驚きと新鮮な毎日の7年間!入社7年目の私でも「舞い上がり!」そうです。五島列島(福江島)は椿の島。椿はシンボルでもあるのです。

驚きと新鮮な毎日の7年間

私は、入社7年目、事務、経理と出荷を担当してます。1年目は、仕事全体がわからず、冬になると芋とブロッコリーを直売所に発送していました。2年目の秋頃のことです。元アイドルの方の書き込みを機に、ホームページにおしゃぶーの注文が殺到しました。

そのときは、何が起こったのかわかりませんでした。これがアグリの転期でした。その後は、お芋の取引先も増え、卸会社やECの注文も増えました。通販会社のおしゃぶー注文は自社からの発送であったため、経験のない私の雑な仕事でいいのかと、戸惑いながら一人で仕事の量をこなす毎日でした。忙しいことはお客様への感謝しかありません。

舞い上がりそうです!

新工場が完成してからは、さつまいもペースト、青果、焼き芋と種類も出荷量も増え、今年は堀り取りも間に合わないくらいご注文をいただき、ありがたいことです。私自身の気持ちが追いつかず、NHK朝の連続テレビ小説「舞い上がれ!」ではないですが、「舞い上がり」そうです。そろそろ世代交代の時期かなと思う今日この頃です。

五島は椿の宝庫

休日は、時々、主人のきょうだいや、私の実家の雑用を手伝いに行くことがあります。台風の前日は、風で窓が割れないように、養生テープを貼ったり、板を打ちつけたりとか。先月は、私の実家の周りにある椿の実の収穫をしました。毎年椿の実がたくさんなり、9月は毎年恒例の行事です。

9月になると、五島のあちこちで、椿の実を収穫し、庭先に広げて実を天日干しする光景が見られます。椿油といえば、大島というイメージがありますが、五島も椿油で有名で、椿の木がたくさんあります。2月にはつばき祭りもあります。(コロナでずっと開催されてないのが寂しいです)

椿は長崎県五島列島のシンボルでもあり、商品名にも使用されています。

椿は、冬に花を咲かせ、ピンポン玉くらいから、大きいのは渋柿くらいの実をつけます。何個かの椿の実にひびが入ったら、収穫の合図。椿の実をとるのが楽しみにしてます。椿の実は、ちょっとした小遣い稼ぎになるからなのです。椿油の搾油所や、農協が買い取ってくれるからです。椿油は、高級なお土産品として販売されます。椿油を使った化粧品などもあります。五島の椿のCMに吉永小百合さんが出演されたことで話題になりました。五島の椿の葉っぱに酵母があることが発見され、それを活用し、焼酎や、ワイン、魚醤も誕生しました。

長崎県五島列島に来たらぜひ椿の島を感じてください。