切りに切るのがお勧めです。お好みでごま油やニンニクを入れると一層ラーメンに近い味わいが楽しめます。

さつまいも味噌汁の選び方まとめ

食べ方のポイントは食事の一番最初、ご飯やメインのおかずに手を付ける前に食べておくのがベストです。食べ過ぎ防止や血糖値の急激な上昇を抑えることが出来ます。ご飯と味噌汁は交互に食べるのが一番美味しい!という気持ちは痩せたいのであれば我慢しましょう。

さつまいも味噌汁で置き換えダイエット

置き換えダイエットと聞くと、「普通のご飯が食べられない」「空腹感との戦い」「置き換え食品は美味しくない」といった辛いイメージがつきまとうのではないでしょうか?しかし、今回ご紹介する置き換えダイエットは「普通のご飯のよう」「満足感が長続き」「置き換え食品らしくない」といった辛くない置き換えダイエットです。

さて、辛くない置き換え食品には何が使われているのか?というとさつまいもと味噌です。実はここ最近「さつまいも味噌汁」がダイエットに良いとささやかれるようになっています。このダイエット方法は食事にさつまいもの入った味噌汁を加えることで、食べ過ぎ防止や満足感アップ、便秘解消や腸活も出来るといったもので、人気が高まっています。しかし、一方で忙しい方にとってはその他のおかずを作るのが大変という声も聞かれます。

そこで、さつまいも味噌汁ダイエットの応用版として考えた方法が「さつまいも味噌汁置き換えダイエット」です。この方法では用意するのはさつまいも味噌汁のみ、他のおかずも作らなくてOK!のとっても手軽な方法です。ですが、「味噌汁だけでは流石に1食分の置き換え食にはならない」「味噌汁だけではお腹が空く」という声が出てくることと思います。勿論、その点に関しては対策済みです。この「さつまいも味噌汁置き換えダイエット」ではさつまいもの味噌汁に少量のご飯を入れます。「え!?ダイエットなのにご飯を入れるの?」と驚かれた方、騙されたと思ってお茶碗1/4杯くらいの少量のご飯を味噌汁に入れて加熱してみて下さい。普段なら2口か3口で食べてしまいそうな量のご飯が物凄く増えたように感じると思います。見た目だけでなく、空腹感に関しても普段の半分以下の量でお腹もいっぱいになるはずです。ここにさつまいもも入るわけですから、更に食べ応えアップ。さつまいもは準完全栄養食と言われる程栄養価も高いので栄養面も心配無しです。

さつまいも&味噌の痩せ成分

実践に進む前にさつまいもと味噌にはどんなダイエット効果があるのか見てみましょう!

食物繊維

食物繊維には2種類があり、水に溶ける水溶性食物繊維には腸内の善玉菌のエサとなり、腸内環境を整える働きがあります。水に溶けない不溶性食物繊維には便のかさを増し、便秘解消効果が期待出来ます。さつまいもはどちらも含有しており、味噌は水溶性食物繊維が豊富に含まれています。また、食物繊維には糖質や脂質の吸収を抑える働きもみられます。

ビタミンB1

ビタミンB1は食事からとった糖質を体を動かすエネルギーに変える働きがあります。また、疲労回復効果にも優れています。

クロロゲン酸

クロロゲン酸はさつまいもの皮に多く含有する成分です。糖質の吸収を穏やかにする、脂肪の燃焼をサポートするといった働きが見られます。

大豆サポニン

味噌は大豆から作られるため、大豆の栄養も摂取することが出来ます。中でもダイエットに有効な大豆サポニンは脂肪燃焼を促す、脂肪の蓄積を抑制する、満腹中枢を刺激して食欲を抑えるといった働きがあります。

痩せる!さつまいも味噌汁置き換えダイエット

さつまいも味噌汁がただお腹いっぱいになりやすいだけではなく、様々な「痩せ成分」が入っていることがお分かりいただけたのではないかと思います。その他にもまだまだ美容と健康に嬉しい成分が沢山含まれていますが、ご紹介した痩せ成分はダイエット関連のサプリメントとしても扱いがあるほど効果が期待出来る成分です。

早速、美味しく手軽に苦しくなく!さつまいも味噌汁置き換えダイエットにトライして痩せ成分も摂取していきましょう。

〈材料・1食分〉

  • さつまいも・・・50g
  • ご飯・・・40g
  • だし汁・・・300ml
  • 味噌・・・大さじ1/2

〈作り方〉

  1. さつまいもは皮付きのまま食べやすい大きさに切り、水にさらしておく。
  2. 鍋にだし汁を入れて煮立て、1の水気を切って加える。さつまいもが柔らかくなるまで中火で火にかける。
  3. ご飯を加えて混ぜ、3分ほど弱火で火にかける。
  4. ごはんがだし汁に馴染んできたら、味噌を溶き入れる。

よりダイエット効果を狙うのであればビタミン、ミネラル、食物繊維の豊富な玄米ご飯を使うのがお勧めです!味噌はものによって味が違うので、お好みで量を調整してみて下さい。何種類か味噌があるかたは、火によって変えてみると変化があって飽きにくいでしょう。その他にも豆乳を加えて洋風にしたり、唐辛子などの香辛料や少量のごま油を加えてアクセントをつけると、また違った味わいが楽しめます。年末年始はいつも体重が増えてしまうという方、2024年こそは正月太りと無縁の年明けを迎えませんか?