今年も梅雨の季節がやってきました
6月に入り、通勤時には車窓から色とりどりの紫陽花の姿を目にする季節となりました。6月4日は岐宿町の漁津ヶ崎公園で毎年恒例のあじさいまつりも開催されました。長崎県五島市の梅雨入りは、5月29日で平年より6日、昨年より13日早かったそうです。今週末は、梅雨前線と季節外れの台風2号の影響で線状降水帯が発生し、四国から近畿、東海、関東圏内までの広範囲で冠水被害が多発して、大変な事態となってしまいました。復旧作業などどれほど時間がかかるのでしょうか。親戚に連絡を取ってもなかなか繋がらなかった人も少なくなかったと思います。一方、五島のほうは心配していた台風が僅かに東へそれた為に、梅雨の中休み的な天気でした。しかし、梅雨のシーズンはまだ始まったばかり。天気情報は常にチェックしておくことは大事です。この事は農業生産法人であるアグリコーポレーションに入社して特に強く意識するようになりました。
アグリは定植真っ最中、定植の時期は雨が厄介です
アグリ・コーポレーションではこの時期、自家農園で採取したさつまいもの苗を定植する作業の真っ最中です。定植する前の苗切り作業の最終週は、従業員全員で取り組むため、初めて作業に加わりました。見るのとやるのは大違いとよく言いますが、本当にそうだよなぁ~と実感しました。採苗する苗の見極め方は初心者には難しく、ハウスの中での腰を屈めた作業は、午前中の4時間だけで精一杯でした。体力が無さすぎて情けなかったですが、毎年こんな風にして作業をし、育てていくんだという過程を知れて為になりました。ちなみに、畑班の人たちは朝は7時スタートで、夕方は17時以降に残業する日もあるので体力と気力、作業スピードも並みではありません。天気次第では土日の休日返上で作業にかかることもあり、只々頭が下がります。これからさつまいも苗の定植を無事に予定日までに終わらせるため、ラボ長を中心に社員一丸となって作業を進めていくことになります。苗から芋が育ち、収穫できるまで、あと3ヶ月ぐらいです。
梅雨の楽しみ、梅仕事!お店にたくさんの梅が並びます
話は変わりまして、この時期は市場などで青梅が出回る季節ですよね。梅は追熟するほどフルーティーな香りがひろがっていきます。
上級者は梅干しを漬けたりすると思いますが、筆者がいつも作るのは1日で作業が終えられる、簡単な梅酒や梅ジャム。今回は1キロ2Lサイズ600円で入手した青梅を使って、「青梅のはちみつ漬け」と「梅風味のめんつゆ」に挑戦してみました。本を参考に、手軽に作れたのでご紹介したいと思います。まず準備としてガラスの保存容器2つ分の消毒をします。煮沸がいいんですが我が家には大きな鍋が無いので、エタノール消毒をしました(500ml1000円くらい。材料費としてこれが一番高くついた)。せっかく作ったものにカビが発生してしまわないよう、大事なポイントです。
「青梅のはちみつ漬け」
【材料】青梅500g・塩50g・ハチミツ400g
【作り方】
①まず青梅を大きめのボウルに入れ、流水でやさしく洗い、1~2時間水に浸けてあく抜きをします。
②青梅の水気をフキンかキッチンペーパーで拭きとります。
③なり口(へた)を楊枝をつかって取り除きます。
④青梅を半分に切り、種と身に分けます。※青梅を包丁でぐるっと切り込みをいれ、しゃもじなど使って掌で圧をかけると割れやすくなります。片方には種がついているので、スプーンなどを使って種をはがします。
⑤二つに割った青梅をジップロックに入れ全体の重さの10%の塩をまぶし、2キロ程度の重しをのせて1~2時間置きます。
⑥ジップロックの中の塩水を捨て、青梅の水分を再度キッチンペーパーで拭きます。
⑦ビンに青梅を入れ、ハチミツを400g加えます。
空気に触れないようラップをかけてふたを閉めます。これで、常温の冷暗所に3日置くと食べられるそうです。お腹を壊さないか心配な人は2週間後を目安にすると良いようです。青梅のエキスが溶け出したハチミツは炭酸水で割ると美味しい梅ジュースに。
「青梅風味のめんつゆ」
【材料】青梅の種・かつおぶし8g・みりん1カップ・醤油1カップ
【作り方】
①みりんを火にかけ1分位沸騰させ、冷ましておきます。
②ビンに青梅の種を入れます。②鰹ぶしを8g入れて、みりん、醤油をいれて完成。
冷蔵庫で保存し、10日後には食べられます。五島うどんをそうめんのように冷して、付け汁にして食べてみても良さそうですね。青梅は1kgあったので、残りの500gはなり口を外したところで、全体にフォークを刺してこれまたジップロックにいれて冷凍保存にしました。こうしておくと、何を作るにしても梅のエキスが出やすくなっていいそうです。後日、氷砂糖をいれて梅シロップを作ってもいいですね。梅パワーを見方にして、蒸し暑さに適応していけたらと思っています。出来上がるのが楽しみです。
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地元の人、旅行で福江島へ訪れる人、出張で福江島へ訪れる人、夕食と同じくらい昼食、ランチを食べるのに…福江島のランチ情報まとめがない。「五島商店 佐藤の芋屋」の「福江島のこと」の記事の中にも多数のランチ、ディナー情報の記事があります。この「福江島のこと」の「ランチ情報」だけ抜き出してスピンアウトしたのが、「福江島ランチーズ」なのです。
アグリ・コーポレーションでは、現在、事業拡大につき新しい仲間を探しています。地元(長崎県五島市)の方をはじめ、地元以外の移住者、移住を検討されてる方、未経験者、大歓迎です。募集職種、ご応募時の問い合わせFAQ等、詳しくは専用ページにて掲載しています。お問い合わせや質問等ございましたらお気軽にご連絡ください。