バイトルの移住体験ツアーがアグリ・コーポレーションへやってきた!こちらも初めて経験なので良い勉強になりました。短期滞在型アルバイトも増えている中、移住者、Uターン者は歓迎します!

11月17日。アグリ・コーポレーションに、移住体験ツアーの参加者男女9名が訪問しました。このツアーはバイトルを運営しているディップ株式会社がJTBと共に企画しており、アグリ・コーポレーションがバイトルに登録していたのがご縁で実現しました。

移住体験ツアーがやってきた

「五島列島で仕事体験!3泊4日の移住体験ツアー」と題して、全国各地から、移住に興味のある方が観光もかねて、住宅事情やお仕事事情を体験します。こちらも受け入れは初めてなのでどんな準備が必要か?、どうすれば充実した体験をしてもらえるか?、移住したい人は何を求めているのか?いろいろ考え準備しました。ちなみにこんな感じのツアーとのこと。

絶景の五島列島でしごと体験!3泊4日の移住体験ツアー&オンライン事後セミナー

五島列島最大の島、福江島(ふくえじま)を含む、 久賀島(ひさかじま)、奈留島(なるしま)とその周辺の島々で 構成される長崎県五島市。ここ5年間で約1000人が移住していて、 うち7割が30代までの若者。新たな雇用が次々と生まれています。そんな五島市を実際に訪ね、農業、ものづくり、観光・ホテルのお仕事を見学、体験するツアーです。オンラインでの事後セミナーも予定しています。

引用:バイトル「移住に興味のある方へおすすめ!長崎県五島市の魅力を体験」より

15日に羽田空港で集合した参加者は、長崎空港からあえて飛行機ではなく、長崎港に移動し船で五島に渡りました。その日は夕食交流会後、「GOTO TSUBAKI HOTEL」と「CONNE HOEL」に宿泊。2日目は短期滞在型住宅の見学・観光をしながら生活圏の確認をしました。そして、いよいよ3日目にバイトル主導の就業体験。それぞれ興味のある分野、農業コース、ものづくりコース、観光・ホテルコースで4班に分かれます。そのうちの1、2班が農業コースで、ななたけファーム、五島のやあしゃ便で体験後、バスでアグリ・コーポレーションへやってきました。9人のはずが…と思うくらいの大型のバスが到着し、ちょっと驚きました。狭い道を運転する運転手さんもすごい!それはさておきアグリ・コーポレーションの滞在時間は予定ではわずか2時間ほど。挨拶もそこそこに、2班に分かれ、ペースト製造と青果の出荷体験をしてもらいました。

体験色々

私はペーストを担当したので、出荷風景の画像が無くて雰囲気をお伝えすることが出来ず、すみません。農業体験希望の方たちは動きやすい恰好で来てくれているので、土付きの安納芋にも抵抗なく作業に没頭していたそうです。

ペーストの作業場に入る前に簡易白衣、帽子、マスクの着用してもらい、エアシャワーや手の洗い方、消毒の仕方をレクチャー。その後、長靴に履き替え、まずペーストの機械を見学しました。

紫芋ペーストの紫色の鮮やかさ、ペーストができる工程にすっかり見入っていました。そして、さつまいもを包丁でたて半分にカットする作業と、一人はカットしたさつまいもをペーストの機械に投入する作業を実際に体験してもらいました。焼きたてのさつまいもの香りに感動したり、パートさんに積極的にさつまいものことを質問したりしていました。2班15分ずつ交代で作業し計30分。あっという間に経過してしまいました。

次は、さつまいもを貯蔵している旧岳小学校へバスで移動しました。バスで移動するとき、ちょうど晴れ間が見え、とても綺麗な虹がかかり、参加者がとても感動していました。予定ではさつまいものしっぽ切りを体験してもらう予定でしたが、午前中、天気が悪く「ななたけファーム」で収穫体験が出来ずに先にしっぽ切り体験をしてきた後だったこともあり、かんころを茹でて干す様子を見学してもらうことにしました。加工に興味がある方はバスの移動中にも色々と質問してきました。また女性の方はこの辺の小学校は何人くらいの子供がいるの?とか高校はいくつあるの?とか結婚後のことも見据えた質問も出てきました。同じ女性として気になることは凄くよく分かります。

旧岳小学校へ着くと、さっそく安納芋を機械でスライスし、鎌でグラグラ沸騰したお湯に入れ、茹でていました。

使っているスライスの機械に興味津々で写真を撮っていました。五島ではかんころを干す光景は見慣れていますが、都会から来た人たちにとってはとても新鮮なようでした。外国人の実習生が意外と多いこともびっくりしていました。

会社のこと。五島のこと。

その後、バスで会社へ戻り、最後にさつまいも、安納芋、焼き芋の専門メディア五島商店 佐藤の芋屋(オウンドメディア)でアグリ・コーポレーションのことや五島のことも発信していること、移住者、Uターン者も積極的に受け入れていることも話しました。

そして、実際に移住してアグリ・コーポレーションで働いている若手社員2人に、移住したきっかけから仕事の事まで、生の声を聞いてもらいました。皆さん真剣に耳を傾けていました。近い将来、この参加者の誰かがアグリ・コーポレーションに興味を持って入社してくれたら嬉しいです。と最後にラボ長が締めくくり体験ツアーが終了しました。

少し先の未来の為に

移住を希望している人にとって、仕事と住む場所は本当に重要な課題です。また、人手不足を解消すべく、若い人を受け入れる会社側の体制も整える必要があるなと実感しました。お試し感覚で短期滞在型を希望する人も多いので、そのニーズにも応え、いかにその人に定住を促すか?、ずっと働きたいと思わせるかが企業側の課題かもしれません。私たちにとってもとても良い機会を与えていただき、ディップ株式会社様に感謝です。参加者の方もありがとうございました。お待ちしていますね。