株式会社アグリ・コーポレーションによる福江島の飲食情報を発信する地域密着型Instagram「福江島ランチーズ」の戦略とSNSの影響力とは?

福江島ランチーズとは?

五島市(福江島)に本社を置く株式会社アグリ・コーポレーションは2023年11月にInstagramを開始した。この五島商店佐藤の芋屋に続くメディア戦略の一環である。

福江島ランチーズを運営する目的は㊙とするが、ターゲットは

  1. 五島市民
  2. 仕事で来島する人
  3. 観光客

ランチのパターンとして、お弁当、コンビニ、会社の近所の飲食店、もしくは仕事先、目的の場所の近くでランチをすることが多いはずだ。五島市(福江島)は食べログやGoogleマップでの飲食店検索の信頼性が低い。情報が古く更新されていない飲食店が多いのである。そしてコンビニや弁当屋が少なく近所にない。五島市民でさえ、お弁当以外のランチをする飲食店を探すのに苦労するのであるが、決して飲食店がないわけではなく、少ないわけでもない。調査するとランチを提供する飲食店は120軒前後も存在するのである。この情報には五島市民でさえ驚く方が多いのだ。食事をするのを楽しみにする人にとって、仕事先や出張先でランチを探すのは結構楽しみな一つだろうと思う。その楽しみを提供するのが福江島ランチーズなのだ。

2024年4月25日現在で投稿数90、フォロワー948人であるが、目標は五島市民で3,000人。この数値は五島市の人口、Instagram利用率などを基に算出した数値であるが、フォロワー数3,000人あれば五島市(福江島)での影響力は絶大になっているだろうと推測しているわけだ。ターゲットを明確にしたフォロワー数、目的に沿った戦略が必要になる。

https://organic.co.jp/?page_id=15577五島のランチ・カフェ飲食店をエリア毎に詳しくまとめています

新年度会

運営メンバーは株式会社アグリ・コーポレーションのスタッフと外部のライターさん合わせて数名で運営している。ライターさんとは2月から契約開始したが、オンラインで目的や運営マニュアルの説明をしたので、会社の運営スタッフと顔合わせをしていなかったため、今日は五島市三井楽町のブーケガルニで新年度会を開催した。アグリ・コーポレーションから車で0分、自転車で1分、徒歩3分の距離で、私は自慢の電動自転車で向かった。予約の12時に到着し、お店に入ると奥様が明るく笑顔でお迎えしてくれたが、自撮り棒を会社に忘れて戻ったw。近いがゆえに行ったことがないあるあるで、オープンして4年目だが初めて利用することになる。

店内はカウンターあり、テーブル席が3つあり奥の席に案内された。すでにコース料理を予約していたため、私はシェフの気まぐれランチ(3000円)、他の女子メンバーが3種類あるパスタコース(2500円)とした。さすが女子だなと感心したことが、パスタが3種類、そして3人いるので「シェアしようね」と声を合わせるのだ。

Instagramに投稿するためというより、これは女子特有の行動だと感じた。ランチの詳細はInstagramを参照してほしい。あっという間の2時間だったが、外部ライターさんは情報通だと感心した。職業柄だろうとも思うが、私の人脈を考えてみると仕事関係ばかりであり、利害関係のない人脈の少なさを反省するわけだが、これからは福江島ランチーズの取材や影響力で新たな人脈が形成される予感を強く感じた。㊙にしている目的の一つである。

広がるSNS

16時からホテル建設の打ち合わせを草草社の有川氏と行ったが、ホテル経営でもSNSが活かされることは間違いないだろう。

18時から五島市農業士会の総会のため五島振興局に向かった。懇親会で数名の局員から「福江島ランチーズいつも見てます」「毎日、ブログ拝見してます、佐藤社長は社員と磯釣りに行かれたんですね」と声をかけてもらい、改めてSNSの影響力を感じた。

今後の我が社のオウンドメディアと各種SNS(Instagram、X、Pinterest)を楽しんでいただき、またメディア戦略が代表である私の大きな仕事で、どのような効果があるのか、結果になるのかを新規就農の起業家に伝えていきたいと思う。

この日のスケジュール

2024年4月20日
~10:00 産地パワーアップ事業計画、苗床確認、マンション投資案件
~12:00 農商工ファンド事業計画、長崎マーケティング事業計画
~14:00 福江島ランチーズ新年度会
~17:00 ホテルデザインの打ち合わせ(草草社 有川氏)
~18:00 大型貯蔵庫打ち合わせ(五島市役所)
~22:00 五島市農業士会 総会・懇親会