こんにちは、A太郎です。2023年5月21日(日)に、娘が通う小学校で運動会が開催されました。天気は曇ったり晴れたりと、運動しやすい天候で、子どもたちも生き生きと元気な姿を見せてくれました。地域の人と一緒に踊った総踊りや、全校生徒のソーラン踊りは圧巻で感動でした。親としては、子どもたちの成長した場面を見ることができる、貴重な瞬間。嬉しさを感じる反面、成長して巣立っていく姿を想像すると、少し寂しくもあります。
田舎の運動会は昼まで
こんな感じの休日でしたが、田舎の運動会は「昼」まで。保護者へのアンケートでコロナ前の1日競技に戻すか、それとも午前中で終わるかというのがあり、過半数の人が半日でという回答でした。1~6年生のかけっこやリレー、コロナの間はカットされていた全校生徒の応援合戦、ダンス、保護者競技やなど戻ってきてはいても、かなりコンパクトにまとめられています。
というのも、娘たちが通う小学校は、全校生徒で100名前後と小規模。
平均すると、1学年15名前後と、少し寂しいですよね。1学年1クラスでしかも学年によって人数も20人に満たない学年もおり、これ以上出番を増やすと子どもたちがへとへとになるからです。高学年は準備やら係の仕事があり、ゆっくり応援するひまもありません。
自分が小学生の頃は、同級生が70名いて、当時と比べると五島市の人口減少、過疎化を如実に感じさせられる場面でもありました。
長崎県五島市の人口は??
五島市の人口について調べてみると、令和3年11月30日に公表されたデータによると、34,391人。昭和30年をピークに減少しており、平成2年からの30年間で19,752人減少しているそうです。
参照:長崎県五島市役所
30年前といえば、自分が小学生の頃になるので、約2万人も減少していれば子どもも減ってしまいますよね。
長崎県五島市の年齢人口
では、実際に五島市の年齢人口を見てみましょう。
令和2年の調査では、
・15歳未満 3,611人(10.5%)
・15歳~64歳 16,677人(48.6%)
・65歳以上 14,002人(40.8%)
地域別に見てみても、65歳以上の人口割合が増加しており、少子高齢化が進行しています。
現在は移住者が急増!
人口減少が続いていた五島市では、最近では都市部からの移住者が急増しています。というのも、五島市は離島という環境でありながら、4年連続で移住者が200人を超えています。自分の家の周りでも、大阪や奈良、埼玉から移住してきた人も。
「なぜ五島に移住しようと思ったんですか?」
「地震がないので五島を選んだんですよ」
中にはこういった理由で、移住してきた人もいらっしゃいました。確かに五島に住んでいると、地震とは無縁です。無縁ゆえに、「地震がないことが常識」となってましたが、日本は「地震大国」。「地震がない」というワードは、「ちょっと意外だな」と思いましたが、地震に大きなストレスを抱えて生活している人は、実は多いようで。「地震がないのは、マジで天国」とまで言ってました。
大切にしたいこと
こんな感じの五島の運動会、移住状況ですが、再認識したことは「逆説」の視点を持つことです。というのも、自分にとっての”当たり前”は、見る人によってはめちゃくちゃ魅力的に映ります。例えば、少人数の学校では1人1人の距離が近く、年上年下など関係なく、関係を築くことができています。また、教育の面でも、先生の目が行き届きやすく、安心安全。普段、何気なく釣りも「五島で釣りができるなんて幸せ」という方もいらっしゃいます。どうしても「デメリット」の方に目が行きがちですが、「逆説」の視点を持つと「メリット」になることもありますよね。というわけで、今後もいろんな方の目に届くように情報発信していきます。
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地元の人、旅行で福江島へ訪れる人、出張で福江島へ訪れる人、夕食と同じくらい昼食、ランチを食べるのに…福江島のランチ情報まとめがない。「五島商店 佐藤の芋屋」の「福江島のこと」の記事の中にも多数のランチ、ディナー情報の記事があります。この「福江島のこと」の「ランチ情報」だけ抜き出してスピンアウトしたのが、「福江島ランチーズ」なのです。
アグリ・コーポレーションでは、現在、事業拡大につき新しい仲間を探しています。地元(長崎県五島市)の方をはじめ、地元以外の移住者、移住を検討されてる方、未経験者、大歓迎です。募集職種、ご応募時の問い合わせFAQ等、詳しくは専用ページにて掲載しています。お問い合わせや質問等ございましたらお気軽にご連絡ください。