日本の文化、カルチャーと言えば…外国人から見ると近年では「サムライ」「ゲイシャ」「フジヤマ」「スシ」「テンプラ」という感じなのかもしれない。そこに「オタク」「アニメ」「マンガ」「ゲーム」といったサブカルチャーが入り込んできたのはつい最近のように思える。そして「焼き芋(ヤキイモ)」に関しても日本から海外へと広がった文化の一つかもしれないし、甘いさつまいもが簡単に近所のスーパーやコンビニで入手できるというのも日本に住んでいるから当たり前なのかもしれない。特に「焼き芋」でも「ねっとり系」と言われるような「安納芋」や「紅はるか」の糖度が高く、ねっとりとした食感を持つ焼き芋は海外ではあまり見ることが出来ない。詳しくは
さつまいもを1番美味しく食べる方法の焼き芋♪そもそも焼き芋って日本だけなの?海外で焼き芋って食べている!?今、海外でも焼き芋が大人気!地球規模の焼き芋ブームに
日本の食品サンプルは凄い
話がずれてしまったので元に戻すと日本の文化、カルチャー。どちらかというとサブカルチャーに入るのかもしれないが「食品サンプル」という日本を代表するような工芸は外国人に人気で「なぜ?こんなところに外国人が?」という浅草合羽橋商店街に浅草の帰りなのか?大量の外国人が押し寄せている。
食品サンプルはある世代にとっては「懐かしい」と感じるはず。昭和の頃の百貨店にあるようなレストランの店頭ガラスケースにこの食品サンプルが飾られていて、そこに価格がついてあった。これは食品サンプルを販売しているというわけではなく、こういう料理が〇〇〇円ですという感じで陳列していたのだ。今では、その精巧な造りや色が本物のようだということでキーホルダーやストラップ等になっている。
そもそも食品サンプルは、型と呼ばれる形成された食材にシリコン樹脂を流し込み、食材の形にして固まったシリコン樹脂を抜き出し、本物そっくりな色を使い、着色していくという職人技のような仕事なのだ。そんな食品サンプルを生み出したのが株式会社いわさき 創業者の岩崎瀧三氏とのこと。
いわさきの歴史
食品サンプルを日本で初めて事業化したのが当社の創業者、岩崎瀧三です。
食品サンプルは大正末期から昭和初期に日本で発明されました。
昭和7年、食材模型をはじめて目にした瀧三は、子どもの頃、ロウを水に落とし花のように咲かせる遊びに熱中したことを思い出し、それがロウで出来ていることを確信しました。引用:株式会社いわさきより
さつまいもの食品サンプルを調べてみた
日本が世界に誇る職人技とも言える「食品サンプル」。さつまいもの食品サンプルを調べてみた。まずはあるのか?ないのか?あるなら欲しい!人も多いのではないだろうか?(私は必ずといって良いほど購入するだろう)
食べちゃいそうな焼き芋
な、なるほど。これはかなり精巧な造りではないだろうか?本物そっくりというか?これ本物ではないか?というレベルな仕上がり。しかもホクホク系ではなく、シリコン樹脂のテカリ方が、ねっとり系の焼き芋に見えるのだ。
メイドインジャパン…恐るべし。
焼き芋の香りが漂ってきそうな感じというのが素晴らしい。私と同じ感想は、購入された方のレビューでも大絶賛されているのが凄い!
食べちゃいそうな大学芋
次はさつまいもの加工食品ということで「大学芋」。この食品サンプルもかなりのレベル。キーホルダーを外して数個を皿の上に置いてあったら迷わず口に運んでしまうかもしれない。
大学芋の細切りタイプで黒ゴマが泣ける…大学芋が持つテカテカとした蜜も再現されている恐ろしさ。
これは凄いの一言につきるかもしれません。
大学芋の乱切りタイプはこちら
食べちゃいそうな芋けんぴ
そして…「芋けんぴ」。食べちゃいそうなという商品名にはその自信が出ているように思えてならない。
本当に食べちゃいそうな感じなのだ。芋ケンピのカリッとした食感を思い出してしまうくらい。芋けんぴはさつまいもの美味しさ、香りだけじゃなくはちみつや塩味等、色々な味付けがあったりと…あ…本当の芋けんぴの話になってしまうくらいの仕上がりなのだ。
芋けんぴについてはこちらをどうぞ
芋けんぴって知ってる?昔から国民に愛されるさつまいものおやつ。使用する品種により味わいや食感が異なる芋けんぴ。芋けんぴに使用される品種や食感を徹底レポートします!
食品サンプルは日本の文化なのだ
食品サンプル携帯ストラップ お子様ランチ
最後はオマケ。これは色々見た「食品サンプル」の中でもかなり精巧に出来ているかもしれない。お子様ランチを見事に再現している。
エビフライ、クリームコロッケ、ハンバーグ、目玉焼き、プリン、イチゴ、キウイフルーツ、バナナ等…うしろのレタスやパセリも泣けるのだ。この小さなお皿の中にこの感じがギュギューと詰まっているというのも凄いし、色彩も本物そっくり。
これは外国人がお土産に購入するというのも分かる。賞味期限なんて存在しないし(食べれないので当たり前だが)、腐ることも無いのでお土産には最適なのかもしれない。
日本を代表する職人技の一つ。食品サンプル。昔、見た記憶があるような食品サンプルと比べてもかなり進化しているように思える。より精巧に本物のような感じに。さつまいも、焼き芋、芋けんぴ、大学芋とかなり精巧で食べてしまいそうなレベル。さつまいも好きなら一つは持っていたい!スマホやキーにつけておきたいと思えるくらいなのだ。価格も手ごろだし、お土産にも良いのかもしれない。さつまいも博に行く時に持っていくと本物のさつまいも好きと思われる!?こと間違いないはずなのだ。