「舞いあがれ!」で話題になっている五島弁!リアルな五島弁とドラマで使われている五島弁の違いを解説します!

NHK連続テレビ小説「舞い上がれ!」で話題の五島弁

北は北海道から南は沖縄、西は五島列島と各地方様々な方言があります。わが町五島列島にも昔ながらの方言がたくさんあり、本土の人には通じにくい特殊な方言だと思います。今回は五島弁講座と題して、代表的な言葉を私の独断と偏見で紹介したいと思います。

五島弁「およ」とは?

まず、最初に紹介したいのは「およ」という言葉です。今、五島列島が舞台のドラマがNHK朝の連続テレビ小説「舞い上がれ!」で放送されていますが、その中でよく出てくる言葉「およ」。これは、「わかった」という意味です。この「およ」という言葉も使い方によってニュアンスがちょっと変わってきます。「およ~」と伸ばして言うときは「そうだね」・「その通り」などの意味合いですが、「およおよ」と短く2回言うときは「わかったわかった」と少しめんどくさい時や、話を早く切り上げたい時などに使います。この「およ」という言葉は方言の中でも、最も多く使われている言葉の一つだと思います。

五島弁「ばらか」とは?

「ばらか」は、一般的には元気がある、たくましいなどの意味があり、鬼に立ち向かう勇敢な武者からきた言葉だという説があります。しかし、私の見解では少し違った使い方もよくあると思います。その使い方をいくつか紹介してみます。例えば、「あん人は何ばさせてもばらかもんね(あの人は何をするにも荒いもんね)」という使い方を五島ではよく聞きます。これは、たくましいなどというプラスな意味合いではなく、あの人は何をしても雑であるというマイナスな意味合いがあります。普段テレビや本などで紹介される「ばらか」=勇ましいという表現とは違った使い方も五島ではよくされています。リアルな五島弁はこんな感じで地元では使用されることが多いのです。

五島弁「みじょか」とは?

この言葉も代表的な表現の1つであります。可愛い!という意味合いでよく使われていますが、違った角度から五島では使われることもあります。ほとんどの場合、可愛いと思うときに使われますが、「みじょか」の前に「びっつ」という言葉を加えて「びっつみじょか」という表現になると、不細工すぎて可愛い!というニュアンスになります。「びっつんなか」という言葉は不細工という意味合いで、可愛くない「びっつ」と可愛い「みじょか」を組み合わせることによって、あまりにも可愛くない姿が逆に可愛いというニュアンスになります。五島でもちょっと特殊な使い方かもしれません。

私の祖母が、よく使っていた言葉で「しゅうがん」という言葉を聞いていました。これまで、この言葉を使っているのを耳にしたのは祖母からだけですので、本当にこの言葉が五島弁かどうか定かではありませんが、「しゅうがん」=蟻という意味です。幼い頃に祖母がよく「しゅうがん」というので、それが五島弁だと思っていましたが自分の母親に聞いても、「ばあちゃんだけしか言わないね??」と言われていたので、方言ではないかも知れませんね。逆に、どなたか知っている方がいらしたら教えていただきたいです。

一般的な魚の呼び方と五島弁の魚の呼び方の違い

釣り人、釣りを趣味にしている人は一度は訪れたい場所として有名な五島。そんな釣りの聖地の五島で、釣りや漁師めしなど楽しむうえで、地元の魚の呼び方を知っていると五島通になれるかもしれません。刺身で「ぶり」の次に美味しい「ヒラマサ」は「ヒラス」と呼びます。あごだしうどんの「あご」は「トビウオ」のことです。

「キビナゴ」は、なまって「キンナゴ」

「ウニ」は「ガンガゼ」です。「カサゴ」は「クサブ」です。魚の呼び方はもっとたくさんあると思います。

以上、今回は、一般的な使われ方をしている五島弁だけではなく、本当に地元で耳にする違ったニュアンスの方言(リアルな五島弁、地元で使われている五島弁)を紹介させて頂きました。このようなちょっと違った角度でみていだだきながら五島を満喫していだだくのも1つの楽しみかと思いますので、ぜひ皆様機会があれば一度五島に遊びにきて、生の五島弁を堪能してみてください。リアルは五島弁の使い方、地元で使っている五島弁とテレビや雑誌で紹介されている五島弁は少し使い方の違いがあるかもしれません。

最後にもう一度書きますが、これは私個人の独断と偏見による見解なので真偽のほどはご容赦ください。