五島のお土産、特産品を催事で購入してみた!長崎県五島列島の名物、グルメ、スイーツ、お菓子を実食レポート!本当に美味しい五島列島のお土産は?徹底解説します。

百貨店の華、とも言われる催事に出ている商品って、当たりハズレが大きかったりしませんか?試食をしたときは美味しいと思って買ってみても、家で食べてみるとそれほどでもないとか。でも比較的、試食をすると大ハズレに直面することは少ないのですが…。行列ができていたりすると、その場の勢いで買ってしまったり。これは結構、ハズレを引くことが多く、なんで買ったのだろう?と自己嫌悪に陥ったりするのがこのパターンに多いです。あとは、試食で美味しいと思って買ってみたものの、家で合わせて食べるものがないことも。こういうことがあっても、百貨店の華である催事に、いつも心躍るのは何でなのでしょう?例えば北海道物産展。これはもう伝説になっている話ですよね。それと駅弁祭り。こういう催事に出てくる商品は、その場所に行かないと食べられないものだったりするので、食ということだけ考えれば、安上がりだったりします。なぜなら、交通費をかけてその場所に行かなくても、近所の百貨店で催事を開催していれば、得意先に向かう途中や、週末などにフラっと立ち寄れてしまう便利さがあるからです。しかし、新型コロナウイルス感染症の感染拡大で、人の集まる催事は、ことごとく中止になったり、規模を縮小して開催したりと…。

話しが催事全体のことになってしまったので、ここで少し話を戻すと、催事の商品は当たりハズレが大きい。事前に情報を、といっても百貨店のwebにはチョロッとしか情報が無く、やはり、催事に出向いて試食で一発勝負しかない…。そんな声を、良く聞きます。それと、ふるさとの商品が催事で出ていると、懐かしく買っていく人が多い、という声も聞きます。ふるさとから東京や大阪に出てきて、ふるさとの味を補充しに来る人。これは、最近多い、各県が行っているサテライトストアなどもそうかもしれません。

長々と催事の商品は当たりハズレが多いけど情報が少なく、特に食べてみてどうだった?何と合う?そういう情報がないので、無いならまとめちゃおう!と最近、NHK朝の連続テレビ小説「舞い上がれ!」でも注目され、移住したい場所ベスト10の中で唯一の離島!五島列島の催事で、必ず売ってる商品を買って食べてレビューしてみました。聞きなれない名前の商品や、試食では出て来ない品まで、全て買い込んで徹底レビューです。近所の百貨店で、五島列島の商品が販売、催事で出店、出品していたら、事前にこの商品はどんな商品なのか?の参考になれば、と思っています。では、五島列島の催事に出てくる商品の、実食レビューのはじまりはじまり。

五島列島の郷土料理の代表格「かんころ餅」

かんころ…、関東の人間である私にとっては、耳馴染みのない言葉です。これは長崎県五島地方の方言で、さつまいもを薄く切って天日干ししたものを、かんころと呼ぶようです。そして、かんころを餅米と混ぜてつきあげたものが、かんころ餅なのです。今回食べてみたのは、2種類のかんころ餅です。

かんころ餅(紅はるか芋)

長崎県産のさつまいも、紅はるかを使用した、かんころ餅。原材料は、紅はるか芋、もち米、砂糖、ゴマ、のみです。紅はるかの甘みを活かした、素朴な味わいで、なんだかほっこりした気分になります。この素朴さが、飽きずに食べられる要因なのかもしれません。

かんころ餅(安納紫芋)

長崎県産の安納芋と、紫芋、2つのさつまいもを混ぜ合わせたタイプのかんころ餅です。紫芋が入っているためか、こちらの方がホクホク感があるように感じられます。その食感が、より素朴さを際立たせています。

どちらのかんころ餅も、1cm程度に切って、トースターなどで焼いて食べてみてください。しっとり感やコクを求めるのならバターをのせて、甘みをプラスしたい場合は餡こを添えても良いと思います。

鮮烈、強烈な「柚子胡椒」

九州では一般的な調味料である柚子胡椒。関東でも、スーパーなどでお目にかかることがあるが、一般的と呼ぶにはまだまだ、ではないでしょうか。こちらの柚子胡椒は、長崎産の唐辛子、柚子、食塩(五島の海水塩)、のみというシンプルな原材料で作られた、無添加の柚子胡椒です。柚子胡椒という名前ですが、唐辛子の辛さが全面に出ており、まさに目の覚める辛さ、強烈です。柚子胡椒初心者、辛い物が苦手な方は、一度に口にする量にお気を付けください。私自身、柚子胡椒を口にするのは久しぶりだったので、加減がわからなくなっていたため、自分の適量を超える量をほおばってしまい、大変なことになりました。

しかしながら、ただ強烈な辛さだけでなく、鮮烈な印象と、柚子のおかげで爽やかな後味を楽しむことができます。辛さの向こう側にあるドアを開ける感じ、とでも言いましょうか。慣れてくると、何にでも付けたくなるほど、癖になる魅力があります。後ほど紹介する、練り物との相性は抜群でした。

一瓶じゃ足りない!?「国産鯖 焼きなめ味噌」

なめ味噌(おかず味噌)に、骨を取り除いた焼き鯖(さば)を混ぜたものです。これがご飯に合わないわけがないですよね。食べる前からわかっていても、やっぱり美味しいのです。

日本人に生まれてよかった、と思える、ご飯の供。一瓶ではすぐに無くなってしまうので、まとめ買いすればよかった、と思うほどでした。

五島の海の味!2つの海水塩

塩、と一言で言っても、精製塩と天然塩(自然塩)の2つに大きく分けられます。精製塩は、その名の通り、原塩を精製したもので、その成分は塩化ナトリウムが99.5%以上です。よって、舐めると塩辛く感じます。塩と言えば、精製塩を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。一方、精製塩ではないものは、天然塩と呼ばれます。天然塩の多くは、ミネラルが多く含まれており、そのためただ塩辛いだけでなく、甘みも感じることができます。ご紹介するのは、2種類の五島の天然塩です。

五島列島の塩「麗」

原材料は、長崎県五島市の海水のみ。しかも、その海水は、五島市三井楽町「塩水」という地名で汲み上げられた海水とのことです。まさに、塩を作るための海水、と言えるでしょう。精製塩に比べると、粒の大きさが際立ちます。

舐めてみると、その粒の大きさから、荒々しい舌触りを感じますが、味はまろやかで、ほのかな甘みも感じられます。料理に使えば、味に深みを与えてくれるでしょう。

海水塩「五島灘のめぐみ」

五島近海の海水を、伝統的な平釜製法で作り上げた、「五島灘のめぐみ」。「麗」に比べると粒は細かめです。やはり自然塩らしい、ミネラル豊富な味わいで、こちらも塩辛い印象はなく、甘みも感じられます。

どちらかと言えば、「麗」よりも甘みが強いでしょうか。五島の海を凝縮した、五島の海の味を感じられる、そんな海水塩です。

銀色に輝く「きびなご一夜干し」

五島でよく食べられているという、きびなご。体長約10cmほどの、銀色に輝く可愛らしい小魚です。なんでも、きれいな水でしか生息できず、少しでも水から出すと死んでしまうデリケートな魚のため、市場には流通しづらいようです。五島近海で獲れたきびなごを、ミネラルをバランスよく含んだ長崎県産の天日塩を使って一夜干しに仕上げた商品です。

今回は、シンプルに焼き物で食べてみました。小さいのにコクがあって、柔らかい身で食べやすいです。脂はほとんどない印象ですが、旨みが小さい身にたっぷり詰まっています。クセがなく、天ぷらや唐揚げなど、使い勝手の良い魚ですので、次回は別の食べ方で楽しみたいと思います。

きびなごの燻製「きびなくん」

朝獲れたばかりのきびなごを、冷風乾燥機でじっくりと乾燥させ、椿の葉をブレンドしたチップでいぶした、その名も「きびなくん」。先述の通り、きびなごは鮮度が命のデリケートな魚です。加工を素早く行わないと、臭みや苦みの原因になってしまいますが、きびなくんには、そのようなことはありません。

乾燥させることによって、きびなごの持つ旨みが、ギュッと凝縮されています。そして、この香ばしさは、酒が進むこと間違いなしです。そのまま食べても良いですが、少し炙って食べると、より香りが立つのでおすすめです。

白と黒、2色のつみれ

鍋やおでんなどの具材に欠かせないつみれ。五島のつみれとは、一体どんなものなのでしょうか。しかも、白と黒の2色あります。どんな違いがあるのか、食べ比べてみました。今回は、後ほど紹介する、「島すりみ(あじ)」と一緒に煮て食べてみました。

五島白つみれ

こちらの原材料は、飛魚(あご)などの上質な魚をブレンドしています。あごは、九州地方では昔から、正月やおめでたい祝いの席などで高級魚として振舞われてきた魚です。一説には「アゴが落ちるほど美味しい」というのが、その呼称の由来のようです。あごのつみれを食べた感想、それは、上品なつみれ、という印象でした。臭みのない、すっきりとした味わいで、柔らかな口当たり。

これほど上品なつみれは初めてかもしれません。そして、あごと言えば、「だし」が有名です。つみれそのものも美味しいですが、味わい深いだしも楽しめるのが、この五島白つみれなのです。

五島黒つみれ

上品な五島白つみれに対して、こちらの五島黒つみれは、野趣溢れるつみれ、といったところでしょうか。こちらは、イワシなどの上質な青魚を独自のブレンドでつみれにしたものです。つみれと言えば、黒つみれのようなイメージを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。白つみれに比べると、プツンとした適度な歯ごたえが楽しめます。

黒糖によってコクが加えられた、食べ応えのある仕上がりとなっています。白と黒、2種類のつみれを見かける機会がありましたら、タイプの異なる両方のつみれを楽しんでみてください。


鯵の美味しさ100%「島すりみ あじ」

長崎県産の鯵だけを使用した、魚のすり身です。こちらは、すり身の袋詰めなので、自分で好みの用途に応じて使えるのが、嬉しいポイントです。でん粉が入っているので、形作りはわりと容易にできると思います。今回はつみれにして食べてみました。さすが、鯵の旨みが100%詰まったすり身です。

贅沢な出汁も味わうのと同時に、ワンランク上のつみれも楽しめました。画像は、先ほどご紹介した、白つみれ・黒つみれと一緒に煮たものです。

手軽に食べられる揚げかまぼこ(あじとあご)

揚げかまぼこなんて、下魚を使った食べ物でしょう、と軽んじていませんか?魚の美味しい五島の揚げかまぼこは、やはり一味違うのです。

長崎五島百福あじ

魚をなかなか食べないお子様にも食べてほしい、という思いが込められた、あじの揚げかまぼこ。使用している魚は、長崎県産のあじだけです。そのあじを、丁寧にじっくりと練って揚げてあります。あじの持つ旨みを閉じ込めた、という前評判通り、加工品ながらもあじの美味しさを存分に楽しむことができます。

味付きなので、封を開け、そのまま食べられる手軽さもうれしいです。オーブンやフライパンで軽く焼いたり、レンジで温めたりするだけで、美味しさや香りが立ち、その美味しさがより際立ちます。

長崎五島百福あご

こちらは、アゴが落ちるほど美味しいと言われる、あご(飛魚)とあじをブレンドして作った揚げかまぼこです。あごのすっきりとした美味しさと、あじの香りと旨みが、バランスよくミックスされた印象で、ほどよい歯ごたえと食感が楽しめます。

こちらも、焼いたり温めたりして召し上がると良いかと思います。

ばらもんって何!?五島ばらもん揚げ(白・黒)

ばらもん揚げを食べる前に、やはり気になるのが、その名前です。ばらもんとは、五島地方の方言で、「元気者」という意味です。五島地方には、ばらもん凧という長崎県の伝統工芸品に指定された凧があるほどで、古くから、五島地方の生活に密着した言葉と言えるでしょう。

五島ばらもん揚げ(白)

このばらもん揚げ、魚のすり身を挙げた、いわゆる揚げかまぼこですが、一般的な揚げかまぼこと異なる点があります。それは、でん粉を使用しない、「無でん粉製法」であることです。練り物を製造する際に、つなぎとしてでん粉を使用するのが一般的であります。

しかしながら五島ばらもん揚げは、魚の美味しさをより多く伝えるために、無でん粉製法にこだわっているのです。こちらのばらもん揚げ、触ってみると予想以上の柔らかさです。このソフトな手触りから、美味しさが伝わってくるような、そんな気がします。

白のばらもん揚げに使用している魚は、えそやタラなどの白身魚です。魚肉100%、魚本来の旨みが堪能できる、贅沢な一品です。上品でプリッとした食感がたまりません。

五島ばらもん揚げ(黒)

こちらは、あじ、きびなご、さんまなどの青魚を中心にブレンドされた、黒のばらもん揚げ。見た目通り、力強い味わいで、旨みがたっぷり詰まっています。

どちらかと言えば、黒の方が、ばらもんの言葉を体現しているのかもしれません。でん粉を使用せず、調味料も必要最低限のものしか使用しない、ばらもん揚げ。ワンランク上のプレミアムな揚げかまぼこ、と言えるでしょう。


甘めの醤油ダレがたまらない「あじ桜干し」

長崎産のあじを、甘めの醤油ダレに漬け込んで干した、あじのみりん干し(桜干し)です。使用している原材料は、あじ、ごま、醤油、砂糖のみ。では、焼いて食べてみましょう。

あじを焼いているときから、醤油の焦げた匂いが立ち上り、食べる前なのにたまりません。焼き上がりはこちらです。小さめのあじですが、身はふっくらしています。そして、みりん干しと言えば、やはりこの焦げ目です。

甘めの味付けが、程よく香ばしい仕上がりになっています。これはぜひ白いご飯と一緒にお召し上がりください。

目指せ全種類コンプリート!?「五島の鯛で出汁をとったなんにでもあうカレー」

カレーと聞いて、ついつい手が伸びてしまう方、沢山いるのではないでしょうか?そんな方に朗報です!あります、五島のご当地カレー。しかも、プレーン、ビーフ、ポーク、チキン、チーズ、の5種類もあるのです!カレー好きならば、全種類制覇を目指したいところですね。なんでも、こちらのカレーは、26年間カレーを研究している料理人が作ったのだとか。さらに、各具材は、カレーに合うものを厳選しているようです。これは期待が膨らみます。

プレーン

まずは、基本のプレーンから頂いてみましょう。そのお味はというと…、これは日本人好みのカレーと言えるでしょう。原材料を見ると、五島で獲れた鯛のあらの他に、醤油や、昆布などの日本人になじみのある食材が使用されています。

あっさりとしながらも、コクのある、優しい味わいです。プレーンは、画像を見てもらうとわかる通り、具が入っていません。もちろんそのままでも良いですが、お好みの具を追加して食べるのも楽しいでしょう。

商品名が表す通り、なんにでもあうカレー、ですのでどんな食材を追加しても、美味しく召し上がることができるでしょう。あなた好みのカレーにカスタマイズしてみてください。

ごろごろお肉の入った、ビーフ、ポーク、チキン

ビーフ、ポーク、チキンはまとめてご紹介します。どれも、お肉がごろごろ入っていて、テンションが上がります!入っているお肉の違いだけで、ベースの味は、基本的にプレーンと同じようです。

この3種類の肉入りカレー、さすがカレーに合う具材を厳選しているだけあって、なかなか甲乙つけがたし、といったところですが、個人的にはチキンがこのカレーに最も馴染んでいるのではないかと、感じました。家族や友人と、3種類をシェアしながら食べ比べするのも良いかもしれませんね。

チキン

ビーフ

ポーク

チーズ

最後にご紹介するカレーは、チーズです。見た目にはチーズが見当たりませんが、ご心配は無用です。チーズがルーに溶けているタイプなのです。

温めてお皿に盛ると、漂うチーズの香りが食欲をそそります。こちらのカレーには、チーズのほかに、バター、ハチミツを加えており、コクのある濃厚な仕上がりになっています。プレーンをはじめ、その他のカレーは、比較的あっさりとした味わいですので、濃厚なカレーを食べたい場合には、チーズ入りのこちらをおすすめします。

まとめ

海に囲まれた五島列島らしい、土産品の数々を実食レビューしてみました。総じてみると、原材料そのものを活かしたものが多い、という印象です。きっと、五島で獲れた原材料の持つ力があってこそ、なのでしょう。その結果、地元愛あふれる沢山のお土産が、こうして世に広まっていくのだと思います。五島未上陸の私ですが、いつか行ってみたいなと思いました。ぜひ皆さんも、気になる五島のお土産がありましたら、積極的に体験してみてください。

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