五島市民が待ちに待った新図書館オープン!
本や読書が好きな人にとって待ち遠しかった!約半年間の準備&休館期間を終え、令和5年4月1日から五島市図書館がリニューアルオープンとなりました。
オープン当日は、賑やかにお祝いの餅まきがあったり(筆者はひとつもゲットできず)、先着700名には、五島市図書館オリジナルトートバッグのプレゼントもありました。大判で本を10冊入れても余裕があり、使い勝手が良くて気に入っています。新図書館の蔵書は15万冊あるとの事です。建物が広いので、本の数は思ったより少なく感じました。今後、少しずつ増えていくのでしょう。
以前の図書館は、福江城跡の一角に建てられていたお城のような外観で、それも気に入ってましたが、老朽化により今回の移転となったそうです。移転計画のなかでは、2012年に税金の使い道として他にもあるのでは?という島民の反対意見もあり、計画が一時頓挫した経緯があるようです。紆余曲折あっての今回のリニューアル。立場が変われば、色々な異なる意見はあると思いますが、図書館や映画館、美術・博物館などは、子供だけでなく大人にも知識や感性を養うとても大切な場所じゃないかな?と個人的には思います。神社仏閣や海や森、はたまたサウナなど、心が整う場所は人それぞれですが、静かでリラックスできる図書館は、安心できる場所の一つとなっています。郷土資料室も充実しているので、今度、興味のある五島の二次離島の事を調べてみたいと思っています。黄島や赤島、椛島や久賀島などを今年は訪れてみたいと思うからです。
五島市立図書館
〒853-0033 五島市木場町450-1
Tel:0959-72-6900
開館時間:午前10時~午後6時
休館日:毎週月曜日(ただし月曜日が国民の祝日にあたるときはその翌日)、5月3日~5月5日、12月29日~1月3日、資料整理日(毎月月末。その日が月曜日にあたるときはその翌日)、特別整理休館日(年に1回。14日以内)
駐車場:車が83台、自転車・バイクは19台
公式サイトはこちら
いざ、図書館の中へ!落ちついた空間と広々とした贅沢な造りにうっとり
さて、新図書館の外観は鉄筋コンクリート造りの平屋建てで、とても解放感があります。内装はアーチ形の骨組みがコウモリ傘のような天井の造りで、少し教会のような厳かさを感じる雰囲気もあります。以前は10台くらいしか停められなかった駐車場も新しい図書館は50台くらい駐車できるのでイベントなども開かれそうです!
そして、内装には五島産木材を活用されているそうで、とても心地の良い空気感が広がっています。エントランスの椅子もとてもスタイリッシュでお洒落です。学習室も満席に近いくらい学生が勉強していました。五島の学生は流石です。また、バリアフリーになっているので、ベビーカーを押すファミリー連れも車椅子の方にも使いやすくなりました。
図書館には本だけでなく、新聞も置いてあるので一気に何紙も読めます。朝日・読売・毎日・経済新聞などは普通ですが、変わったところでは、小学生新聞や日本農業新聞もありました。週刊新聞にはThe Japan Times Alphaや週刊点字新聞(点字で書かれているのではなく、盲の方の情報を集めた)もありました。その他の特徴として、子供用の絵本は、かなり充実していると思います。読みたい本が置いて無くても、リクエストすれば他の図書館から借りてきて貰うこともできます。それと、これは嬉しい!と思ったのが、借りた本を持ち帰る前に30秒間除菌をする機械もあり、この機械を使うことで匂いなど気にせず清潔な本を読むことができます。貸出はセルフの機械の上に本をのせて簡単操作で完了!
また、本をあまり読まない人でも、エントランスロビーで寛いだり、お弁当を食べたり、友達とおしゃべりしながら持参したお茶などを飲むことができます。子育てママにも安心なベビーコーナーやちょっとした遊び場もあります。更に希望を言うなら、佐賀県の武雄図書館のようにカフェが併設されたら、もう言うこと無しです。いつかそうなると良いなあ~と思ったりします。図書館は、本を読むというだけではなく今後も色々な世代が交流していける場所となっていくのではないでしょうか?。
五島市にもフリーWi-Fiのお店や施設が増えてきています
嬉しいことに、Wi-Fiも完備されていますので早速、スマホに繋いでみました。残りのギガ数を気にしながら使う月末には頼りになりそうです。これならパソコンを持ち込んで作業なども出来るかなと思いましたが、電源は使えないようなので長時間は無理のようですね。五島市内には、有料のコワーキングスペースが何ヵ所かありますから、そこは線引きされているという事なんでしょうか。各々、良いところがあるので使い分けてお世話になりたいと思います。コワーキングスペースの場所を紹介をしますと、福江城下から徒歩でいける武家屋敷にある「セレンディップホテル」、アーケード近くの中央町の「knit(ニット)」、江川町にある「mitake」など福江ではアクセスも良いエリアに点在しています。今回は、今後も通い続けたい五島市図書館についてのレポートでしたが、ここから徒歩圏内で地元民に大切にされている若い女性が営む「本処てるてる」という古本屋さんもあります。今後のコラムのなかで、その古本屋さんと富江にある私設図書館「さんごさん」の紹介をしたいと思っています。
セレンディップホテル
〒853-0017 長崎県五島市武家屋敷1-7-12
TEL : 0959-72-3151
公式サイトはこちら
Knit.
〒853-0002 長崎県五島市中央町6-35
公式サイトはこちら
Mitake
〒853-0006 長崎県五島市江川町10-6
公式サイトはこちら
編集部が実際に見て、食べて、飲んで!美味しかったものを厳選!ばらかもん、舞いあがれ!の聖地として有名になった五島市のふるさと納税返礼品のオススメはズバリこれ!
地元の人、旅行で福江島へ訪れる人、出張で福江島へ訪れる人、夕食と同じくらい昼食、ランチを食べるのに…福江島のランチ情報まとめがない。「五島商店 佐藤の芋屋」の「福江島のこと」の記事の中にも多数のランチ、ディナー情報の記事があります。この「福江島のこと」の「ランチ情報」だけ抜き出してスピンアウトしたのが、「福江島ランチーズ」なのです。
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