ifia国際食品素材/添加物展・会議に初出店して色々と学んできました。今回は新しくなった有機安納芋パウダーを展示してみた。展示会のルーティンと展示会ならではの出会いの数々

ifia国際食品素材/添加物展・会議に初出店してみた

こんにちは!SAMURAI SUMMIT 相田です。先週5月17日(水)から東京ビックサイトで行われたifia国際食品素材/添加物展・会議(食品素材・添加物が一堂に集合。食品のおいしさと安全を科学する)に3日間参加して参りました。ifia JAPAN は食品素材・添加物の専門展で、今年で27回目の開催。来場者数は、昨年度は、5月18日(水)7,086名、5月19日(木)7,327名、5月20日(金)8,284名で、合計22,697名が来場しました。今年の速報値は、入手していませんが、3万人を大きく上回る来客数があったようです。

加工食品の製造において、食品素材・添加物は必要不可欠。現在、サスティナビリティの概念のもと、食品産業においても企業はSDGsに取り組んでいく必要がでてきた。加工食品を製造し続けるためには革新的な技術による創造(イノベーション)が求められる。ifia JAPAN発の食品素材・食品添加物の最先端の開発力がこれまで見たこともないおいしさを創り出す。サプリメント・健康志向食品市場は機能性表示制度の流れに乗り、新しい機能性素材が次々に開発され、大きな市場に成長している。

引用:ifia JAPAN

今年も既に展示会には、何度かお世話になっておりますが、今回のifiaは、アグリ・コーポレーションとして初出展の展示会。周りも雰囲気も普段出る展示会とは大きく違うと想像し、16日火曜日午後に設営に。今年からアグリコーポレーション佐藤社長は、製造等々に、当社で展示会を担う役割分担を行っております。今までは、当日朝設営を行っておりますが、今年からは、出来るだけ日程調整し、前日に設営し、周りの方々への挨拶や事前情報収集などを行うようにしております。

毎回展示会場は、異なりますが、おおよその大きさや土間の大きさなどは、ほとんど一緒の為に設営は1時間程度で完了します。今回も火曜日に前日設営を終え、周りの展示会社を勉強しに行くも、普段見た事の無いメーカーばかりで驚きながら水曜日、当日の開場を迎えました。

東京のビックサイトは、ゆりかもめが、便利ですが、これがいかんせん時間がかかるので、最近は、りんかい線の国際展示場駅から歩くようにしております。15分ほど歩きながらコンビニでアイスコーヒーとミネラルウォーターを購入してから会場に向かうのが、最近のルーティンです。新型コロナウィルス感染症が落ち着く前の展示会は、マスクはもちろん、フェイスガード等々非常に厳しい制約の中、開催しており、2020年冬の展示会では、3日間で10名の来客という辛い経験もございましたが、最近の展示会では新型コロナウィルス感染症が流行する前を彷彿させるような来客です。

通常展示会は、朝10時に開場し、17時に締まるパターンが多いです。今回の展示会も同様ですが、来られるお客様の層並びに会社名が普段の展示会と全く異なる事に驚きました。

さつまいもブームの行方とパウダー業界の展望

アグリ・コーポレーションでは、青果・加工原料・ベビー系統の3系統の商品群で展示を行います。今回は加工原料の中でも新しい素材である有機安納芋焼き芋パウダーを展示しました。今まで粒子が荒かったパウダーを周りにご支援を頂き、非常に細かい粒子にして、有機認証を取得する事が出来、多くの御客様に日本初の有機安納芋焼き芋パウダーと興味を持って頂き、少しずつですが、採用を頂いております。用途として、当初考えていたのが、離乳食です。こちらは、お客様であるお母さんから、赤ちゃんの離乳食向けにふりかけの様に使用できる、きめ細かいパウダーをご所望頂き、畑の離乳食という商品が出来ました。徐々に展示会で学び、チョコレートや焼成菓子等々には、非常に引き合いが、強い事が分かりました。展示会に参加する回数が、増える度に、自分の考えだけで、使用用途を考えては行けない事を痛感しております。理由としては、今まで自分の想像しなかったペット向けやプロテイン向けなど、想像だにしなかった用途が少しずつ増えてきております。頭を柔軟にということも言い聞かせております。展示会と一口に言っても、お客様が次から次に来てくれるわけもなく、催事や営業と一緒で常のお客様に語り掛け続けないといけません。興味あってくる方が3割、何となく目線を向けてから話を聞いてくれる方が3割、こちらから声をかけて話を聞いてくれる方が残りの4割と言った感じでしょうか。興味ある方は、大変ありがたいのですが、当然、皆様それぞれ目的をもって来場されているわけで、潜在化されたニーズを顕在化させ、商品として採用頂くのも営業としては、当然と考えております。近年のさつまいもブームもありますが、紅はるかやシルクスイートと言って品種は、飽和気味で、安納芋に対するニーズは、まだ比較的高いと言えます。それでもさつまいもブームは、明らかに落ち着いてきていると感じております。故にここで油断をしてしまうと、足元を掬われますので、油断せずに一人一人のお客様と商談する必要があります。

展示会のルーティンと出会いの数々

朝、開場し、昼まで多くの来場者で盛り上がり、ランチ休憩し、昼から夕方にかけて多数のお客様が、散見されるようなルーティンですが、今回は午前中のお客様が多かったかもしれません。3日目の最終日となると午後には、各社撤収準備に入ります。当社は、事情が無い限り17時までOPENさせており、今回も16時には皆撤収していたのですが、是非お会いしたい会社様が16時半過ぎに訪ねて来てくれました。これはたまたまですが、何事も最後まで全力でやり続ける事を継続して良かったと感じました。やり続けた結果、来客頂いたわけで、そのお客様と商売になるかは別ですが、この繰り返しが本当に大切だと考えております。

私は、リレーで言う所のアンカーの役割と考えております。各展示会での出会いの一つ一つが、将来のお客様だと思います。丁寧な対応、アグリ・コーポレーション佐藤社長が掲げるビジョンの達成などを徹底的に拡散させる任務を広げて行きたいと考えます。