長崎初開催のさつまいもイベント「いもコレ」に行ってきた

さつまいも好きにとって見逃せないイベント「いもコレ」が、長崎で初開催されました。しかし、九州ではまだ認知度が低く、本当に盛り上がるのか気になるところ。そこで実際に現地へ足を運び、その魅力を確かめてきました。会場では、関東や関西の人気店が集結し、話題のさつまいもスイーツや焼き芋が勢揃い。特に、山形の「やきいも処DoCo?弐番館」のモンブランソフトや、大阪の「浪漫焼き芋 芋の巣」のハニーチーズ焼き芋は、多くの来場者が列を作るほどの人気ぶりでした。さらに、神戸の「ヒステリックジャム」のプレミアムバターシュガーや、福井の「フランダースフリッツ」のみたらし芋モンブランなど、SNS映えするスイーツも豊富に揃っていました。この記事では、実際のイベントの様子や、注目のさつまいもスイーツの詳細をたっぷり紹介します。次回の開催に向けて「いもコレ」の魅力を存分にお届けするので、ぜひ最後までご覧ください。

いもコレとは?

2月21日から25日まで、長崎で初開催となるさつまいもイベント「いもコレ」が開かれると聞き、居ても立ってもいられず、船に乗って五島から長崎へ向かいました。会場は長崎駅横の出島メッセ長崎。アグリ・コーポレーションも展示商談会でたびたびお世話になっている場所です。11時40分に長崎の友人と合流し、いざ出陣しました。

餃子博と同時開催

今回は「餃子博」も同時開催ということで、正面玄関に入ると餃子の香ばしい匂いが漂っていました。

今回は「餃子博」も同時開催ということで、正面玄関に入ると餃子の香ばしい匂いが漂っていました。平日とはいえ、最終日の昼12時ということもあり、奥に並んだ10店舗ほどの餃子ブースは長蛇の列。特に人気の焼き小籠包は70分待ちでした。まずはランチとして餃子を購入し、飲食スペースで食べました。さつまいもブースの周囲にテーブルが設けられていたため、余裕を持って座ることができました。

餃子を食べると甘いものが欲しくなります。餃子博と同時開催は大正解。どちらも大好きなグルメで、さつまいもスイーツは別腹でした。

さつまいもブースのラインナップ

さつまいもブースには関東や関西を中心に11店舗が集結。九州内ではさつまいもイベントが少ないため、長崎で開催されたことがとても嬉しく感じました。しかし、認知度が低いこともあり、昼時でも行列は少なく、比較的スムーズに購入できました。入場料無料で時間制限がない分、価格設定はやや高めで、支払いは現金のみでした。

山形の「やきいも処DoCo?弐番館」のモンブランソフト

出店はさつまいも専門店と、期間限定でさつまいもスイーツを提供する店舗が半々。中でもメディアに取り上げられることの多い山形の「やきいも処DoCo?弐番館」のモンブランソフト(税込900円)が人気で、最も長い行列ができていました。コーンは品切れでカップ提供のみ。特徴は塩バターが入っていることで、ソフトクリームと絶妙に合い、最後まで飽きずに食べられる一品でした。

話題のスイーツたち

もう一つの人気店は、大阪の「浪漫焼き芋 芋の巣」。ハニーチーズ焼き芋が販売され、たっぷりのチーズが焼き芋に絡んで食欲をそそりました。

福井の「フランダースフリッツ」のみたらし芋モンブラン(税込900円)。残念ながら完売でしたが、レプリカ

ソフトクリームに次いで人気だったのは、福井の「フランダースフリッツ」のみたらし芋モンブラン(税込900円)。残念ながら完売でしたが、レプリカを写真に収めました。

目玉商品「焼き芋モンブランバー」(税込1000円)を購入

チラシ掲載の目玉商品「焼き芋モンブランバー」(税込1000円)を購入。紫芋の濃い色のモンブランがたっぷりかかり、インスタ映えしそうな見た目でした。モンブランの下には求肥シートと生クリーム、さらに半分にカットした焼き芋があり、そこに棒が刺さっているという面白い発想の商品でした。

気になった一品

神戸から出店の「ヒステリックジャム」のプレミアムバターシュガー(税込1000円)

一番気になったのは、神戸から出店の「ヒステリックジャム」のプレミアムバターシュガー(税込1000円)。バターの香りと、「究極」と書かれた看板に惹かれました。このお店はバタークレープ専門店で、たっぷりのバターを使用したもちもち生地に、荒くつぶしたさつまいもペーストをのせて包んだシンプルなクレープでしたが、リピートしたくなる美味しさでした。生地の表面からバターが滲み出し、さつまいもペーストと絶妙にマッチしていました。

他にも楽しめたさつまいもスイーツ

鎌倉から出店の「鳳雅堂」のたい焼きは、一番手頃な価格

鎌倉から出店の「鳳雅堂」のたい焼きは、一番手頃な価格で、友人とシェアして食べました。お芋の羊羹や饅頭も販売されていました。

栃木の「Sweet Angel」のトロトロさつまいもボールを購入

持ち帰り用に栃木の「Sweet Angel」のトロトロさつまいもボールを購入。米粉とさつまいもペーストを混ぜた生地でクリームチーズを包み、揚げたドーナツで、チーズがとろけて最高の味わいでした。

大阪の天ぷら専門店「天carat」(ユニークなネーミング)の安納芋の天ぷら

また、大阪の天ぷら専門店「天carat」(ユニークなネーミング)の安納芋の天ぷらも購入。塩、ハニーバター、カレーの3種類のフレーバーからカレーを選びました。スティック状の太い天ぷらが3本入って1000円。カレースパイスと安納芋の甘さが絶妙にマッチし、お酒にも合いそうでした。

「芋や吟ニ朗」のコグマボールは6個入りで600円

「芋や吟ニ朗」のコグマボールは6個入りで600円。紫芋の生地はもちもちと弾力があり、噛むと中からさつまいもペーストが広がる、おやつにぴったりの一品でした。

まとめ

出島メッセ長崎は開業間もない新しい施設

出島メッセ長崎は開業間もない新しい施設で、グルメイベントが根付くにはまだ時間がかかりそうですが、さつまいもイベントはぜひ来年も開催してほしいと感じました。長崎でこのようなイベントが増え、全国のさつまいも好きが集まる場になれば嬉しいです。

参考
NIB長崎国際テレビ(ながさき餃子博 さつまいもコレクション「いもコレ」)