やっぱり、花より団子?いろいろなお店に大興奮
福江まつりに若手社員と実習生を連れて行ってきた。子供が小さいときにはよく連れて行っていた「福江みなとまつり」ですが、最近は家から花火が見えるので、あまり行っていませんでした。娘も一緒に行きたがらない年齢になったし。ある時、ベトナム実習生の女の子が「今年で最後だから福江まつりに連れて行ってほしいです」とお願いされたことがきっかけでした。この女の子は来年の1月で3年間の実習期間を終え、ベトナムに戻るので思い出を作りたいとのことでした。私は「行くならみんなで行こう」と話し、ベトナム実習生、タイ実習生、カンボジア派遣職員に参加するか希望を募りました。因みに「福江みなとまつり」とはこんなお祭りです。
五島列島の中心でもある福江エリアで行われる大きなお祭り
まつりの見所の一つは、巨大なねぶたです。
遣唐使や倭寇など、五島の歴史や民話を題材にした、勇壮なねぶたが町を練り歩く姿は大迫力!
炎上太鼓や、花火大会など、多彩なイベントが行われ、毎年多くの人で賑わいます。
全員参加ということで15人!これは私一人ではどうにもならないと思い若手社員に出動してもらうことにしました。毎日のように「日曜日17時に事務所集合」と話したので、当日は誰一人遅刻することもなく車4台と運転手4人で総勢19人で福江まつりに向かいました。
駐車場から大人数で歩道を歩き、いざ商店街へ
4か国の言葉が飛び交い、歩道を歩いている人たちは、少し驚いている様子。そんなことを全く気にせず元気いっぱいの実習生。商店街の歩行者天国は18時半からだったので、とりあえず歩道を歩き出店を見て回りながら一通り見たところで私が大好きな「梅ヶ枝餅」を全員に振る舞う。
「これが、私が、一番、好きな、餅」と話すと「おいしい」「あまい」とみんな喜んでくれた。
さて、この大人数で一番心配なことといえば・・・そう迷子だ!
Wi-fiがあるところでは連絡が取れるが、外に出ると携帯が使えない実習生が多いのでどうするか悩み、とりあえず私を拠点にしてみんなは好きなところを見て回るようにした。一人で待っているとインドネシアの実習生を連れた50代男性に声を掛けられ、いろいろ楽しく話をした。インドネシア実習生はまだ20歳でしたが日本語がとても上手で普通に会話ができた。しかしシャイらしく当社の実習生に話しかけられずにいるようだった。
ねぶたのパレードがいよいよ始まった
それからほどなくして18時半になり、福江まつり開催。遠くからねぶたが近寄ってきた。おお!久しぶりで思わずスマホでパシャリ。横を見ると実習生が動画で撮っていた。「きれいだね」「いいねぇ」と喜んでいた。その中で着飾った若者たちが「らっせ~ら~らっせ~ら、らっせらっせ、らっせ~ら~」と声を出しながら踊っていた。
気に入ったのか実習生らも「らっせら~」っと口ずさんでいた。日本のこと、五島のことを好きになってくれたらいいなぁ~と思う瞬間でした。
ねぶたが過ぎ去った後、若手社員も実習生もバラバラになっていたので一度合流することになり、最近オープンした近くのコンビニエンスストアに集まった。何を買うわけでもないがとりあえずコンビニエンスストアに向かいみんなが集まるのを待った。この時間になると肌寒くなり半袖で参加したことを少しだけ後悔…。みんな集まったところで折り返して戻ってくる「ねぶた」を見に行った。一度、見た「ねぶた」だったが再度、みんなスマホで必死に動画を撮っていた。その中でも炎上太鼓は圧巻だった。
大きな花火にまたまた大反響
それから花火が20時半開始だったのでみんなで、のんびりと福江港まで歩いた。一人の実習生が、靴にカラフルに光るものを取り付けて歩いてくれたのでみんな迷子にならずそれを目印に港まで行けた。港に着くと先ほどまで「ねぶた」を引いていた人たちであふれていたが、花火を見るところは意外と空いていたのでみんなで座って花火が打ち上がるのを待った。よく見たら空には月があり、なかなか風情がある夜ということ。
20時半になり、ひゅ~パンと花火が始まった。最初は単発でゆっくり始まり、後半につれて花火の量も大きさも盛大になっていった。大きい花火が上がると「おぉ~」と実習生も喜んでいた。30分で888発の花火が打ちあがり満足。駐車場までの道のりで「きれいだった」「楽しかった」とみんな私に言ってきた。そのような事を言われるとやはり「連れてきてよかったぁ」って心底思うのだった。その後、みんなを車に乗せ、三井楽町までの30分のドライブ。乗ってすぐは、よほど嬉しかったのかベトナム語とカンボジア語が飛び交ってたが、10分もしないうちに静かになった。ん?と思い、助手席を見ると助手席に座っていた子はウトウト。子供たちの寝顔を見てるようで可愛く見えたのだった。私からしたらみんな私の子供ぐらいの年齢。こういう引率も悪くないなぁと思った「福江みなとまつり」の夜だった。
次の日、私に「福江みなとまつり」へ連れて行ってほしいとお願いしてきた実習生の女の子が「福江みなとまつりへ連れて行ってくれて本当にありがとう。とても楽しかったです」と言ってきた。涙が出そうなくらい嬉しかった。最後まで実習生の送り迎えをしてくれた若手社員に感謝。
さあ、仕事も頑張ろう!
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地元の人、旅行で福江島へ訪れる人、出張で福江島へ訪れる人、夕食と同じくらい昼食、ランチを食べるのに…福江島のランチ情報まとめがない。「五島商店 佐藤の芋屋」の「福江島のこと」の記事の中にも多数のランチ、ディナー情報の記事があります。この「福江島のこと」の「ランチ情報」だけ抜き出してスピンアウトしたのが、「福江島ランチーズ」なのです。
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