五島市・福江島で有機安納芋を栽培する株式会社アグリ・コーポレーションは、今月で13年目に突入しました。2011年8月9日に設立し、以前の会社を2011年8月25日に退職して満12年です。2021年に公益社団法人 日本農業法人協会が主催する「夢コンテスト2040」 〜20年後の経営ビジョン〜 の大会で最優秀賞を受賞してから、全国の自治体・民間から講演依頼を受けることが多くなり、直近2年間だけでも22講演をやりました。月1ペースですね。
ベンチャー経営者にとって、人脈が半自動でつくられていくのはありがたいことです。生の情報やビジネスチャンスが広がり、7月埼玉県農業法人協会での講演をきっかけで、有機大麦の取引拡大になったりと実益にもつながります。8月25日(金)に長崎県壱岐市(離島)にて壱岐地区経営セミナーの第一部講師として「アグリ・コーポレーションにおける経営概要と今後の展望」について45分間お話をしてきました。今日は、2部講演でPserve株式会社 今村博和氏による「人手不足時代における人材確保戦略」について書きます。
キーワードは「心理的安全性」
みなさん、「心理的安全性」と言う言葉を聞いたことありますか?。最近では書店でも大きく取り扱われているぐらい、ホットな内容です。
心理的安全性とは?
組織の中で自分の考えや気持ちを、誰に対してでも安心して発言できる状態のことで、ハーバードビジネススクールのエイミーエドモンドソン教授により提唱され、Googleの実証実験においてチームの生産性向上の最重要要素と位置付けられた概念。
心理的安全性が不足が引き起こすリスクは大きく4つあり、
- 無知だと思われる不安(わからないことを質問したり、相談できなくなり、対応の遅れらミスにつながる)
- 無能だと思われる不安(ミスを隠すようになり、大きな問題になる)
- 邪魔をしていると思われる不安(自発的な発言をしなくなる。アイデアや有意義な意見がでなくなる)
- ネガティブだと思われる不安(指摘や否定を避けるようになる抱えている課題が解決されない)
などの、多くの会社で見受けられるリスクを引き起こします。今村氏は多くの会社にいって雰囲気でわかるようです。アグリ・コーポレーションは六次産業化プランナー派遣制度を利用して今村氏に二年間ほど月1できていただいていましたが、その雰囲気は感じないとのことだったのでホッとしました。しかし、深い視点で会社をみると心理的安全性は低いかぁと社長目線では感じております。
心理的安全性を高めるために
- 日ごろから積極的に声掛けと傾聴をおこない話しやすい環境をつくること
- 前向きな発言と行動を意識して問題が起きても解決にむかって協力できる体制づくり
- 否定するのではなく、裁量を与え挑戦を後押しする
- 異質な人を個性だと理解し、一人一人の価値観や多様性をみとめる
などのことを地道にやっていこうと勉強になりました。
これから、20代、移住者、農業女子活用、諸外国人材など多様な人材が増えてくるので、今のうちに会社の風土を改善していきたいと思っています。長期的な視点で働きやすい環境を五島市・福江島でつくることは、田舎だからこそ価値も高いことだと捉えています。
ぜひ、五島市(福江島)で有機安納芋を栽培している農業ベンチャーで働きませんか。大・大・大募集中です。
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地元の人、旅行で福江島へ訪れる人、出張で福江島へ訪れる人、夕食と同じくらい昼食、ランチを食べるのに…福江島のランチ情報まとめがない。「五島商店 佐藤の芋屋」の「福江島のこと」の記事の中にも多数のランチ、ディナー情報の記事があります。この「福江島のこと」の「ランチ情報」だけ抜き出してスピンアウトしたのが、「福江島ランチーズ」なのです。
アグリ・コーポレーションでは、現在、事業拡大につき新しい仲間を探しています。地元(長崎県五島市)の方をはじめ、地元以外の移住者、移住を検討されてる方、未経験者、大歓迎です。募集職種、ご応募時の問い合わせFAQ等、詳しくは専用ページにて掲載しています。お問い合わせや質問等ございましたらお気軽にご連絡ください。