一般社団法人 離島振興地方創成協会の懇親会へ行ってきた

2024年7月5日(金)、東京のお台場にあるグランドニッコー東京 台場で行われた2024年一般社団法人 離島振興地方創成協会(離創協)の懇親会に参加してきました。お昼の12:30からスタートとのことでしたので、午前中の打合せを終えて品川駅からバスで向かいました。

東京の暑さと移動

東京の暑さは尋常ではなく、湿気も強烈で少し歩くだけで汗だくになるほどでした。品川駅でバス乗り場を探しましたが、なかなか見つからず、やっと見つけたお台場レインボーバスという、初めて聞く名前のバスでした。Suicaも使えないとのことで、久しぶりに現金で支払いをしました。バスの中は冷房が効いて天国のようでした。バスに揺られ、レインボーブリッジを通過しながら20分ほどでホテルに到着しました。

一般社団法人 離島振興地方創成協会(離創協)の懇親会

会場近くにソファーを見つけ、事務仕事をせっせと済ませていると、あっという間に開場時間になりました。事前に生産者の1分間スピーチの要請があり、普段つけないお花のバッジをつけて入場しました。思い返してみると、離創協さんとご縁ができたのは2020年、まさにコロナ禍に突入した時期でした。五島でも初めてのコロナ感染者が出たということで非常にピリピリしている中、新たな販路を見つけるのに佐藤社長と共に非常に苦労していた時代でした。そのような中、離創協の存在は非常に大きなものでした。普段展示会で全国を回っていましたが、苦しい時期が続き、なかなか集客ができず、苦戦していました。大手メーカーとの関係を構築してくださる離創協には驚きを禁じえませんでした。

最初は山崎製パン向けの関西向けランチパックの採用だったと思います。これが初めての大手メーカーとの取引で、当初は出てくる言葉の意味や問屋さんとの調整など、何もかも未知の世界でした。それらを一歩一歩紡いでいき、商品化された時には、あまりの嬉しさに、自宅近くのドラッグストアに事前にお願いして箱買いをし、五島に送ったくらい高揚したのを昨日のように覚えています。

あれから4年が経過し、お陰様で多くのお取引様やメーカー様にアグリ・コーポレーションの原料を使用いただき、多くの案件を現在いただいております。この感謝の想いを1分という大変短い間でしたが、精いっぱい伝えさせていただきました。緊張の挨拶が終わると各社の皆様にお礼の挨拶をしました。

5年前はゼロだった取引先も、多くの取引先やメーカーさんが増え、声をかけていただくようになり、本当にこの4年間の感謝の想いでいっぱいになりました。離島を創成するという非常に難しい事業に一歩ずつ取り組み、実績を着々と重ねていく千野理事長の手腕には頭が下がる思いでした。長崎県の大石知事にもご挨拶させていただき、同じ五島出身で大変期待していると温かい言葉をいただきました。

今後、アグリコーポレーションは有機をプラットフォームにした街づくりで面積を拡大させて参ります。少しでも美味しい有機のさつまいもを全国、いや世界の方々に届ける仕事に従事でき、大きな充実感を背に次の約束へと足を向けました。

普段お会いすることができない会社のTOPの方々に挨拶できる千載一遇のチャンスでした。本当にありがたい機会をいただき、チャンスはまさにこの瞬間、今である、を胸に今後も前進していこうと考えました。