さつまいもカレーは美味しいのか?かつお出汁と香ばしく炒めた玉ねぎ、そしてゴロゴロのさつまいも入りのカレーを食べてみた!更に「キャンプ飯」なるものも食べてみた

好きな食べ物と言えば…必ず上位にランキングされてくるカレー。もはやラーメンと並ぶ日本の国民食と言っても良いかもしれません。このカレーって日本で独特に進化した食べ物ってことを知っていますか?今回は、そんなカレーとさつまいものお話です。

カレーとさつまいもは合う!?

カレーライスとネットで検索すると出るわ出るわ…その数「24,200,000件」。もはや天文学的数値というレベルではないでしょうか?そもそもこのカレーライスという言葉は和製英語。外国人に「カレーライス」と言っても通じるか?どうか?これまた微妙ではあります。明治時代にカレーの文化が日本に入りこみ、日本独特のカレー文化へ進化をして行き、今では、多種多様なカレーが食べられている。

有名な「神田カレーグランプリ」も2022年で10回を数え、その盛況ぶりはカレーファンなら誰もが知っているのではないだろうか?更に同じカレーでも「甘口」「中辛」等の辛さのレベルまでお好みに合わせて好きに出来るというのも…。焼き芋の文化と同じようにカレーの文化もカレーが身近になっているという現れなのでしょう。そんなカレーライスは当メディアでも

「さつまいもが決め手!辛口スパイスカレー」

さつまいもが脇役になりますが、決して欠かせない存在の「スパイスカレー」です!
本品はルーを使わない、本格的な辛口スパイスカレーです。スパイスカレー好きの筆者が、何度も試行錯誤した結果たどり着いた隠し味が、「さつまいも」でした。

さつまいもを使った我が家の最強レシピ!具材はさつまいもだけ!さつまいもガレット&さつまいもが決め手!辛口スパイスカレー!ルーを使用しないスパイスカレーで何か足りない時はさつまいもなのです

「ほしいもカレー」

見た目は、予想以上に干し芋(らしきもの)がゴロゴロしている…。原材料表記を見る限り、じゃがいもは入っていないようなので、これが干し芋に違いない。口に運んでみる…、う、旨い!スパイシーで本格的な中辛のカレーだ。肝心の干し芋は、と言えば、悪くない…と言うより、かなり良いじゃないか。干し芋の甘さが、きちんと野菜の甘さとして機能し、カレーのコクとなっている。さらに、干し芋のねっとり感が、他のカレーにはない食感を生み出しているのだ。干し芋とカレーが、足し算ではなく、掛け算となっている。おそらく、中辛のカレーでないと成り立たない味わいなのだろう。

ほしいも神社へ行ってみた!テレビで話題!茨城県ひたちなか市にあるパワースポット!欲しい物全て手に入るご利益!おみやげ、お守り、キーホルダー、おみくじ、自販機で干し芋を買ってみた!周辺には海も!

と紹介しています。

今度は和テイスト!かつお出汁のカレーを食べてみた

カレーにじゃがいもの代わりにさつまいもを入れるというのは、編集部でも話になったことがあります。辛いカレーをさつまいもの甘さが中和して、絶妙な味に変化するとのことで…さつまいもを安納芋で行ったどうだった?や紅はるかより紅あずまのようなホクホク系のさつまいものほうが合うとか…色々と話題にのぼりました。これもカレーが日本の国民食になっているということからカレーと何か?の組み合わせとなると色々と出て来るわけなのです。

蕎麦屋のカレーが美味しい。どこどこの蕎麦屋のカレーは絶品やなんだかんだ言っても家で食べる自宅のカレーや母親が作ったカレーには勝てない等、そういう感じに近い話なのかもしれません。そんなさつまいも×カレー。以前、紹介した記事ではスパイシーなカレーが中心でしたので、少し方向を変えた「和」のカレーとさつまいもの組み合わせを食べてみた!

茨城【芋】咖哩(IBARAKI IMO CURRY)

「茨城県産のさつまいもと鶏肉をゴロッとカットし、香ばしく炒めた玉ねぎをたっぷり使用しました。味の決め手に、風味豊かなかつお出汁をきかせた和風仕立てのカレーです」という本カレー。早速、食べてみた。

やはりカレーは白米…これもカレーはこうあるべきという方も多いので…私、個人としてはカレーには白米が合うと思っています。商品はレトルトタイプなので湯煎で約5分ほど温めてみました。そして、出来たのがコレ

一見…普通のカレーぽいのですが…

グーーと寄ってみると

さつまいも…そしてスパイスの香りが少々

ごろっしたさつまいもが…

カレーは「3辛」。中辛という感じなのかもしれません。ひとくち、口に入れるとさつまいもが持つ甘い感じがなんとも言えない。それと出汁のカレーは蕎麦屋のカレーに通じるところがあることで、この出汁が全体を丸くしているような優しい甘さを作り出しているのかもしれません。さらに香ばしく炒めた玉ねぎがより甘さとカレーのコク…奥行を作っている感じなのです。どちらかというとスパイシーなカレーや激辛!というようなカレーを好む人よりは、蕎麦屋で作られるそばつゆや出汁を使った上品なカレーが好きという方に向いているようなカレーかもしれません。そこにさつまいも独特の甘さと食感がプラスされることでより本格的なカレーに仕上がっています。もっと辛いほうが…という意見もありましたが、このカツオ出汁を使用したカレーの上品な感じはこれくらいの辛さが丁度良いのかもしれないと思いました。

原材料名:オニオンソテー(国内製造)、さつまいも(茨城県産)、カレールウ(小麦粉、豚脂、砂糖、食塩、カレーパウダー、その他)、鶏肉、かつお節エキス、砂糖、カレー粉、かつお粉粉末/増粘剤(加工デンプン)、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、酸味料、香料、(一部に小麦・乳成分・落花生・大豆・鶏肉・豚肉・りんごを含む)

栄養成分1袋(180g)当たり
エネルギー:200kcal
たんぱく質:6.1g
脂質:8.6g
炭水化物:25.6g
食塩相当量:2.2g
(推定値)

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カレーの横に置いてあった…気になるもの

キャンプ飯 あります!

このキャッチはそそるものがあります。冷やし中華、はじめました!的な感じの「キャンプ飯 あります!」しかもそれがさつまいもを使ったキャンプ飯となれば、食べないわけにはいかないでしょう。

OIMO PEPPER MESHI(さつまいもの炊きこみペッパー飯)

ビールにぴったり…とな!?

「お米と一緒に炊きこむだけ!さつま芋に黒胡椒をきかせたスパイシーペッパーライス。ちょっと濃いめな味付けは、ビールにぴったりです。」そんなキャンプめし&ビールに合う。これは…キャンプに行くまでもなく、自宅でもたっぷり楽しめるのではないでしょうか?

早速、飯盒ではなく、家庭用炊飯器でOIMO PEPPER MESHI(さつまいもの炊きこみペッパー飯)を焚いて食べてみた。

注意書きにもあるように「お米2合を約30分浸漬させ、水を切ってから」OIMO PEPPER MESHI(袋)を入れてみました。コトコトと焚いている最中からスパイシーな香りが漂ってきます。これが食欲をそそるのです。これは…たまらんな~という感じになってきます。そして待つこと数十分。完成したのがこちら。

商品パッケージにもあるような「さつまいもゴロゴロ」これはほぼ同じ。この時点で黒胡椒の香りが凄い。スパイシーな香りとともにさつまいもとご飯を口に運びます。目の覚めるようなスパイシーな香りと舌が若干、しびれるような胡椒のピリピリ感。そして、さつまいもの甘さが口の中いっぱいに広がります。このスパイス…黒胡椒がたまらん~。

あっという間に一膳を平らげ、今度はビールとの相性も試してみた。と言いますが…もう相性は既にお分かりのような感じですが、先ほどと同じようにひとくち、口に入れてピリピリ、甘い感じを味わったらビールをひとくち。洗い流すという感じかもしれませんが、これ…止まらなくなる恐れあります。

カツオ出汁と茨城県産さつまいものゴロっとしたカレーは、上品な和テイストのカレーで蕎麦屋のカレーのような出汁を使ったカレーが好きな方には絶賛されるであろうカレーです。しかし、たまたまカレーの横にあったOIMO PEPPER MESHI(さつまいもの炊きこみペッパー飯)は、これはヤバい。

反則級の美味しさ。強めのスパイス(黒胡椒)が食欲をガンガンに煽り立て、さつまいもの甘い感じがとどめを刺しにきます。これ、止まらないのです。気を付けなくてはいけないのは、夜中に食べないこと。あっという間に完食して、後悔してしまいそう。それだけインパクトのある美味しさでした。

原材料名:さつまいも(茨城県産)、発酵調味料、清酒、食塩、しょうゆ、異性化液糖、香辛料、おろしにんにく、植物油脂、ビーフエキス、ごま、酵母エキス/調味料(アミノ酸等)、酒精、増粘剤(加工デンプン、キサンタン)、香料、カロテン色素、(一部に小麦・乳成分・牛乳・ごま・大豆・鶏肉・ゼラチンを含む)

栄養成分1袋(180g)当たり

熱量:176kcal
たんぱく質:3.2g
脂質:2.7g
炭水化物:36.4g
食塩相当量:7.7g
(推定値)

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