さつまいもの葉は食べられるの?おいしいのかな?と気になっている人もいるのではないでしょうか。実は、さつまいもの葉は食べられます。今回は、さつまいもの葉に含まれる栄養素や、おすすめの調理法を解説します。さつまいもの葉を使った健康食品もご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
さつまいもの葉は食べられる!栄養やおすすめの調理法
さつまいもの葉は食べられます。日本では、一般的にさつまいもの葉を食べる習慣がありませんでした。理由は、苦味が強くて食べにくかったことにあります。そこで、苦みを抑えてさつまいもの葉を食べやすくしようと開発されたのが、新品種「すいおう」です。南九州のスーパーでは、野菜売り場にすいおうが並べられており、地産地消の野菜として注目されています。
さつまいもの葉は栄養価が高い?含まれる栄養素
さつまいもの葉には豊富な栄養素が含まれています。たとえば、すいおうのさつまいもの葉に含まれる栄養素は、次のとおりです。
- ビタミンC
- ビタミンE
- ビタミンK
- 鉄
- カルシウム
- ポリフェノール
- ルテイン
- β-カロテン
さつまいもの葉には、高濃度のポリフェノールが含まれており、茄子や春菊を上回る量であることがわかっています。ルテインの量は、健康食材として知られるケールよりも豊富です。この栄養素を生かして、さまざまな健康食品も販売されています。
さつまいもの葉はどうやって食べる?おすすめの調理法
さつまいもの葉は、あらゆる料理や調理法に合います。具体的には、次のような料理の材料として使えます。
- 炒め物
- 佃煮
- おひたし
- ごま和え
- サラダ
- 天ぷら
- 親子揚げ
- 汁物
さつまいもの葉は、便利さと栄養を兼ね備えている野菜です。ほうれん草や小松菜と同じ感覚で、さまざまな料理に使ってみてください。
さつまいもの葉を使った健康食品
ここからは、ネットで簡単に買える、さつまいもの葉を使った健康食品をご紹介します。
はたけの恵すいおうパウダー
「はたけの恵すいおうパウダー」は、鹿児島県産すいおうの高い栄養価を手軽にとれるよう、粉末にした商品です。すいおうは、生産量が少なく葉がしおれやすいため、生野菜として全国に出荷するのは難しいとされています。しかし、パウダーなら生葉に比べて管理に手間がかからず、多くの人に届けられます。口コミでは、青臭さがなくお茶の代わりとしても飲めると好評です。そのまま飲むことに抵抗がある人は、スープに混ぜてもよいでしょう。パウンドケーキやマフィンなどを作る際に、生地に混ぜ込んで使うのもおすすめです。
内容量 | 100g |
原材料 | さつま芋若葉末(さつま芋若葉(鹿児島県産)) |
賞味期限 | 約2年 |
栄養成分 | エネルギー:277kcal たんぱく質:13.6g 脂質:3.0g 炭水化物:68.2g (糖質:29.8g 食物繊維:38.4g) 食塩相当量:0.026g 鉄:6.69mg カルシウム:1010mg カリウム:3910mg ビタミンA:497μg ビタミンC:4.0mg ビタミンE:3.4mg ビタミンK:1440μg ポリフェノール:2810mg ルテイン:17.5mg |
さつまいもの葉ソフトカプセル
出典:楽天市場より
宮崎県で育ったさつまいもの葉を100%使用した、ソフトカプセルです。さつまいもは、宮崎県産の「黄金千貫(こがねせんがん)」を使用しています。さつまいもの葉に含まれるポリフェノールをソフトカプセルに閉じ込めることで、酸素との反応を防いで品質を維持しています。カプセルタイプなので、小分けにして持ち歩きやすく、外出先でも手軽に摂取できます。味も感じることなく摂取できるので、粉末タイプの独特の味が苦手な人はカプセルタイプがおすすめです。1日5粒を目安に飲んでください。
内容量 | 60粒 |
原材料 | ブドウ種子油、サツマイモ茎葉抽出エキス末、ゼラチン、グリセリン、ミツロウ、グリセンリン脂肪酸エステル、植物レシチン(原材料の一部に、ゼラチン、大豆を含む) |
賞味期限 | 2年 |
栄養成分 | ポリフェノール3600㎎ |
芋葉とうせい青汁
すいおうの茎葉部を微粉砕して作られた青汁です。青汁は苦くて飲みにくい、というイメージがある人も多いのではないでしょうか。芋葉とうせい青汁は、ほんのり甘く飲みやすいため、毎日続けるのにピッタリです。芋葉とうせい青汁は、1箱に赤ワイン約12杯分のポリフェノールが含まれています。日本人が不足しがちな食物繊維も含まれているため、毎日の健康習慣にもおすすめです。1日1〜2袋の目安量を守って飲みましょう。
内容量 | 90g(3g×30袋) |
原材料 | 甘藷若葉粉末、水溶性食物繊維、還元麦芽糖、きな粉(大豆)、グァバ茶抽出物、緑茶粉末 |
賞味期限 | 製造より18ヶ月 |
栄養成分 | 1袋3gあたり エネルギー:8.1kcal たんぱく質:0.3g 脂質:0.1g 糖質:1.4g 食物繊維:0.9g ナトリウム:0.1mg ポリフェノール:54mg/3g |
まとめ
今回は、さつまいもの葉に含まれる栄養素やおすすめの調理法をご紹介しました。さつまいもの葉は食べられます。なかでも「すいおう」は、さつまいもの葉の中でも苦みが抑えられており、食べやすいように作られた品種です。
さつまいもの葉に含まれる栄養素は次のとおりです。
- ビタミンC
- ビタミンE
- ビタミンK
- 鉄
- カルシウム
- ポリフェノール
- ルテイン
- β-カロテン
さつまいもの葉は、炒め物や揚げ物、おひたしなどさまざまな料理に使えます。
さつまいもの葉を使った健康食品
- はたけの恵すいおうパウダー
- さつまいもの葉ソフトカプセル
- 芋葉とうせい青汁
さつまいもの葉の栄養素を凝縮した健康食品は、ポリフェノールやルテインが豊富に含まれています。毎日の健康習慣に、さつまいもの葉を摂取してみてはいかがでしょうか。ネットで手軽に買えるので、気になった人はぜひチェックしてみてください。