ベンチャー経営者の夏合宿
夏合宿の開催場所は毎年、長野県軽井沢町。標高800mの高地で夏の日中平均気温は27°で、山風が涼しくベタベタした汗をかくことがないぐらい過ごしやすいのは事実ですが、実は湿度は東京より高く、濃霧も発生しやすい地域なのです。それだけ湿度が高くても過ごしやすいのは、やはり気温ですね。五島市福江島の夏は約30°と湿度も高く夏は、かんかん照りで息を吸うだけで肺が温かくなるぐらいなのです。五島市(福江島)で有機安納芋を栽培しているアグリ・コーポレーションは6月末前後には安納芋の植え付けが終わってから8月末の収穫まで約2か月間はリフレッシュ期間。パートさんの扶養調整の期間であったり、社員の有給利用であったり、免許を取得したりと内製化に努める期間となります。
その期間を利用して、私は経営者の夏合宿として長野県軽井沢町に数日ロッジをかりて取引先様をお呼びして商談し、ロッジの軒先でBBQをして親睦を深めます。因みに五島市(福江島)から軽井沢までの行程は、
・五島福江空港→福岡空港→信州松本空港→レンタカー 5時間コース
・五島福江空港→福岡空港→羽田空港→軽井沢駅(新幹線) 5時間コース
と皆さんが思っているより近いかもしれません。この距離、この時間を近いと思えることが一つの強みかもしれませんけど…。
今年の行程は、マイナビ農業と会社のプロモーションについて(ロッジ商談)、野菜クラブを訪問し澤浦社長と経営談義(群馬県昭和村)、長谷川ファームと有機キラリモチの協同栽培について(埼玉県行田市)、遠藤ファームのひまわりダンジョンの見学(埼玉県熊谷市)、チーズケーキチーズ池田社長とEC販売、オウンドメディアについて(ロッジ商談)、南信州菓子工房とゴルフ&新商品「ひとくち焼き芋安納芋」について(軽井沢72西ゴールドコース)、杉山商事と新商品の商談、コネサポと経営論(ロッジ商談)と盛りだくさんです。
安納芋のひとくち焼き芋
今回は南信州菓子工房との「安納芋のひとくち焼き芋」についてです。南信州さんとは3年のお付き合いです。昨年の9月に来島していただいた際に夏合宿のお話をしたところ、ぜひ誘ってくださいとのことで、今回のゴルフ&商談になりました。南信州さんは長野県飯田市ですが、軽井沢まで何と3時間。私はロッジから5分。五島市(福江島)の五島カントリークラブとの違いは、オールフラット!すべてのコースがピンを見える見晴らしの良さ、ランチのレベルの高さに唸ります。楽しくラウンドし、終わってから新商品の開発、製造、納品の打ち合わせとなりました。来週の7月26日~28日に三菱食品ダイヤモンドフェア(東京ビックサイト)が開催され「ひとくち焼き安納芋」を出品します。納品単価、製造ロッド、出荷形態など、最終商談となりました。
コロナ禍を経て
夏合宿1年目はコロナ渦で関東地方の輸出商談先へ訪問することができず、SAMURAI SUMMIT相田社長とロッジを借りて商談をしておりました。輸出向けの商談場所として利用することになったのがきっかけで夏合宿をすることになりましたが、まさか3年目でここまで多くの取引先様、未来に向けた取り組みができることになるとは思ってもいませんでした。ありがたいです。それだけ会社も事業も動いてきた証拠かもしれません。
最終日は軽井沢町から奈良まで車で戻りますが、萩原ファーム(長野県佐久市)、ファーマン井上(山梨県北斗市)に訪問します。萩原ファームは有機農業の先駆者であり、農法の勉強。ファーマンの井上さんは五島市(福江島)で構想している「シェルターシェアハウス事業」の勉強のためにいきます。シェルタ-シェアハウス構想はこれからのことですが、秋ぐらいには発表できると思うのでお楽しみに!あっ!と言う間に過ぎ去ってしまった夏合宿ですが、沢山の実りもあり、これからが楽しみです。
編集部が実際に見て、食べて、飲んで!美味しかったものを厳選!ばらかもん、舞いあがれ!の聖地として有名になった五島市のふるさと納税返礼品のオススメはズバリこれ!
地元の人、旅行で福江島へ訪れる人、出張で福江島へ訪れる人、夕食と同じくらい昼食、ランチを食べるのに…福江島のランチ情報まとめがない。「五島商店 佐藤の芋屋」の「福江島のこと」の記事の中にも多数のランチ、ディナー情報の記事があります。この「福江島のこと」の「ランチ情報」だけ抜き出してスピンアウトしたのが、「福江島ランチーズ」なのです。
アグリ・コーポレーションでは、現在、事業拡大につき新しい仲間を探しています。地元(長崎県五島市)の方をはじめ、地元以外の移住者、移住を検討されてる方、未経験者、大歓迎です。募集職種、ご応募時の問い合わせFAQ等、詳しくは専用ページにて掲載しています。お問い合わせや質問等ございましたらお気軽にご連絡ください。