長崎県西方沖の五島列島を構成する島の1つであり、日本の国境に位置している福江島。福江島は五島列島最大の島で、五島の政治や経済はもちろん、観光のメインスポットでもあります。福江島は150kmほどの広さなので、車を使えば8時間で島内を回れます。日帰り旅行もできちゃいますよ。この記事では、「福江島に行ってみたいけど、行き方は?」「観光スポットでどんなものがあるの?」という疑問に応えるべく、福江島へのアクセス方法や魅力溢れる観光スポットについて詳しく解説しています。自然豊かでゆったりとした時間を満喫できる癒しの島としても知られている福江島のアクセス方法やおすすめ観光スポットについて、ぜひご一読ください!
五島列島・福江島への行き方!かかる料金や時間
福江島へのアクセス方法としては、いくつかの方法が存在しています。
● 飛行機
● ジェットフォイル
● フェリー
この項目では、上記の行き方と到着までの目安料金・時間について詳しくお伝えします。
飛行機
長崎(本土)や福岡との間を結んでいる福江空港(五島つばき空港)が利用可能です。長崎から福江空港(五島つばき空港)までの料金は、現時点(2024年1月)において、オリエンタルエアブリッジが約10,000円、ANAが約8,000円です。長崎空港から福江空港(五島つばき空港)への距離は約105kmとなっており、フライト時間は約30分です。
ジェットフォイル
長崎港から福江島に行くためには、ジェットフォイルにて福江港を目指すという方法もあります。料金は、現時点(2024年1月)において、約9,000円です。ジェットフォイルを利用した場合、福江島へ到着するまでにかかる目安時間は1時間25分ほどとなっています。
フェリー
飛行機やジェットフォイル以外にも、フェリーで行くという手段も存在しています。料金は、現時点(2024年1月)において、約4,000円です。フェリーの場合、福江港へ到着するまでにかかる時間はおおよそ3時間10分です。博多港(福岡)からフェリーに乗船する場合は、約9時間ほどかかると思っておきましょう。
福江島に到着したら
飛行機・船どちらで島へ入った場合も、まずは観光案内所でパンフレットや島の情報をゲットするのをお忘れなく。
【福江空港(五島つばき空港)】
1階部分に観光案内所、2階に売店があります。
住所:〒853-0042 長崎県五島市上大津町2183
【福江港ターミナル】
コンビニや土産屋、レストランなどがあります。
住所:〒853-0015 長崎県五島市東浜町2-3-1
島内の交通手段
効率的に島内を巡りたいのであれば、レンタカーがベストです。運転に自信がない人は、タクシーを利用するのも良いでしょう。レンタサイクルやレンタバイクを使って、自然を感じながら観光スポット巡りをするのもおすすめですよ。「時間には余裕がある」という場合は、路線バスという選択肢もあります。ただ、本数が少なく日帰り旅行には適しませんのでご注意ください。
福江島の観光スポット①鬼岳
昼夜で違った表情を見せてくれる「鬼岳」。標高315mの鬼岳は、地元の人から親しまれています。全体が芝で覆われている山です。急斜面ではないので、あまり登山に慣れていない人もトレッキングを楽しめるでしょう。芝生の上でピクニックを楽しむ人も多いようです。晩夏にはオニユリ、秋にはリンドウといった四季折々の草花が咲き誇っており、自然を感じられます。展望スポットからは福江の町、そして新上五島町などを見渡すことができますよ。福江島に宿泊する場合は、夜にも鬼岳へ足を運んでみるのがおすすめです。夜空にちりばめられた星々を楽しめるでしょう。山の中腹には、九州でも有数のニュートン式反射望遠鏡がある鬼岳天文台があり、美しい星空をより堪能できます。
住所:〒853-0023 長崎県五島市上崎山町
アクセス:福江空港(五島つばき空港)から車で8分、福江港ターミナルから車で14分
福江島の観光スポット②大瀬埼灯台
九州で最後に沈む夕陽が見られる「大瀬埼灯台」。海に突き出した断崖絶壁の上に佇む白の灯台は「日本の灯台50選」に選ばれています。東シナ海を航海する船の道しるべとして、約22km先まで照らし出す灯台です。駐車場から灯台までは遊歩道が整備されています。行きは下り坂で約20分、帰りは上り坂となるため約40分ほどかかると思っておいてください。また、9月から10月にかけては、遊歩道に紫色の「シマシャジン」という釣り鐘形をした小さな花が咲きます。この花は五島市と平戸市、韓国の済州島でしか見られない、環境省に絶滅危惧種として指定されている珍しい花なのだとか。福江島に宿泊予定の人は、ぜひ夕陽を眺めに行ってみてください。灯台から望む夕陽の美しさは格別ですよ。遊歩道には街灯がないため、ライトを持っていくのを忘れずに。
住所:〒853-0411 長崎県五島市玉之浦町玉之浦
アクセス:福江空港(五島つばき空港)から車で53分、福江港ターミナルから車で53分
福江島の観光スポット③五島樫の浦のアコウ
県の天然記念物「五島樫の浦のアコウ」。高さ10m以上・根周り15m超えの巨木です。五島を代表する巨木として有名。根元には水神を祀っています。五島樫の浦のアコウは、九州でも第一級の大きさを誇っており、一見の価値あり!
住所:〒853-0051 長崎県五島市平蔵町1568-2
アクセス:福江空港(五島つばき空港)から車で19分、福江港ターミナルから車で14分
福江島の観光スポット④城岳展望所
素晴らしい眺望が広がる「城岳展望所」は、標高216mの城岳にあります。駐車場近くにある第二展望所からも、とても美しい眺めが楽しめますが、さらに遊歩道を進んで行くと、携帯電話の無線中継塔を兼ねた第一展望台があります。そこから360度のパノラマで福江島北部・上五島の島々、白石湾を眺められますよ。
住所:〒853-0701 長崎県五島市岐宿町岐宿
アクセス:福江空港(五島つばき空港)から車で26分、福江港ターミナルから車で26分
福江島の観光スポット⑤堂崎教会
五島列島のシンボルと言える教会「堂崎教会」。キリスト教(カトリック教会)の聖堂であり、キリスト教禁教令廃止以降、五島で初めて建てられました。1974年に長崎県指定有形文化財に指定されたスポットです。今は「堂崎天主堂キリシタン資料館」として、一般公開されています。
住所:〒853-0053 長崎県五島市 奥浦町堂崎2019
アクセス:福江空港(五島つばき空港)から車で19分、福江港ターミナルから車で14分
まとめ
福江島へのアクセスは、飛行機・ジェットフォイル・フェリーといった方法があります。日帰りでも楽しめる福江島へ行くのであれば、今回ご紹介した観光スポットにぜひ足を運んでみてくださいね。
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地元の人、旅行で福江島へ訪れる人、出張で福江島へ訪れる人、夕食と同じくらい昼食、ランチを食べるのに…福江島のランチ情報まとめがない。「五島商店 佐藤の芋屋」の「福江島のこと」の記事の中にも多数のランチ、ディナー情報の記事があります。この「福江島のこと」の「ランチ情報」だけ抜き出してスピンアウトしたのが、「福江島ランチーズ」なのです。
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