お好み焼き・鉄板焼き専門店の「てんじゅう」
今回ご紹介したい飲食店は、福江商店街の一本裏通りにある、お好み焼き・鉄板焼き専門店の「てんじゅう」です。「てんじゅう」は、大阪で修行した後に五島で開業して39年超になるご夫妻と娘さんの3人で切り盛りしています。お店の中に入ると、カウンターに大きな鉄板があり、5席座れます。

今回は1人で訪れたので、カウンター席に座りました。テーブル席は4卓。お好み焼きは自分で焼くスタイルのお店もありますが、「てんじゅう」では店主さんが焼いてテーブル前の鉄板へ運んでくれます。たくさんメニューがあるので、お勧めを尋ねてみたところ、麺が入ってるタイプか、そうでないか。それから「ベーシック」なタイプか、卵が2個入って、イカやお肉の入った「特製」タイプかで選ぶとよいそうです。それと、変わり種として「お好み焼き風ミックスピザ」というのも表の看板に出ていました。説明が簡潔で分かり易いですね。
ご主人に焼いてもらうのがやっぱり一番美味しい!

筆者は麺はなしで、特製のミックス(イカ・エビ・豚)のチーズトッピングを選びました。カウンターは焼くのを見ることができるので楽しいですね。

そして、店主の手さばきは丁寧かつ熟練の動きで無駄がありません。じっくりと焼いていくのでまるでふわふわパンケーキのごとくふっくらと仕上がっていきます。できあがりまで30分位でしょうか。焼き上がりにはマヨネーズ→カラシを少々→お好み焼きソースをかけて丸く優しくのばし、青のりと花かつおをたっぷり。
熱々を食べてみると本当に美味しい!
中に入っている具材はベストの状態に仕上がっているし、ソースも少しクドいかな?と思いきや、厚みがあるのでベストなんですよね。そして、たまにカラシがいいアクセントとなって最後まで飽きずに食べられます。ビールやハイボールと相性良さそうですね。お腹一杯になり満足しました。

訪れたのは日曜日のランチ時でしたが、待っている間に、電話注文して受け取りにきた子供連れの若いお母さん、家族連れ、高校生男子3人組など次々と来店しとても忙しそうでした。ランチはプラス350円でご飯とお味噌汁をつけて定食に出来るそうなので、お好み焼きはご飯と食べたい関西出身の佐藤社長には是非ともお勧めしたいです。お会計の時に「お昼と夜ではどっちが混んでますか?」と娘さんに尋ねたところ、その時々ではあるけど、平日のお昼や、日曜日の夜は比較的すいているとのお話でした。また、直径30cm、焼き上がりまで50分かかるという、「ミラクルジャンボお好み焼き」(4500円)があるそうなので、記念日とかに味わってみては如何でしょう。

定休日は水曜日となっていますが、不定休とも書かれてるので訪れる際には電話で確認したほうが安心ですね。次回は家族と一緒にまた訪れたいと思う、アットホームで満足度の高いお好み焼き屋さんでしたよ!
2026年5月再訪!関西仕込みの老舗お好み焼き!お酒と楽しむ夜の「てんじゅう」へ
以前ランチでご紹介した、中央町にあるお好み焼きの名店「てんじゅう」。 お好み焼きが天下一品なのはもちろんですが、実は「夜限定で楽しめる鉄板おつまみメニューも最高に美味しい!」という噂を聞きつけ、今回はディナータイムにお邪魔してきました。 (※現在のランチ営業は土日のみとなり、夜はできる限り営業されています。)

「撮影OKですか?」と尋ねると、「大丈夫ですよ!」と快く親切にカウンター席へ通していただきました。 店頭の懐かしい見本サンプルやレトロなメニュー看板、そして鉄板周りや引き出しの使い込まれた木目には深い味わいがあり、このお店が歩んできた歴史の長さを感じさせます。
お好み焼きだけじゃない!絶品の鉄板おつまみと「オムソバ」
メニューを開くとバリエーションが実に豊富!お好み焼きのほか、モダン焼き、焼きそば、オムソバがあり、さらに知る人ぞ知る絶品のサイドメニューが並びます。 今回は「オムソバ(ミックス)」と、お店おすすめの「豚トロ」「エリンギバター」「ベーコンエッグ」を注文しました。

カウンター席の特権!目の前で仕上がる鉄板焼き
エリンギバター

目の前の鉄板にエリンギが乗せられ、バターを落として蓋をし、ひたすら蒸し焼きに。蓋を開けると、しんなり香ばしいエリンギが登場!シンプルな味付けなのに箸が止まりません。

ドリンクのコースターにも可愛いエリンギのイラストが描かれており、お店のエリンギ推しが伝わります。
五島美豚の豚トロ

豚トロとたっぷりのシャキシャキもやしを別々に炒めていきます。味付けは胡椒のみ。お肉に火が通ったらもやしに豚トロの旨味を吸わせ、最後に合わせる職人技!七味とポン酢が入った特製タレにつけていただくと、豚トロの甘い脂とあっさりしたタレが抜群の相性です。
ベーコンエッグ

大きな薄切りベーコンに目玉焼きを乗せたシンプルなお料理ですが、テカテカと輝く白身と黄身の絶妙な半熟加減がドストライク!卵は五島・大石養鶏場の産みたて卵を使用。添えられた新鮮なキャベツとトマトも五島産です。「五島産にこだわっているというより、自分が誇りを持って出す料理に一番合うのが五島の食材なんだ」と語るご主人の言葉に痺れました。
断面美に感動!モチモチ太麺の「オムソバ」

今回初めて注文した「オムソバ」も衝撃の美味しさでした。 ちゃんぽん麺ほどの太さがあるモチモチの麺は、地元「山下製麺所」のもの。これが一番ソースが絡んで相性が良いそうです。 鉄板で炒めた麺に2種類のソースを絡め、卵3つ分を使った薄焼き卵でしっかりと包み込み、上からソースとマヨネーズをかける…これを最初に考えた人は天才ですね!

出来たてをヘラで切ってみると、美しい断面の中にプリプリのイカなど具材がぎっしり。ご飯のおかずにもなる極上の一品でした。
五島の島焼酎やフルーツドリンクなど50種類以上のラインナップ

てんじゅうの魅力は、お好み焼きに合うドリンクの豊富さにもあります。 店頭の看板にもある通り、地元・福江島の「五島列島酒造」だけでなく、上五島・五島灘酒造の芋焼酎「太陽にホエール」「月にホエール」(上五島で多く獲れた鯨と吠えるをかけたおしゃれな銘柄)や、奈留島の幻の芋を使った焼酎などもグラスやボトルで楽しめます。
さらに、娘さんイチオシの焼酎は、鹿児島県喜界島・朝日酒造の黒糖焼酎「たかたろう」。度数が12度と低く、桃のようなフルーティーな香りがしてソーダ割りにぴったりです! ノンアルコールも充実しており、九州のフルーツソーダシリーズが女性に大人気。お子様向けのクリームソーダやコーラフロートも揃っています。
父から娘へ。次の世代へと受け継がれていく職人の味

ご主人は大阪を代表する老舗お好み焼き店で修行を積んだ後、五島でお店を開業して42年、御年78歳の大ベテランです。「体に気を遣いながら営業しているよ」と笑いつつも、ヘラを持って鉄板に向き合う姿勢はシャンとしていて、まさに職人の顔。カウンター席でその音や匂いを感じるだけで満たされた気持ちになります。

長年ご夫婦で営まれてきたお店ですが、現在は娘さんが店長としてお店を引き継ぎ、お父さんから教わりながら修行中とのこと。 ご主人は「まだまだ修行が足りん!」と口では厳しく言いつつも、その表情はとても嬉しそうで、胸が熱くなる素敵な親子関係を見せていただきました。 五島列島グルメの歴史と人情が詰まった名店「てんじゅう」。次回はぜひ、娘さんが焼くお好み焼きを食べに伺いたいと思います!
お好み焼き・鉄板焼 てんじゅう
長崎県五島市中央町3-7-1
Tel:0959-74-5657
営業時間:17:00~21:30(L.O 21:00)
定休日:水曜日
公式Instagramはこちら
※営業時間が変わることもあるため、公式Instagramでチェックしてからのご来店がおすすめです。
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