北海道芦別市から夢の二拠点生活を行いたいということで五島(福江島)で滞在型短期アルバイトをした坂本さんに島の生活のこと、仕事のこと、なぜ?五島だったのか?を聞いてみた

アグリ・コーポレーションでは、広くアルバイトやパートを募集しています。今回は、滞在型短期アルバイトでお手伝いをしていただきました坂本和代さんに色々と滞在型短期アルバイトについて聞いてみました。まずは坂本さんの情報から。

坂本さんってどんな人?

坂本さんは北海道で60歳の定年までドラッグストアで勤務していました。その後、現在まで今まで働いていたドラッグストアのオーナーから「旅館業のほうをお手伝いしていただけないだろうか?」ということで、現在は、旅館のお手伝いをしています。因みに北海道の旅館で多いのが5月~10月が繁忙期で、その期間だけ営業をし、11月~4月は閉館することが多いようです。そのような繁忙期以外は旅館を閉館するということもあり、以前から考えていた「二拠点生活をしてみたい!」に火が付き、その勢いのままバスとJRを乗り継ぎ、千歳空港から福岡空港へ。そして博多港から23時30分に出航する「太古」(フェリー)に乗船し、翌日の午前8時に福江港へ到着というルートで五島市(福江島)へやってきました。因みに北海道の自宅から五島市(福江島)までは約22時間かかりました。

確かに北海道~長崎の離島と言えば、日本の橋からは端という感じでもありますので、それくらいの時間がかかりそうでもあります。

五島(福江島)はどうですか?

以前から行ってみたかったのが五島だったのです。五島市(福江島)へ到着して驚いた?のは、港の前には「マツモトキヨシ」があったり…想像していた以上に町が大きくて驚きました。早速、ホテルに荷物を預けてレンタルサイクルを借り、往復20Kmのコースへ出発したのです。

堂崎天主堂までは少しハードな道のりでしたが、気温も思っていた以上に暖かく気持ちよくペダルをこいで向かう事が出来ました。借りたレンタルサイクルですが、途中でサドルが下がってしまい、ストッパーが妙なところになり、上手に調整できず、困っていたところに、偶然、通りかかったドライバーさんが親切で、助けていただきました。旅先の景色や食事が楽しみで旅先では色々な場所へ出かけるのですが、ちょっとしたトラブルも多く、そういう時は、地元の方の優しさに助けられたりと有難い気持ちでいっぱいになります。こういう事があるから旅行って素敵だなぁ~といつも思ってしまいます。

北海道はどのあたりにお住まいですか?

私が住んでいる町は北海道のほぼ真ん中あたりの富良野の隣の芦別というところです。この芦別(あしべつ)という地名はアイヌ語の「アシュベツ(底が深い川)」の意味に由来するようです。芦別市の人口は12,000人ほどで65歳以上の高齢者は47.7%を占めています。市の面積は、北海道内で5番目で865㎢。面積のうちの88%を占めるのが自然豊かな場所になります。非常に広大な町でありながら人口密度が低く、市の照明が少ないこともあり、星が物凄くキレイに見える事から「星の降る里・芦別」というキャッチフレーズがあるくらいです。

芦別市からなぜ?五島へ?行ってみたかっただけではないですよね?

そうですよね?「芦別市(遠いところ)からなんで?また五島まで来たの?」とよく聞かれます(笑)。以前から離島が好きで、観光だけでは物足りない…働いてみたいとずーーと思っていました。働くことで観光だけでは見えないことが見えるようになり、島をより詳しく知る事が出来る一つの方法ではないか?と思っていました。そのような中で、ネットで検索したりしていると「五島商店 佐藤の芋屋」のオウンドメディアにたどり着きまして…「短期パート募集」という「求人」が出ていましたので急いで電話したのが「五島商店 佐藤の芋屋」運営会社のアグリ・コーポレーションでした。その後、事情を色々説明し、20日間くらいの超短期アルバイトでも良いのか?不安でしたが、快く応じていただいて働けるようになった経緯があります。面接の日時が11月3日の文化の日でしたが、普段は出張で不在が多い佐藤社長が面接をしていただきました。驚いたことに佐藤社長も関西からmの移住者で五島市(福江島)の生活や仕事のレクチャーをしてくれて…。

五島での仕事はどうでしたか?

アグリ・コーポレーションでの初出勤は11月6日(月)でした。7時46分に出勤し、朝礼は数十年ぶりのラジオ体操から始まり、仕事は有機安納芋の選別・加工用の乾燥・商品の袋詰めをさせていただきました。私の仕事場は短期パートさんが多く、優しい方ばかり。短期という似た環境の方が多かったり、フルタイムの方もいたり。元々は短期パートからスタートした方が多かったので境遇が似ていて仕事がやりやすい環境でした。本当に皆さんからは親切に仕事を教えていただき、やっと少し慣れてきたと思っていたら3週間の最終日となってしまいました。短期間での受け入れ、本当に有難うございました。それぞれが都合の良い時間に働けて、やさしい職場だと思いました。

仕事の合間には、パート仲間に玉之浦の大宝寺の珍しいお祭りに連れて行ってもらい、とても貴重な体験が出来ました。

それと3週間、宿泊させていただいた西光荘のスタッフからも本当によくしてもらい感謝しかありません。とにかく魚料理が美味しかったです。今回、離島で働いてわかった事は、島を楽しむ為には車は必須という点です。島ならではの趣味も多く、島の生活を皆さん楽しんでいる感じで羨ましかったです。

秋晴れの空の下、そして近くには穏やかな美しい海がある環境のアグリ・コーポレーションで働かせていただき、最高でした。有難うございました。

まとめ

今回の取材は北海道芦別市から滞在型短期アルバイトという形で仕事をしていただいた坂本和代さんの就業最終日にインタビューをさせていただいた内容をまとめてみました。坂本さん、こちらも色々と助かりました。二拠点生活として五島(福江島)を選んでいただいて嬉しかったです。また、お待ちしています。

アグリ・コーポレーションでは長期・短期アルバイト、パート、正社員を募集しています。坂本さんのように二拠点生活をしたい、島で暮らしてみたいという方も増えています。お気軽にお問い合わせをいただければと思います。