農業共済新聞 全国版の第一面に出ました
私は五島に移住して13年目、ついに、新聞の一面を飾りました。業界新聞になるとはいえ、それでもうれしいですね。
今回の一面記事の経緯を説明すると、遡ること4ヵ月前の6月7日に東京八重洲にて「全国直売所研究会」の総会にて講演をさせていただいたことがきっかけとなります。講演テーマは、THE農業ではなくて「20年後の経営ビジョンと旬の駅の展開」。
農業共済新聞に許可をとり掲載しています。
私は13年前に五島で農業生産法人であるアグリ・コーポレーション(五島商店 佐藤の芋屋)を立ち上げて農産物の栽培を始めましたが、その2年後に小売業である農産物直売所「旬の駅」を設立しました。
日本農業の最も弱いポイントをあげると、
「利益率が低いこと」
にあります。この現象が起きる原因は、売り先がないのに栽培をする。付加価値がないものを栽培するからです。
まず、この売り先がないのに栽培することを克服する一助になることを期待して、農産物直売所「旬の駅」を運営しました。その結果、講演依頼がきて、農業共済新聞の岡氏から取材の依頼があったわけです。
えっ…と~誰だったっけ?から始まった取材依頼
でも、この手の「機会があれば取材をさせてください」は、耳にたこができるほど言われた経験があります。取材をいただいても、電話やメールによる確認程度が過去は多かったように記憶しています。その理由の一つに、五島は離島だからという理由もあります。離島まで取材に来る予算がないこと。
それから3カ月ほど音沙汰が無く、取材依頼があったことすら完全に忘却した9月に「農業共済新聞の岡ですが、取材に五島まで行って良いしょうか?」と連絡がありました。正直言って、その時に「岡さんて?誰?やったかな??」と記憶が呼び起されないまま「お久ぶりですねー。ありがとうございます」という感じで受け答えをしておりました。その連絡を頂戴した最中も記憶を全力で探す始末…。名刺アプリで調べるも「岡」という名前が多く、探し出すまで、少々時間がかかって…漸く新聞社の名刺が出てきたような感じでした。
流石に、五島列島の会社だけでは、勿体ない?もしくは、予算が下りなかった?そんな感じで他の九州の農業従事者も今回の取材でブッキングされたようで予定がなかなか決まらない。飛行機の時間、船の時間など制約多いのが五島(福江島)へ来る難しいところ。私は、キャリア・LCCともにフライトは慣れているので乗り継ぎや現地時間の調整など時間の組み立ては慣れもあり、こなしていますが、五島(福江島)へいらっしゃた事の無い方は、かなり難しいはずです。これが、五島(福江島)へ簡単に来れない一つの障壁や原因になっているようにも思えます。
2023年10月5日に農業共済新聞がやってきた
農業共済新聞の岡氏が来島されたのは10月5日木曜日。私も岡氏が来島した同じ日に五島へ戻ってきました。天候は、晴天。昼過ぎの14時30分にアグリ・コーポレーションへ来社されました。いらっしゃった車には「NOSAI」のロゴ。なるほど…「農業共済新聞」と「農業共済保険」は同じグループ会社なのだと初めてわかりました。広告業と保険業ですね。
先程も書きましたが天候は快晴でしたので「日が高いうちに収穫現場で写真撮影をしたい」とのことで、挨拶もそこそこで、すぐに現場へ急行。タイミングの悪いことに、今作で最も収穫量の悪い畑での写真撮影…。心は、沈むも全力の笑顔。早く、この現場を離れたいのになかなか離してくれない岡氏。会社へ戻り、会社設立から現在までの沿革と、これからの事業展開を詳細に聞いてくださり、あっという間の3時間。当初は「2時間はかかりません」ということでしたが、岡氏の帰りのフライトが18時20分のため、早く終わって、帰っても行先が無いとのことでしたので時間ギリギリまで取材をしていただけることになりました。そのおかげで、今、最も力をいれている「五島商店 佐藤の芋屋」オウンドメディアの話まですることができたのは幸運でした。その際に掲載日を伺うと凡そ二週間後とのこと。今回の原稿の締め切り一週間後。ネタは熱いうちに早く公開とすると言われますがその通りでした)。更に、今回の取材は「一面トップで掲載予定」と聞いたのが、取材が終了する間際だったので…「これでもか!」と最後まで情報と想いのアウトプットさせていただきました。
今回の取材を受けて…まとめ
みなさん、先程も書きましたが「新聞の締切」は、どれくらいタイトなのか?ご存じですか?。取材後の一週間後が原稿締切。そして、原稿チェックも一週間後というスピードなのです。原稿が送られてきて2時間後に提出のようでハードな世界なんだなーと初めて新聞関係のお仕事の難しさやスピード感を勉強させていただきました。出来上がりは写真の通りですが、私としては98点満点ですね。あと2点を悔やむと、グループ会社の「旬の駅」と輸出商社「SAMURAI SUMMIT」の事を少し書いてもらえたらよかったな~と思いました。しみじみ思うことは、12年前に五島市(福江島)で、今のような会社になっているとは夢にも思わず…ただ現実になると夢をみている気分でも無いということも感じます。それは、今を生きているから。最後に
私にとって有機安納芋とは「真正面から向き合えるもの」なのです。
編集部が実際に見て、食べて、飲んで!美味しかったものを厳選!ばらかもん、舞いあがれ!の聖地として有名になった五島市のふるさと納税返礼品のオススメはズバリこれ!
地元の人、旅行で福江島へ訪れる人、出張で福江島へ訪れる人、夕食と同じくらい昼食、ランチを食べるのに…福江島のランチ情報まとめがない。「五島商店 佐藤の芋屋」の「福江島のこと」の記事の中にも多数のランチ、ディナー情報の記事があります。この「福江島のこと」の「ランチ情報」だけ抜き出してスピンアウトしたのが、「福江島ランチーズ」なのです。
アグリ・コーポレーションでは、現在、事業拡大につき新しい仲間を探しています。地元(長崎県五島市)の方をはじめ、地元以外の移住者、移住を検討されてる方、未経験者、大歓迎です。募集職種、ご応募時の問い合わせFAQ等、詳しくは専用ページにて掲載しています。お問い合わせや質問等ございましたらお気軽にご連絡ください。