最近、朝晩冷え、すっかり秋が深まってきました。9月30日から2日間の福江みなと祭りでねぶたを見て打ち上げ花火を見ると、いつも今年の夏は終わったなあと毎年感じます。しかし、10月は各地区で神社の例大祭があります。昨年まで縮小したりして開催されていたのが、今年は、どの行事もコロナ前に戻ってきており活気が戻ってきましたね。ただ、10月の体育の日に行われる予定だった町民体育祭も、岐宿の巌立神社の例大祭も悪天候で中止になってしまいました。長崎のおくんちも2日目が雨で残念でしたね。しかし…まだ楽しみはありました。三井楽町の遣唐使ふるさと館の広場で開催された「わっかもん祭」です。10月14日17時から始まるとチラシで見て、家族で会場に向かいました!
わっかもん祭りへ行ってみた
わっかもん祭とは?
わっかもん会という三井楽町の青年部と町づくり協議会が共催で行っています。農業、漁業、小売業など業種や地区の垣根を越えて、三井楽町を盛り上げようと結成した青年部みたいな団体です。わっかもん会会長の濱崎さん(ふるさと館の代表でもあります)の開会のあいさつによると、メンバーは総勢60名!三井楽に住んでなくても三井楽出身だったら誰でも巻き込んで活動するそうです。農商工の青年部、消防団、町内会獅子舞保存会など、どこかに所属していればわっかもん会メンバーがいる状態です!活動は清掃活動やイベントへの出店や運営などです。そのほか、わっかもん会といえば、万葉公園の駐車場のクリスマスイルミネーションの設置を毎年工夫を凝らしてやってくれ、町の名物となっています。
わっかもん祭は、翌日にある、天満神社の例大祭の前夜祭と位置づけされています。もともと昔は2日間ずっと、おみこしで各家を練り歩いていたそうですが、それが縮小され、1日だけになってしまったそうです。それを違う形でわっかもん会が平成27年に復活させました。
出店ブースだけでなくステージイベントも開催!
17時ちょうどに会場につくと、出店のテントがずらりと並び、まだお客さんは、まばらだったのでゆっくり回れました!まずは腹ごしらえ!お店は全てわっかもん会のメンバーとお嫁さんたちが出店していました。ベーグル屋さんの横では、9月30日に45年の歴史に幕を閉じた一龍宝の息子さんが店に眠っていた有田焼の皿を無料で配っていました。
福江島ランチで紹介した弁天は、牛丼とかつ丼とタマゴサンドを販売。この前、お店で食べた牛丼を注文!主人はかつ丼を注文。
違う店で焼き鳥と、キッチンカー島うま屋でマンゴーシェイクを飲み、満足した子どもたちは、くじ引きと射的コーナーへ!
その頃にはお客さんがぞくぞくと来場し、テーブル席もブルーシートの席も埋まりました。
ステージでは海月堂というバンドの二人組が、ギターでカバー曲を披露していました。とてもきれいな声でどの曲もイマドキの曲で選曲がナイスで、「舞いあがれ!」の主題歌も歌ってくれて会場の人はすっかり聴きいってしまっていました。
地元の子どもたちも祭りを盛り上げます
海月堂のミニライブのあとは、わっかもん会名司会者の吉川さんにバトンタッチして盛り上げてくれました。保育園の可愛いいエイサー(衣装も本格的)、小学生がなぜか校歌斉唱(愛郷心を育成してますね)、そのあとは毎年恒例になりつつある、三井楽中学校の生徒による、デンマーク体操です。私はこれを見るために来ました。昨年、動画を見てとても楽しそうだと思ったからです。
デンマーク体操とは?
デンマーク体操は、ダイナミックな動き・筋肉の伸展運動・振動運動を取り入れて構成されたデンマーク発祥の体操。デンマークで発展した体操を総称して指す場合もあるが、一般的にはデンマークの体操指導者ニールス・ブック氏が1880年代に考案した「基本体操」のことをデンマーク体操と呼ぶ。
腕を高く上げて元気にステージに行進してくると会場の人たちの手拍子が入ります。エアロビみたいな体操をするだけなんですが、ノリのいい曲に合わせて本当に全力で動くのでとても盛り上がります。すごく体力を消耗するので司会者いわくアンコールはお断りだそうです。
目玉はビンゴ大会
ビンゴ大会を目当てにくるお客さん、特に子供たちの数が多いのは、1等の景品がニンテンドーDSだかららしいです。昨年は1個でしたが、今年は2個も準備しており、期待も大です。そのほか出店者が思い思い景品を準備してくれていました。ビンゴカードは、本部テントで1枚200円で購入します。この代金は来年の運営費にするそうです。景品はご厚意で集めているとのことです。私たちはビンゴ大会は参加せず帰りましたが、近所に住むアグリ・コーポレーションのベトナム研修生が、景品が当たったそうです!よかったね!天気にも恵まれ盛り上がってよかったです。
翌日は天満神社の例大祭で神輿を奉納
用事がありお神輿を見に行けなかったので祭りに参加したお友達に写真を撮ってもらいました。神輿の担ぎ手がなかなかおらず、今は三井楽の自衛隊の隊員さんが担ぎ手になり、祭りを盛り上げてくれているそうです。三井楽の出身でもないのに、本当に頭が下がります。かなり重い神輿を担ぐのは本当に大変です。神社の階段を上がるのも一苦労ですが、写真を撮るならこのカットがおすすめですね。
15日、この日は富江町では富江神社例大祭、玉之浦町大宝寺では無病息災願う「火渡り」も行われたそうで、福江島は祭りラッシュだったそうです!11月5日は岐宿町川原地区で7年に1度のお祭りがあるそうです。しかし、担ぎ手不足はどこも同じで、担ぎ手の年齢のしばりを変更し45歳以上でも担ぎ手になれるようにしたそうです。観光客や移住者の方に体験で担いでもらうのもいいかもしれないです。伝統を引き継ぐのも大変ですが、今の子供たちの目にしっかり刻まれ、未来に繋いでいけたら良いですね。
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地元の人、旅行で福江島へ訪れる人、出張で福江島へ訪れる人、夕食と同じくらい昼食、ランチを食べるのに…福江島のランチ情報まとめがない。「五島商店 佐藤の芋屋」の「福江島のこと」の記事の中にも多数のランチ、ディナー情報の記事があります。この「福江島のこと」の「ランチ情報」だけ抜き出してスピンアウトしたのが、「福江島ランチーズ」なのです。
アグリ・コーポレーションでは、現在、事業拡大につき新しい仲間を探しています。地元(長崎県五島市)の方をはじめ、地元以外の移住者、移住を検討されてる方、未経験者、大歓迎です。募集職種、ご応募時の問い合わせFAQ等、詳しくは専用ページにて掲載しています。お問い合わせや質問等ございましたらお気軽にご連絡ください。