64歳の私が11年前に農業ベンチャーへ転職した理由と若い仲間たちへの想い。有機栽培をしているから夏の雑草との闘いは、まさに死闘なのです!

雑草との闘い

今年のさつまいもの植え付けは、4月から始まりました。梅雨までには終わらせる状態にもっていきたいですが、今年はさらに畑の枚数と単別も増えたことと天候にもだいぶ左右されたので、到底無理かなと思っていましたが、なんとか終わることが出来ました。芋の成長を待っている間に、畑の雑草は、芋の成長よりも早く、背も高くなります。雑草との戦いの始まりがやってきます。夏場になると、さらに雑草は長く伸びだし太くなり、人の高さ程にも成長することもあります。全ての畑は、ものすごい雑草畑になるのです。真夏の炎天下での雑草取りは大変です。皆さん、猛暑の中、熱中症と体の調整にも気をつけながらの、非常に過酷な作業を頑張ってこなしました。

アグリ・コーポレーションへの想い

今年は、さらに畑も増えて、天候にも左右されることから、植え付けした全ての畑の芋を掘り取りできるかが、とても心配です。皆さんの協力で、全畑の芋の掘り取りを完了できるよう頑張りましょう!

アグリ・コーポレーションにとって若いベトナムの人々の働きは、とても大切な勢力となっています。私は今年で65歳です。気持ちは草払いでも負けないぞと思い作業していますが、最近体力の低下を感じる時があります。でも、まだアグリ・コーポレーションに貢献できるうちは、働きたいので、よろしくお願いいたします。

私がアグリ・コーポレーションに入社し、早くも11年を迎えようとしています。私がアグリ・コーポレーションに入社したのは、娘の勧めでした。アグリ・コーポレーションの元部長の奥さんと、娘が知り合いで入社することになりました。実は私、左官業を36年ほど営んでいました。バックしていた業者が、倒産し、仕事も少なくなり、どうしようか途方にくれていたところ、娘の一言で、面接を受けました。会社は、起ち上がったばかりでした。今40人ほどいる従業員は、当時、私を入れて3人。アグリ・コーポレーションの成長を目の当たりにしてきました。

アオリイカ、クロ釣りとジギングという釣り

仕事帰りには、私の好きな「アオリイカ」を釣るのが楽しみです。今でも好きですが、魚釣りも大好きで、自分のボートで休日は、クロ釣りと「ジギング」を楽しんでいます。

「ジギング」という釣りは、高級魚が釣れます。食べきれずに、お金にもしてます。たまには、ベトナムの子たちにも差し上げてます。喜んでいる顔を見ると、こちらも嬉しくなりますよね。

休日の風の強い日は、釣りに行けないので家庭菜園の手入れをしたりして楽しんでいます。作った作物が大きくなるのを見ると嬉しいです。孫から「トウモロコシ食べたい!」と言われると、作らんば!となって頑張ってます。そしてカラオケも大好きで、たまには歌ってます。「のど自慢」に出るのが夢です。でものど自慢の審査は、厳しいので無理でしょうかね(笑)

自慢の会社とさつまいも

自慢といえば、今年は、農林水産相の金子大臣が、アグリ・コーポレーションに来ました!友達からも大臣がアグリ・コーポレーションに来たねと言われ、誇らしく思いました。前向きで思い切りが良く、やり通す社長。営業も頑張ってくださいね。五島にとって販売先が一番大事な仕事ですね。毎年、感心しております。さつまいもといい、麦といい、あれだけの量を、全部完売したと聞くと、従業員全員やる気が出てきます。少しでも良い作物を作りたいです。収穫したさつまいもが、鈴なりになっているのを見ると、この畑はいいなあと活気が出ます。