五島での忘年会と大麦の播種作業の見学と1泊2日の五島滞在は有意義な時間だった

東京から五島へ向かう旅

12月のある日、東京でものづくり補助金対象の展示会への出展を終え、福岡空港から五島へ向かいました。目的は、アグリコーポレーションの年末忘年会への参加です。12月7日土曜日、朝一番の飛行機に乗り、いざ五島へ出発しました。途中、佐世保上空を通過する際には、海上自衛隊佐世保総監部や米海軍の船舶が見られるため、いつもワクワクします。窓の外の景色に見入りながら動画を撮っていると、あっという間に五島へ到着しました。

空港にはアグリコーポレーションの佐藤さんが迎えに来てくれました。そのまま忘年会で使用するBBQのお肉を引き取りに、途中で山口FARMさんへ寄ることにしました(参考リンク)。初めて訪れた牛舎は、今まで見たことがないほど清潔に保たれており、元気な五島牛たちが出迎えてくれ、大感激の見学となりました。来年春にはお店もオープンするそうなので、今から楽しみです。

収穫と大麦の播種の現場へ

五島牛を購入した後はアグリコーポレーションへ向かいましたが、この時期は最後の収穫と大麦の播種作業が行われているため、現場を確認しに行くことになりました。五島では雨が続き、畑に入れない時期が10日間ほどあったようで、作業は少し遅れ気味とのことです。

遅れを取り戻そうと、しっぽ切りなど、それぞれの作業を皆が真剣に進めていました。

忘年会BBQスタート

会社に戻ると12時30分からBBQが始まりました。これまでは近くの遣唐使館で会食していましたが、今回は秋の棟上げ式に続き、工場の中で開催されました。この工場では普段、おしゃぶーを製造していますが、皆の協力で瞬く間に宴会仕様に早変わり。野菜や五島の新米、五島うどんなど、次々と準備が進んでいきます。

そして、メインの五島牛が登場しました。つい先ほど見学したこともあり、命の恵みに感謝しながらいただきました。

全国各地を出張し、さまざまなお肉を食べてきましたが、この五島牛のBBQは一味も二味も格別です。肉の甘みや香り、噛んだ瞬間にあふれ出す甘い肉汁が最高で、それを五島の新米「山内米」に乗せて食べると、まさに天国の味わいです。

実習生やパート、社員の皆さんの表情も嬉しそうで、美味しいものを食べた時の笑顔は全国共通だと改めて感じました。

大盛り上がりのビンゴ大会

BBQの後は、忘年会のメインイベントであるビンゴ大会が始まりました。景品にはカイロやコーラなどの日用品から1万円の豪華賞品まで揃っており、皆が目の色を変えて真剣に参加していました。番号が発表されるたびに一喜一憂する様子は、まさに大盛り上がりそのものでした。

最後の景品が手渡され、忘年会も無事終了かと思われたところで、仁田さんお手製の誕生日ケーキが登場しました。12月10日はアグリコーポレーションの佐藤義貴社長の誕生日で、サプライズとしてケーキが用意されていたのです。

佐藤社長も心の中で感動の涙を流し、皆で美味しくいただきました。

大麦播種の学び

BBQとビンゴ大会の後、現場に大麦の播種作業が途中だったため、同行させてもらいました。これまでも何度か播種を見たことはありましたが、今回は圃場の効率的な播種方法について学ぶ機会となりました。種を播く機械の使い方など、新たな発見も多くありました。夕方には終わる予定でしたが、雨が降る前に作業を終わらせるため、鎌田君と共に作業を進め、19時にはすべての畑での播種を完了しました。

作業を終えた頃には昼間のBBQの温かさが嘘のような冷え込みで、冬本番の寒さが身にしみました。しかし、照明をつけて作業する様子はとても貴重な瞬間となり、写真にも収めました。「来年はもっと作るので営業を頑張ってください」と、まるで息子のような彼の言葉を胸に、帰路につきました。

1泊2日のBBQ参加の予定でしたが、新たな学びや経験を得ることができ、とても有意義な時間となりました。