さつまいものスイーツやお菓子をオススメできない理由とは?美味しいさつまいもスイーツはダイエット中には大敵です!ダイエット中、どうしてもさつまいもスイーツを食べるならコレ!

ダイエット中でも甘いものは食べたくなるものですが、カロリーや糖質量が気になりますよね。さつまいもを使ったスイーツやお菓子はたくさん出回っていますが、正直なところ、あまりおすすめできません。この記事では、さつまいものスイーツをおすすめできない理由や、主なさつまいものスイーツについて、解説していきます。あわせてスイーツを食べる際の対策もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

さつまいもスイーツをおすすめしない理由

さつまいものスイーツやお菓子は、甘くて美味しいですが、ダイエットには大敵です。その理由は、もともと糖質の多いさつまいもを使っていること、脂質の多いバターや生クリーム、砂糖を使って加工しているからです。そのため、さつまいものスイーツは、高カロリーで糖質も多いです。ダイエット中の方が食べるなら、カロリーオフできる食べ方や工夫が必要になります。

また、さつまいもを使ったスイーツやお菓子は、柔らかいものが多いです。そのため、満腹感が得にくく、食べ過ぎてしまいやすい点がデメリットだといえます。おやつにするなら、噛み応えのあるものの方が、食欲を抑えられます。普段より1.5倍~2倍多く噛むことで、いつもより1割少ない量でも満足できるという研究結果もあります。

定番スイートポテトのカロリーは?

さつまいもの甘みが感じられるスイートポテトは、さつまいも好きにはたまりませんよね。お芋らしさを残しつつ、可愛らしさもあるのがスイートポテトの魅力です。ここでは、スイートポテトのカロリーや糖質量について、見ていきます。

・生のさつまいも100g当たり134kcal、糖質は29.7g。
・スイートポテト100g当たり226kcal、糖質は31.2g。
・スイートポテト1個50gで113kcal、糖質15.6g。

間食の摂取量の目安が200kcalなので、さつまいもを加工したスイートポテトは、1個当たり113kcalなので、1個か2個であれば、おやつとして食べても問題ありません。ただし、たくさん食べ過ぎると、カロリー過多になるため、注意が必要です。

その他のさつまいもスイーツやお菓子

スイートポテト以外にも、さつまいもを使ったスイーツやお菓子はあります。主なさつまいものスイーツや、お菓子のカロリーなどをご紹介します。

芋けんぴは高カロリー&高脂質

芋けんぴは、さつまいもを揚げたあと、溶かした砂糖を絡めて作る、昔ながらのおやつです。100g当たり476kcalで脂質もカロリーも高いです。少量食べる分には良いのですが、つい手が伸びて食べ過ぎてしまいがちなお菓子なので、カロリーを気にする方にはおすすめできません。

さつまいもマフィンやケーキもカロリー過多に注意

さつまいもマフィンやケーキは、脂質が多く、高カロリーのバターや砂糖がたっぷり入っています。1個当たりのカロリーもマフィンが297kcal、ケーキは328kcalで、間食の摂取目安量(200kcal)を超えてしまいます。これらを食べた日の食事は控えめにするなど、1日のカロリー調整をする必要があります。

糖質やカロリーを気になるなら

糖質やカロリーが気になる場合は、極力砂糖などで加工されていない、素材の美味しさを活かした干し芋や、芋羊羹などの和菓子がおすすめです。

素材の美味しさそのまま干し芋

干し芋は、添加物不使用で、自然な甘さと素朴な味わいを感じられるお菓子です。コーヒーやお茶との相性も良く、お腹も満たしてくれます。産地によって、味わいの違いを楽しめるのも魅力です。


芋羊羹は比較的ヘルシー

芋羊羹は、昔ながらのお菓子です。加熱したさつまいもを潰したものを、裏ごしして固めて作ります。一般的に、洋菓子よりも和菓子の方がカロリーは控えめで、100g当たりの芋羊羹は143kcalと低カロリーです。さつまいもを使っているので、腹持ちが良く、程よい甘みがクセになります。

さつまいもスイーツを食べる際の対策

さつまいものスイーツやお菓子は内容に加えて、食べ方にも注意が必要です。

ゆっくり味わって食べる

さつまいもスイーツは柔らかいため、噛まずに食べてしまう傾向があります。食べたあとも、飲み物で流し込んでしまいがちです。噛まずに食べると、太りやすくなるため、よく噛んで満腹中枢を刺激し、食べ過ぎを抑制するのがポイントです。さつまいもスイーツは、ひとつひとつゆっくり味わって食べるようにしましょう。

砂糖控えめのスイーツを選ぶ

スイートポテト1個に含まれる砂糖のカロリーは20kcalです。スイーツには多量の砂糖を使いがちですが、さつまいもの中でも糖度の高い安納芋などを使えば、自然な甘みを活かすことで、カロリーオフすることができます。本来の自然な甘みを味わうことが大切です。

カロリーの高い生クリームや牛乳は代用

さつまいもスイーツの多くは、カロリーや脂質が高い生クリームや牛乳が使われており、糖質制限している方にはおすすめできません。生クリームや牛乳を、低カロリー低脂質な豆乳に代用するだけでも、甘さ控えめのカロリーオフスイーツになります。

バターや小麦粉を使用したものは控える

一般的なさつまいものスイーツやお菓子には、バターや小麦粉を多く使用するものがあります。粉を使ったスイーツやお菓子は、カロリーが高くなるので、避けた方が良いでしょう。もしおやつとして食べるなら、羊羹やプリンなどの粉を使用しないものの方が、比較的低カロリー低糖質で、安心して食べられます。

さつまいものスイーツやお菓子を選ぶなら?

スイーツやお菓子を食べる場合は、「個包装」されているものや、食べる分だけ食べられる「チャック付き」のものがおすすめです。スナック菓子のような袋菓子は、つい一気に食べてしまう傾向がありますが、食べる量を決めることで、食べ過ぎを防止できます。また、お菓子の種類も、少量で満足感の得られるものを選ぶようにしましょう。加えて、おやつを食べる際に、自然と飲み物が欲しくなるものが理想的です。スイーツやお菓子とあわせて水分を摂ることで、満足感が得やすいからです。食べ過ぎることなく、腹持ちが持続する効果も期待できます。


さつまいもの素材を活かした自然のおやつがおすすめ

さつまいも自体は、栄養豊富で健康効果が高い食材です。さつまいもに含まれる栄養の恩恵を受けるなら、加工していない、そのまま焼いただけの焼き芋や、蒸して干しただけの干し芋、潰して固めた芋羊羹の方が、健康的で本来の美味しさを味わえます。

加工された甘いスイーツも美味しいですが、ほどほどにし、自然の甘さと素朴な味わいを楽しめる、昔ながらのおやつをおすすめします。食べる量に注意すれば、糖質制限している方やダイエット中の方のおやつにも最適です。さつまいも本来の美味しさを知ったら、ハマること間違いなしですよ。ぜひお試しくださいね。