ダイエットアドバイザーが推奨!ダイエットに向いているさつまいも料理!さつまいものおすすめダイエットメニューは?レシピとダイエット方法も解説します!

ダイエットに効果があると、話題のサツマイモ。しかし、サツマイモを食べれば痩せられるわけではありません。この記事では、ダイエットに効果的な、おすすめのサツマイモメニューをご紹介!サツマイモを賢く取り入れて、満足感のある食事をとりながらダイエットを進めましょう。

サツマイモがダイエットにおすすめの理由とは?

ダイエットにサツマイモが良いと言われる理由は、主に3つあります。

  • 豊富な食物繊維で腸内環境を整える
  • カリウムが豊富でむくみを解消できる
  • 低GIだから血糖値の急上昇を防げる

ここでは、サツマイモがダイエットにおすすめの、3つの理由を紹介します。

豊富な食物繊維が腸内環境を整える

蒸したサツマイモ(皮つき)100gには、食物繊維量が、3.8gも含まれています。食物繊維には、便秘改善や腸内環境を整える効果があるため、ダイエットの味方となります。また、糖や脂肪を、体外に排出しやすくするため、肥満予防やダイエット効果が期待できます。サツマイモの皮をむくと、食物繊維量が減ってしまうため、ダイエット中は、皮つきで食べるメニューを選ぶのがおすすめです。

カリウムが豊富でむくみを解消できる

サツマイモは、カリウムが豊富です。このカリウムには、ダイエットの大敵である、むくみを解消する効果があります。カリウムが、ナトリウムを排出しやすくするため、塩分の摂り過ぎでむくみやすい人は、ダイエットにサツマイモメニューを取り入れるのが、おすすめです。むくみが解消されると、老廃物も流れやすくなり、デトックス効果が期待できます。

低GIだから血糖値の急上昇を防げる

GI値とは、食後の血糖値上昇度を表した数値です。サツマイモのGI値は55なので、他の炭水化物と比較するとGI値が低いことがわかります。

GI値70以上:高GI食品(白米・食パン・うどんなど)

GI値56~69:中GI食品(蕎麦・パスタなど)

GI値55以下:低GI食品(サツマイモ・玄米など)

GI値が高いほど、急激に血糖値は上昇します。血糖値が急上昇すると、インスリンが大量分泌されて、糖を脂肪細胞に溜めこみやすくなります。そのため、ダイエット中は緩やかに血糖値を上げる、低GIのサツマイモを取り入れるのがおすすめです。

サツマイモでダイエット効果を高めるポイント

ダイエットによいとされるサツマイモですが、ただ食べるだけでは痩せられません。サツマイモメニューで、ダイエット効果を高めるポイントがあります。

  • 食べる量を把握する
  • 水溶性食物繊維と組み合わせる
  • 冷ましてから食べる

美味しく食べながら痩せるために、3つのポイントを押さえておきましょう。

食べる量を把握する

サツマイモが、ダイエットによいとは言っても、もちろん食べ過ぎはNGです。食べる量を把握することが、ダイエット効果を高めるポイントになります。

サツマイモ100g(皮つき/蒸し)の栄養成分

エネルギー たんぱく質 脂質 炭水化物 食物繊維
129kcal 0.9g 0.2g 31.9g 3.8g

サツマイモは、炭水化物(糖質)です。おかずとして、ご飯と一緒に食べると、糖質の摂り過ぎになってしまいます。ダイエット中は、1回で食べるサツマイモの量を、100g〜150gに調整するのがおすすめです。蒸してから、小分けにして、冷凍保存しておくと便利です。

水溶性食物繊維と組み合わせる

ダイエット効果を高める、サツマイモの食べ方としておすすめなのが、水溶性食物繊維と組み合わせることです。サツマイモは、不溶性食物繊維を多く含んでいます。不溶性食物繊維は、水分を吸収して胃腸で膨らむため、偏ると便秘になってしまいます。ダイエットには、水溶性と不溶性の、両方をバランス良くとることが大切です。海藻など、ネバネバ系に多く含まれる、水溶性食物繊維と組み合わせて、ダイエット効果を高めましょう。

冷ましてから食べる

サツマイモのダイエット効果を高めるには、一度冷ましてから食べるのが、おすすめです。なぜなら、サツマイモを冷やすと、レジスタントスターチが増えるからです。レジスタントスターチには、食物繊維と似た効果があり、血糖値の急上昇を抑制してくれます。一番レジスタントスターチが多い状態は、加熱後に冷ましたサツマイモですが、冷ましてから再加熱しても、加熱直後より、レジスタントスターチは増えています。サツマイモは、一度冷ましてダイエット効果を高めましょう。

サツマイモのおすすめダイエットメニュー3選

ダイエットによい、サツマイモのダイエットメニューの、おすすめ3選を紹介します。サツマイモを、美味しく食べながらダイエットを成功させてください。

サツマイモと鶏肉の甘辛煮

たんぱく質豊富な鶏肉と、サツマイモの組み合わせは、ダイエットにおすすめのメニューです。鶏もも肉の皮を取り除くことで、カロリーもカットできます。

サツマイモと鶏肉の煮物の材料 (2人分)
サツマイモ … 1本(約250g)
鶏もも肉(皮なし) … 1枚(約250〜300g)
オリーブオイル … 大さじ1
水 … 150ml
醤油 … 大さじ2
みりん … 大さじ2
砂糖 … 大さじ2

サツマイモと鶏肉の煮物の作り方

  1. サツマイモを皮ごと1.5㎝幅の輪切りにして、水にさらす
  2. 鶏もも肉は皮を剥いで3㎝四方に切り、塩こしょう少々(分量外)で下味をつける
  3. 鍋にオリーブオイルを入れて中火にかけ、鶏肉の両面をさっと炒める
  4. 水気を切ったサツマイモを加えて、油が回るように炒める
  5. 水と調味料をすべて加えて、落し蓋をして弱めの中火で10分煮る
  6. 10分経ったら落し蓋を取り、6〜7分煮汁を飛ばしたら完成!
  7. 甘さ控え目が良い方は、砂糖とみりんの量を調整してください。

サツマイモとわかめの味噌汁

水溶性食物繊維が豊富なわかめと、サツマイモを使ったお味噌汁です。食物繊維と、発酵食品の味噌との組み合わせが、腸内環境を整えます。汁物があると、ダイエット中の食事でも満足度が上がります。

サツマイモとわかめの味噌汁の材料 (2人分)
サツマイモ … 小さめ0.5本(約100g)
乾燥わかめ … 小さじ1
玉ねぎ … 1/4個
しめじ … 1/2パック
味噌 … 大さじ2
和風顆粒だし … 小さじ1/2
水 … 400ml

サツマイモとわかめの味噌汁の作り方

  1. サツマイモとわかめの味噌汁の作り方
  2. サツマイモは5mm幅に半月切りにして、水にさらす
  3. しめじは根元を切り落として手でほぐす
  4. 玉ねぎは薄切りにする
  5. 鍋に水を切ったさつまいも、玉ねぎ、しめじ、水、和風顆粒だしを入れる
  6. 中火で熱し、煮立たせる
  7. サツマイモに火が通るまで弱火で2〜3分煮る
  8. 乾燥わかめを加える
  9. 火を止めて味噌を溶き入れる
  10. 中火にかけて沸騰直前に火からおろして完成!
  11. 季節の葉野菜などを入れてアレンジするのもおすすめです。

焼き芋アイス

ダイエット中でも、デザートは食べたくなりますよね。甘いもの好きな方におすすめなのが、焼き芋アイスです。焼き芋を冷まして冷凍するだけ!炊飯器で作る簡単ヘルシーデザートです。使用するサツマイモの品種は、ネットリ系の安納芋・紅はるか・シルクスイートがおすすめです。

焼き芋アイスの材料 (2人分)
サツマイモ … 1本(約250g)

焼き芋アイスの作り方

  • サツマイモを炊飯器に入れる(入らない場合は入る大きさにカットする)
  • サツマイモがかぶるくらい水を入れる
  • 蓋を閉めて玄米モードで炊飯スタート
  • 炊きあがったら焼き芋が完成
  • 炊飯器から出して、冷めたら食べやすいサイズにカットする
  • 1個ずつラップで包んで冷凍する
  • 完全に冷凍できたら完成!
  • 固い場合は、食べる1時間ほど前に常温にすると半解凍状態にできます。

記事のまとめ

今回は、ダイエットによい、サツマイモのおすすめメニューを紹介しました。サツマイモは、食べる量と食べ方を工夫すると、ダイエット効果が期待できる食材です。ダイエットにおすすめのメニューを取り入れて、食事を楽しみながら理想の体型を目指してください。