アグリ・コーポレーションや旬の駅を経営している農業ベンチャー社長の年末年始休暇の過ごし方とは?12月28日~1月7日までの移動、行動、そして年末年始に思ったことを書いてみた!

五島市(福江島)に本社をおく株式会社アグリ・コーポレーションを設立して13年目だが、今日は年末年始休暇の過ごし方を書いてみたい。アグリ・コーポレーションの年末年始の休日は12月28日~1月4日まで8日間。社員、パートさんからは「年々休みが増えますね」と言われているようだが…噂では「社長が冬休みを長くとりたいから」と言われているみたいなのだ。数年前までは12月29日~1月3日までの6日間で、更にブロッコリーを栽培していた時は、担当者は30日と3日は収穫してたので休みは実質3日間であった。年末年始に休日がとれる背景には、業績が安定しているということが挙げられるが、課題もあり、海外から働きにきている外国人材は休みより仕事をしたいと根底にはあるので頭を悩ませている部分もある。

仕事納め

2023年も12月27日が仕事納めで、最終日の仕事の大部分は大掃除や機械のメンテナンスなどに充てられる。有機安納芋の出荷も26日を最終日とし、27日はグループ会社の旬の駅用に出荷するだけだ。年末の出荷要請は強いが、要望のまま出荷すると休みをとることすらできないので26日とした。

白馬へ向かう

タイトルにある年末年始休暇の過ごし方だが、私の家族はスノーボードをするのでこの6年間は長野県白馬村で年末年始を過ごすことが恒例行事のように定着している。宿泊施設はホテルではなく、一棟貸しのロッジに宿泊し、外食はほとんどしないため、スノーボードの準備は当然のこと、数日間すごすための調理道具や調味料、勉強道具、衣類を車に詰め込み奈良県から6時間ほどかけて移動する。家族は25日から一足先に現地に入り4日まで10日間滞在するが、自宅とは違い、雪景色をみながら過ごす白馬村に愛着があり、リフレッシュするには最適な場所なのである。

一方、私は長崎県五島列島から白馬村まで直接むかうのだが、ルートは

9時45分 五島福江空港発(ANA)→福岡空港10時25分着
11時10分 福岡空港発(JAL)→信州松本空港12時35分着

空港からの乗り合わせジャンボタクシー(2,500円)で白馬村まで2時間。
白馬村に14時20分着であった。

ジャンボタクシーの乗り合わせは何と私一人でゆっくり移動できたことが大きかった。年末ながら仕事の連絡などがはいり、車中でパソコンを開けながら、携帯はスピーカーで仕事をしながらの移動だっため、アッという間に白馬村に到着した。途中、車がスリップで頭から畑に落ちている様をみて、運転は気をつけようと心に決めた。

私の白馬村の過ごし方は、大きく6つ

  1. 過去の読んだ書籍を読み返しYOMOOアプリへ登録
  2. 親書1冊
  3. 息子とスノーボード
  4. 五島商店佐藤の芋屋のブログの読み返し
  5. マンダラート作成
  6. 温泉

読書・ブログ読み返し

朝、6時ごろに起床し、寝室の二階から一階おりて、キャンプ用の焙煎器でタイ産の珈琲を焙煎し、二杯ほどのみながら読書。今回の親書は「アラビア太郎」。冬休みに読むべくして読む一書だったと思う。スノボに行く日は9時ごろ出発し、16時まで滑り、温泉にはいり帰宅。

五島商店佐藤の芋屋のブログをお酒を飲みながら読み返し。晩御飯を食べて、家族でAmazonプライムで映画が観て22時は就寝。

アプリに登録

スノボに行かない日は、読書のあと過去に読んだ書籍を読み返し、YOMOOアプリに登録。プレミアム会員のため、気になったページの写真を無制限で登録できるので読み返しに便利である。

昼後を食べて、今年のマンダラートを考えたり、ブログの記事を書いたりゆっくりしながら過ごす。


おせち料理の評価

おせち料理は、兄が京都で京季節料理 凛月を経営している関係で、毎年送ってもらっている。年を重ねたせいか、初めてお節料理を美味しいと感じた。また楽しく食べる事ができたのは年齢と農産物直売所旬の駅を経営していることから野菜との距離感が近づくどころか細胞レベルでしみ込んでいるからかもしれない。一品一品の品目や産地、調理方法を考えながら食べる自分を知った。毎年、美味しいかどうか評価してほしいと言われるのでメニュー一覧にメモ程度に評価をしながら食べる。

細かくは次回のブログで書くことにするが、思い出に残ったことなどを書きたい。

スノーボードは腹筋が鍛えられる?

今年は長男の義海がスノーボードを滑りたい日はすべて私も滑ろうと決めていたのが、息子5日間、私は4日間を滑った。運動不足解消のためと、息子との共有する時間をつくることを目的にしたが、及第点を与えたい。息子のスノボの滑るスピードが速すぎて全くついていけないが、何とか追いつこうとする姿勢が自身の上達につながっていることを感じた。息子はほんとに上手。47というスキー場が中上級者向けなのだが、私にはきつかった。累計、50回はこけたとおもう。スノボをしてわかったことは、異常に腹筋が鍛えられる。これには理由が2点あり、こけて立ち上がる際に腹筋をつかうことと、下半身始動で左右にステップするので鍛えられる。あと初日に、派手にこけて右ひざを負傷しながらも残り3日間を滑ったことを父親としての責任だと自負したい。利用したスキー場は、47・五竜・栂池。47は中上級者向け、五竜は家族向け、栂池は登録をしておけば小学生以下が無料のため次男が小学生五年生であり毎年利用する。

現在の白馬村

スキー場もそうだが、飲食店と温泉でも少し不思議な光景をみた。それは右も左も外国人だらけ。また外食の値段が爆上がり。白馬村の友人にきくと、地元民は外食できなくなったようだ。理由は、金額の高さとメニュー、そして混雑。こんな感じのことがあり外食を控えているようだ。家族がでそのうち行ってみようかといっていたラーメン屋が18時を過ぎると30人待ち。全員、外国人。初日にいった温泉は白馬龍神温泉。五竜スキー場が5分でいけるため、16時ごろまで滑ったあとに、その足で長男と二人でいった。焼き肉屋も運営し、宿泊施設もかねている温泉だが、改装がされており綺麗になっていた。が、しかし・・・、大人入浴券2,000円。「に、に、にしぇんえん・・・。」白馬龍神温泉は白馬村に11ある温泉の中でも最高値であることは知っているが、まさかの2,000円。息子と二人で4,000円。

佐藤社長佐藤社長

昨年より上がりました?

スタッフAスタッフA

そうなんです。昨年は1,000円だったんですが。

スタッフBスタッフB

オーナーの意向で、安くしてお客様を押し合うぐらいになるより、高くしてゆっくり利用してほしいとのことで

佐藤社長佐藤社長

なるほど、金額は別にしてどのように利用してもらうか、その利用シーンをつくることが経営者ですよね

温泉

お湯にはいってみると、利用者は5人と少ない。ここでも全員外国人。温泉は日本の文化であり、サウナに入り、冷水につかることが外国人の日本での楽しみなのでだと知った。日本も今まさにサウナブームだが、サウナ12分→冷水1分→外湯にはいることを「整える」というのが流行りだが、外国人は我慢競争のように利用していた。冷水に入る時間をスマホで測り勝負していたように思う。ただ、使用したマット、他のお客様のために冷水を独り占めしないなどマナーを伝えることは運営側の重要な仕事のように思う。2,000円の中にそれは感じなかったことが残念であり、改善点だと反面教師として勉強になった。白馬村温泉マップにある温泉をすべて利用したことがある私の記憶では、ほとんどの温泉は700円としているが、利用者として不思議に思うことが、内湯しかない温泉、外湯もありサウナもある温泉、脱衣所が狭く古びた温泉、休憩スペースを大きくとっている温泉でもほぼ700円なのである。もう少し価格差をつけるべきではと思う。

白馬村にスーパーマーケットは大きく3店舗ある。Acoop、ザ・ビック、デリシアで私たちはAcoopを利用することが多い。お肉の品質が良いように感じている。毎年来るたびに、飲食店が増え、小売店が増え、マンションや貸別荘が増え続けている。コロナ渦で一時成長が止まったかに思えた観光産業が完全に復活しつつあり、また進化していることに気づく。宿泊料、外食、温泉など価格があがることは良いことだと思う。少なくともこの3点はすべて地域にお金がおちて消費されているからだ。温泉の平均価格が700円は安すぎで重油があがっていることも踏まえると良い温泉は1500円でも良いと思う。白馬住民は半額で利用するなど、サービスの差別化、利用者の区別をはっきるするべきだと感じた。

地域に根付くメディア

飲食店も増えつづけており、恐らく国からの補助金で白馬商工会が運営している「ハクバメシ」というサイトを見つけた。ハクバメシ | 白馬村で飲食店に困った時に見るサイト。まだ始まったばかりのように思うが観光客には利用しやすいサイトになっている。アグリ・コーポレーションが運営しているInstagram福江島ランチーズ《五島列島グルメメディア》 写真と動画の参考になった。

あっという間の冬休みであったが充実した休みであり、ゆっくりできる体制を整えられていることが起業し成長した証だとしみじみ思う。さぁ、今日は1月7日(日)。明日から頑張ろう!

PS.白馬村キャラクターに村男3世がいるが、初めて見たときは少し気持ち悪かったが最近は愛着がうまれました。