NHK朝の連続テレビ小説「舞い上がれ！」のロケ地として一躍有名になった五島列島。その福江島は、飛行機もホテルも満席、満員となかなかな盛況ぶりになっているのだ。そんな五島列島、福江島は、ホテルだけじゃない。なかなか行きにくい宿…初心者、いや地元、福江島に詳しくないと泊まれない民宿へ泊まってみた。事の発端は、4月2日から五島、福江島入りだったのだが、飛行機はなんとか、なんとか（あえて2回）予約が出来たのだが…といっても福岡空港経由五島つばき空港行きは、全く予約ができず、長崎空港経由五島つばき空港がギリギリ予約が出来たというレベル。
春休みと新型コロナウィルス感染症の色々な制約が無くなったことが大きく、3年間、我慢の連続で旅行へ行けなかった人が春休みを利用して旅行へ行くという状態で飛行機の予約は取れたのだが、宿泊先は、ほぼ予約が出来ない状態。といっても高級リゾートや高級ホテルなら少しは空室があるのだが、さすがにアグリ・コーポレーション佐藤社長へ、「ここへ宿泊します」ということも言えず、どこか良いホテルはないものか？と確認したところから今回の民宿への宿泊が決まったといっても過言ではないのだ。
「福江でどこか良い、おすすめのホテルってないですか？」
私はホテルと言ったはずなのだが…。
「会社から5分のところに、ご飯の評判が良い民宿がありますよ」
とのこと。その民宿の名前は「民宿西光荘」。ネットで検索してみると予約は電話のみらしい。ネットでホテルを検索して予約をして…ということに慣れている自分にとっては新鮮な予約方法だったのだ。ということで、まずは電話をしてみる。電話口に出られた方（たぶん女将）が丁寧な方で、宿泊日や混雑状態、宿泊料金、宿泊する際の注意点を詳細に説明してくる。ネットの宿泊予約の場合、便利なのだが、自己責任で予約内容や金額、注意点はホテルのＷＥＢに書いてある内容を全て読み、確認して予約をするのだが…「あれ？そうだったけ？」「そんな事、書いてあったっけ？」ということがあるのは私だけなのかもしれない…これも自己責任とひとつだったりと自分が細部まで読んで確認していなかったのが悪いといつも言い聞かせている。今回の「民宿西光荘」では、ひとつひとつ電話口で、事細かく説明もあり、その説明に対して質問があれば、その場で聞け、その場で回答をしてくれるという昔ながらの方式なのだ。しかし、ネット予約になれていると物凄く新鮮に思えてくるし、これは物凄く便利！と思ってしまうのだ（細部までWEBの説明を読まないでも良い）。そんな感じですんなり予約も取れ、あとは五島へ福江島へ行くのを待つばかり。
すっかり福江島へは旅慣れた感じ
今回も羽田空港→長崎空港→五島つばき空港という空路で福江島へ。新型コロナウィルス感染症の制限が撤廃されて初めての五島行き。まず驚いたのは、早朝の便しか予約が取れなかったこと。日曜日なのに早朝の便って…。羽田空港へ向かうと、想像をもうひとつ超えていたものが…。日曜日の早朝なのに、混雑状態が、半端ない。
修学旅行も戻ってきたようで、長崎空港行きは、満席。勿論、NHK朝の連続テレビ小説「舞い上がれ！」効果もあってか？五島福江空港行きも満席。以前といっても昨年（2022年）9月に五島へ行った時と比べると全く異なる状況だったのだ。まあ、こんな感じで混んでいればホテルも満室になるわなぁ～と妙に納得することになった。
以前はこんな感じ
民宿「西光荘」へ
民宿へ泊るのは何十年ぶり？その昔、まだ高校生だったころ、友人たちと海へ行った時に民宿へ宿泊したのが最後だったような…。アグリ・コーポレーション 佐藤社長が話していた通り、アグリ・コーポレーションから徒歩5分程度。到着すると、すぐに女将が色々と民宿の説明をしてくれる。夕食の時間は？お風呂の時間は？と聞かれる。民宿へ宿泊をよくしている方はこういうやり取りは「当たり前」かもしれないが、私は、何十年ぶりなので、新鮮であり、なんか？実家へ帰ってきたような気分にもなる。風呂にも入り、噂の食事（夕食）。こんなに魚尽くしで「焼き物」「煮つけ」「刺身」と五島を胃袋で満たしてくれるような献立。では、民宿「西光荘」で宿泊した期間、出てきた夕食、そして朝食を画像で紹介しよう。
魚はすべて五島近海で獲れたもの。卵は鶏を飼っているので生みたて。贅沢にもほどがあるというレベルの夕食、そして朝食なのだ。しかもこのクオリティの食事2食付き（朝食、夕食）で1泊7,700円（税込）※2023年4月現在 コスパ半端なく…今まで知らなかったのが勿体無く感じるのだ。普通にホテルへ宿泊で1泊10,000円前後。もうこの時点で勝敗はついているような気がするのだ。魚が好きな人にはたまらないはずだ。しかし、驚くのはもう一つある。これだけの量とクオリティの食事を朝、夕と食べていながら、最終日に体重を計ったところ「マイナス2kg減」。ナチュラルに体重も減るくらい体に優しく、やはり魚は、体に合っているというか？体に良いのだなぁ～と痛感させられたのだ。美味しく食べて健康に痩せる。書くのは簡単なのだが実際に経験すると、ただただ驚くばかりなのだ。
もうひとつの楽しみ
魚尽くしのクオリティーの高い食事だけではなく、民宿「西光荘」に宿泊すると海沿いまで散歩ができるという楽しみがある。
東京と比べて、日の出が30分ほど遅い五島・福江島は、今の季節は6時過ぎが日の出。その時間に合わせて散歩をすることが習慣になってしまったのだ。民宿「西光荘」から少し歩けば、すぐに海沿いの道へ出れるのだ。
日の出に間に合えばこんな画像が撮影できるし、春を感じられる草木がたくさんある。小さい港から船が出ていく感じは、なんとも言えないのだ。
しかも身近に、こういう光景が簡単に…。これもまた最高の贅沢なのかもしれない。
民宿「西光荘」から徒歩10分圏内には、「スーパーマーケット」や「郵便局」そして長期滞在にはうってつけの「コインランドリー」もある（民宿「西光荘」には、洗濯機はあるが乾燥機が無い為、外干しのみ）。
民宿「西光荘」まとめ
魚尽くしのクオリティー高めの食事。特に夕食は、必ず「焼き」「煮つけ」「刺身」がある。そして、朝食は生みたての卵。この内容で1泊2食付きで7,700円（税込）というコスパ最強なのだ。しかも魚尽くしの食事のため、ナチュラルに…健康的に痩せる。まあこれは私だけかもしれないのだが…。
散歩が習慣になるくらい海沿いの道の朝は、とてつもなく気持ちが良い。五島・福江島は、ホテルだけじゃない。コスパと美味しい食事を食べたければ民宿「西光荘」がオススメなのだ。
アグリ・コーポレーション 佐藤社長の「ご飯の評判が良い民宿がありますよ」の言葉通りのウソ偽りの無いコスパ最強の民宿だったのだ。人気が出て予約がとれなくなるから…あまり記事にして欲しく無いと一緒に宿泊をしていたSAMURAI SUMMITの相田社長には言われていたけど、「相田さん、ごめん。。。これは誰かに話したい内容の民宿だわ」。五島・福江島へ来ることがあればオススメしたい宿なのだ。
民宿 西光荘
〒853-0601 長崎県五島市三井楽濱ノ畔2973-3
Tel:0959-84-2279
公式WEBサイト
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地元の人、旅行で福江島へ訪れる人、出張で福江島へ訪れる人、夕食と同じくらい昼食、ランチを食べるのに…福江島のランチ情報まとめがない。「五島商店 佐藤の芋屋」の「福江島のこと」の記事の中にも多数のランチ、ディナー情報の記事があります。この「福江島のこと」の「ランチ情報」だけ抜き出してスピンアウトしたのが、「福江島ランチーズ」なのです。
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