コンビニで買える食材で腸活!腸活プリンを作ってみた!レシピも

体調や肌の調子を整えるために注目されている「腸活」。けれど、忙しい毎日の中で、続けられる方法を見つけるのは難しいものです。そんな時におすすめしたいのが、手軽に買える焼き芋を使った腸活です。コンビニやスーパーでも簡単に手に入る焼き芋は、豊富な食物繊維で腸内環境をサポートしつつ、甘くてほっこりした味わいで心も満たしてくれます。今回は、焼き芋にヨーグルトを組み合わせたスイーツレシピをご紹介します。この組み合わせは、腸内の善玉菌を増やしながら、美味しさも楽しめる一石二鳥の方法。記事を最後まで読むと、腸活の知識と、簡単に作れるヘルシーなスイーツのレシピが手に入りますよ。

コンビニで買える食材で腸活

コンビニで買える食材で腸活-コンビニ

最近よく耳にする「腸活」。体調を整えるための取り組みとして注目されていますが、手軽に始められる方法と言えば、焼き芋やサプリが代表的ですよね。そこで今回は、さつまいもや焼き芋を使う点は変えずに、もっと身近な材料で腸活アイテムを作ることに挑戦してみます。しかも、スイーツです。なんとスイーツで腸内環境を整えられるという、まるで夢のような方法をご紹介します。材料は特別なものではなく、近所のコンビニで気軽に手に入るものばかりを使います。忙しい日常の中でも、ちょっとした工夫で腸活を取り入れられるレシピを提案したいと思います。ヘルシーさを意識しながらも、甘さや美味しさをしっかり楽しめるスイーツを目指しますので、腸活初心者の方にもおすすめです。ではでは、美味しく腸活、やってみましょう!

腸活とは?

コンビニで買える食材で腸活-腸活イメージ

腸活とは、腸内環境を整えるために生活習慣や食事内容を見直し、腸の健康を意識した取り組みのことを一般的には指します。腸内には多種多様な細菌が存在し、これらのバランスが健康や美容、さらには精神的な状態にも影響を与えるとされています。腸内環境が良好であれば、消化や吸収がスムーズに行われるだけでなく、免疫力が高まり、肌の調子が良くなったり、ストレスを感じにくくなったりするなど、体全体に良い影響をもたらします。

コンビニで買える食材で腸活-腸活イメージ(さつまいも)

腸活を進めるためには、普段の食事で「食物繊維」や「発酵食品」を積極的に摂取し、腸内の善玉菌を増やすことが重要とされています。また、規則正しい食事や睡眠、適度な運動を取り入れることで腸の働きを助けることも効果的とされています。一方で、ストレスや不規則な生活、過剰な飲酒や高脂肪・高糖質な食事は、腸内環境を悪化させる原因となるため、こうした要因を減らすことも腸活の一環といえます。腸活は、食物繊維や発酵食品と言われるものを摂取することばかり言われていますが、不規則な生活やストレスを溜める生活、過剰な飲酒、脂濃い食事を避けることも腸活のひとつです。このような生活をして食物繊維や発酵食品を朝食やランチで取ってもあまり意味のないことになる可能性があるので注意が必要です。それが、健康的な腸内環境を育む鍵となるのです。

腸活が必要な人はどんな人?

腸活が必要な人-肌荒れ

腸活が必要な人もしくは腸活したほうが良いかもしれないという人は、腸内環境の乱れが疑われことがある人ではないかと思います。具体的には、まず、便秘や下痢といった腸の調子が安定しない人です。排便がスムーズでない場合、腸内で悪玉菌が増えやすくなり、腸内環境が悪化する可能性があります。また、お腹が張りやすい、ガスが溜まりやすいといった不快感を抱える人も、腸内バランスの乱れが原因となっている場合があります。更に、肌荒れやニキビ、乾燥肌などの肌トラブルが続く人も腸活を考えるべきではないかと思います。腸内環境が悪化すると、有害物質が血液中に広がり、それが肌の状態に反映されることが知られています。美容面で悩みが多い場合も、腸を整えることで改善が期待できます。加えて、風邪をひきやすい人、疲れやすい人なども腸活が必要な場合があります。

腸活が必要な人-不眠

腸は「第二の脳」とも呼ばれ、免疫機能の約7割が腸に集中しているため、腸内環境が免疫力と深く関係しているからです。それと、ストレスが多く、不眠や情緒不安定な状態が続いている人も腸活が役立つことがあります。腸内細菌は「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンの分泌に関わっており、腸内環境を整えることで気分の改善が期待されます。こうした多岐にわたる悩みを抱える人にとって、腸活は健康を取り戻す第一歩となるでしょう。セロトニンについてはこちらの記事で解説していますので興味のある方は是非。

腸活プリンを作ってみよう

ここまで腸活について説明をしてきました。腸活をしたいけど「さつまいも」や「キムチ」を食べれば良い?二つを足して食べたほうが効果的?と思う方も多いかもしれません。

腸活というとサプリとか色々と手段は沢山ありますが、出来るなら美味しく腸活をしたいという方も多いはずです。そして腸活は、ある一定期間、続けないとあまり意味がないことも言われています。長く続けるなら美味しいもので手軽で…となるとなかなか無いのかもしれません。そこでコンビニで簡単に買える材料だけで腸活向きのスイーツを作ってみました。名付けて腸活プリン。ではでは行ってみましょう。

腸活プリン-鳴門金時

さつまいもはスーパーでも買える「鳴門金時」。まずは、この「鳴門金時」で焼き芋を作ります。スイーツにはねっとり系のさつまいも(焼き芋)が向いていますが、この時期だと鳴門金時のようなさつまいもが多くスーパーに並んでいたので今回は、鳴門金時にしてみました。

腸活プリン-鳴門金時とは?

因みに鳴門金時は、徳島県の特産品で、鮮やかな紅色の皮とクリーム色の果肉が特徴的なさつまいもです。特に、鳴門市やその周辺の砂地で栽培され、砂地特有の水はけと通気性の良さが、高品質なさつまいもを育てます。食感はホクホクとしており、上品な甘さが魅力で、焼き芋や天ぷら、スイートポテトなど、さまざまな料理でその風味を楽しむことができ、収穫後に貯蔵することで甘みが増し、更に美味しくなります。「なると金時」の名称は地域団体商標として登録され、徳島県内の指定地域で生産されたもののみが使用できるブランド名となっています。そんな鳴門金時を焼き芋をいつもの焼き芋の作り方で行います。今回の記事では焼き芋の作り方は省略をしますので気になる方は、こちら

腸活プリン-ヨーグルト

コンビニで買えるもうひとつの腸活アイテム。ヨーグルトです。今回は明治ブルガリアヨーグルトをチョイスしてみました。

腸活プリン-鳴門金時の焼き芋

腸活プリン-鳴門金時の焼き芋断面

鳴門金時を焼き芋にするとこんな感じです。ねっとり系の蜜を出す焼き方で焼き芋にしましたが、ホクホク系のさつまいもでもこんな感じで、所々に蜜ぽい感じの染みが出来ていました。焼き芋を割ってみると…鮮やかなオレンジ色に近いさつまいもイエローとも言うべき色です。

腸活プリン-鳴門金時の焼き芋の皮を剥く

手間を考えると、焼き芋はペースト状にするほうがオススメですが、今回は、ペーストにせず進めてみます。焼き芋の皮は今回はプリンのため、皮を剥きます。

腸活プリン-牛乳、上白糖入り

腸活プリン-ヨーグルトを加えます

牛乳に上白糖を加え、ヨーグルトを加えます。

腸活プリン-鳴門金時の焼き芋を入れる

軽く混ぜた後に鳴門金時を包丁で細かく切った焼き芋を投入して再度、混ぜていきます。この時に、少し焼き芋を潰す感じで混ぜていくとこの後の作業が楽になります。

腸活プリン-火にかけて混ぜる

ここで少し、熱を加えて混ぜていきます。

腸活プリン-鳴門金時の焼き芋を濾す

クリームが、ある程度、混ざって後に、濾します。網に潰せなかった焼き芋が残りますのでヘラで、馴染ませるように濾していきます。

腸活プリン-卵を入れる

腸活プリン-卵を入れて混ぜる

腸活プリン-プリンイメージ

焼き芋が全て濾し終わった後に、卵を入れていきます。卵をいれた後はこんな感じのプリンのベースになります。

腸活プリン-カラメルを作る

次に、プリンの底に入れるカラメルを作ります。砂糖を鍋でゆっくり弱火で溶かしていきます。手を休めず、砂糖を混ぜていくと、だんだん、黒ぽくなってきます。ここでポイントですが、砂糖だけでカラメルを作ると熱の勢いであっという間に、カラメルになってしまい、鍋の底に焦げが出来てしまったりすると折角のカラメルが焦げぽくなり、少し苦みと言いますか?雑味が加わってしまうので、砂糖を入れる分量の1/5くらい水を入れると砂糖シロップのような状態になり、いきなりカラメル(黒)にならず、こちらのリズムでカラメルが作れます。

腸活プリン-カップにカラメルを入れる

カラメルが完成後、プリンの容器の底辺にカラメルを入れて行きます。

腸活プリン-プリンをカップに入れる

腸活プリン-プリンをカップに入れる(少しづつ)

カラメルを入れた後に、先程、作ったプリンを容器に入れて行きます。少しづつ、容器に付かない様に入れます。プリンを容器に入れ終わったら、オーブンへ入れます。

腸活プリン-湯煎焼きをする

オーブンには、トレーに水を張った状態でプリン容器を入れて焼いていきます。スチームコンベクションオーブンは、スチームを使ってください。湯煎焼きは、水蒸気を利用する為、直火や通常のオーブン焼きに比べて失敗が少なく、仕上がりも安定します。プリンの完成をより滑らかにするにはこの湯煎焼きがオススメです。

腸活プリン-こうなっていれば完成

オーブン165℃で20分、このまま湯煎焼きにします。20分経過した頃に、プリンの容器をもって横に振ってみると上部がふわふわの状態で少し膜が出来ていれば完成です。少し足りない場合は、そのまま数分、オーブンに入れて様子を見てください。

完成!

腸活プリン-横から

腸活プリン-焼き芋の食感が残るプリン

今回の腸活プリンは、さつまいも(焼き芋)とヨーグルトを使用したプリンです。さつまいもの食感を残す為、焼き芋はペーストに最初にペーストにせず、クリームの中で濾して行く手法で仕上げています。実際に食べてみました!焼き芋の自然の甘みが強く、食感もたっぷりと残っていてヨーグルトはプリンのコクになっており、焼き芋プリンとしては上々です。

腸活プリン-カラメルのほろ苦さと焼き芋の甘さのベストバランス

ほっこりとする甘みとカラメルの少しほろ苦い味がぴったりです。簡単に作れるので是非!ご自宅でも腸活プリン、試してみてください!

腸活プリン8人前材料

プリン

  • 牛乳 300g
  • 上白糖 60g
  • ヨーグルト 100g
  • さつまいも 150g
  • 卵 120g

※カップには65~70g入れる

カラメル

  • 砂糖 50g
  • 水 10g

まとめ

腸活プリン-まとめ

腸活を手軽に美味しく始めたいなら、今回ご紹介した「腸活プリン」はぴったりです。コンビニで買えるヨーグルトと、手に入りやすいさつまいも「鳴門金時」を使えば、準備も簡単。腸内環境を整える効果と美味しさの両方を楽しめます。忙しい日々でも取り入れやすいこのレシピは、スイーツを食べながら健康を意識したい方にぴったりです。湯煎焼きでなめらかに仕上がるプリンは、初心者でも失敗しにくく、作る過程も楽しいポイント。ぜひ、この腸活プリンをきっかけに、日々の食生活に小さな変化を取り入れてみてください。甘さと健康の両立を目指したい方におすすめの一品です。