X(Twitter)で話題の焼き芋の食べ方を紹介!意外過ぎる!?焼き芋のちょい足しはウィスキーが最強!?オトナ限定の焼き芋の食べ方を実践してみた!禁断の味わいは?

秋から始まるさつまいも・焼き芋の季節。プロが焼いた焼き芋の違いに絶賛したり、自宅でも調理器具を駆使し、時間をかければ美味しい焼き芋になるということもあったりと焼き芋ひとつにしても色々な楽しみ方、作り方があります。今回の焼き芋は今までの「どういう風に焼いた?」、「品種は何?」、「どういう調理器具を使用した?」というような感じではなく、お酒が好きな人向け…いや、香りが好きな人向けかもしれません。こんな焼き芋の楽しみ方があった!?という目から鱗が落ちる的な焼き芋になります。焼き芋の楽しみ方の一つに、何か他の食材や調味料などを付け加えて食べる、いわゆる「ちょい足し」がありますよね。アイスクリームやバター、あんこ、はちみつ等々…、皆さん思い思いのちょい足しレシピをお持ちなのではないでしょうか?今回は、意外過ぎる?いや?意外ではないのかもしれませんが、「アレ」を焼き芋にちょい足ししてみました。大人限定の、禁断の味わいをぜひ皆さんもお試しください。ハマること間違い無いと思います。特にお酒も焼き芋も好き♪という方にとっては…。

焼き芋×ウイスキー

今回、紹介するのは、「ニッカウヰスキー」の公式サイト、ならびにX(Twitter)で話題になっている焼き芋にウイスキーをちょい足しするというレシピです。その名も、「ウイスキー薫る焼き芋」。焼き芋に「ウイスキー」と聞くと意外な感じがするかもしれませんが、よくよく考えてみると、アルコールと甘い食べ物という組み合わせは、他にもあるのです。例えば、半分に切ったメロンの中心部にブランデーを注いで食べる贅沢な組み合わせや、昔からあるウイスキーボンボンは、チョコレートとウイスキーという組み合わせです。さらに、漫画の世界から例を挙げると、地上最強の生物である範馬勇次郎が「コニャックには安物のキャンディが合う」と、キャンディをボリボリと噛み砕きながらコニャックを嗜んでいたのが、とても美味しそうな印象でした。普段アルコールをあまり飲まない筆者にとって、ウイスキーと焼き芋という和洋折衷の組み合わせがどのようなマリアージュを生み出すのか、想像もつかずワクワクが止まりません。

材料はこれだけ

・焼き芋 1本
・ウイスキー 20ml

用意する材料は、たったのこれだけです。ウイスキーについては、情報源であるニッカに敬意を表して、ニッカウヰスキーを用意しても良いでしょうし、そうでなくても構わないでしょう。
そして、もう一つの材料である焼き芋ですが、ニッカのサイトにはさつまいもの品種などに関する情報は見当たりません。まずはお好みの品種で良いでしょう。今回私が選んだのは、「紅天使」の焼き芋です。紅天使とは、カルビーかいつかスイートポテト株式会社が持つブランド紅はるかです。近所のスーパーで焼き上げられたものを購入しました。入手しやすいことと、何よりその美味しさから、筆者にとっては普段からよく食べている焼き芋です。

ベースの味を良く知っている焼き芋であれば、ウイスキーによってどのような変化がもたらされるのかがわかりやすいと思ったからです。慣れ親しんだ紅天使が、一体どうなってしまうのでしょうか?それでは調理をしてみましょう。

作り方は超絶簡単

焼き芋とウイスキー、たったそれだけの材料をどのように調理するのか?気になる方もいると思いますが、作り方も超絶簡単なのです。ウイスキーを割った焼き芋にかけ回して、ラップをせずにレンジアップ(レンチン)するだけです。焼き芋は、丸ごとそのままの状態ではなく、縦半分に割った状態にしましょう。その方がウイスキーをかけやすいですし、染み込みやすいです。ウイスキーの分量は、焼き芋の大きさによって調節しても良いと思います。好みにもよりますが、焼き芋が少し浸るぐらいが見た目にも美味しそうになりますよ。

ニッカのサイトにはレンジの加熱時間に関する記載はありませんでした。ただ、焼き芋がアツアツになったら取り出す、と記載がありますので、こちらをヒントにお好みで加熱してみてください。加熱することによって、アルコールの匂いが和らぎ、焼き芋とまろやかにマッチするのだそうです。用意した焼き芋が温かい状態であれば加熱時間は短くなるでしょうし、冷めていれば長めの加熱が必要になるでしょう。筆者は用意した焼き芋が冷めきっていたので、500wで5分30秒ほど加熱しました。様子を見ながら、熱々になるまで加熱時間を調節してみてください。

禁断の世界へGO!ウイスキー薫る焼き芋を食べてみた

レンジから部屋中に漂うウイスキーの香り。その凄まじさに家族も驚いていました。焼き芋の甘い香りと、ウイスキーの香りが合わさったそれは、まさに濃厚で芳醇。レンジから焼き芋を取り出すと、その香りにむせ返りそうになるほどです。まさに「ウイスキー薫る焼き芋」。ウイスキーが染み込んだ部分が、とても食欲をそそる見た目をしていますね。口に運ぶと、なんだか甘さが倍増したようです。そもそも、ウイスキーを甘く感じる理由は、エタノールによる口内粘膜への刺激を、脳が心地よいと錯覚するためだそうです。甘味が増したと感じたのは、ウイスキーの錯覚の甘味と、焼き芋のリアルな甘味との掛け合わせによるものなのかもしれません。

焼き芋を食べているのに、鼻に抜けるウイスキーの香りがなんとも摩訶不思議な味わいで、クセになりそうです。特に、焦げ目のついた部分が、香ばしさも相まってたまりませんよ。そして、紅天使のねっとり食感と濃厚な甘さは、ウイスキーの強い風味にも負けておりません。ホクホク系よりも、ねっとり系、しっとり系のさつまいもの方が、ウイスキーとの相性が良いのではないかと思いました。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今までのちょい足しとは、まるで異なる世界を見せてくれた、「ウイスキー薫る焼き芋」。焼き芋とウイスキーだけで、しかも簡単な作り方でできてしまう、大人の焼き芋でした。普段アルコールをあまり飲まない筆者も、ハマってしまいそうなほどの美味しさでした。皆さんもぜひ、20歳未満お断りの味を楽しんでみませんか?