島暮らしの夢…叶いました
アグリ・コーポレーションへご縁を頂き、働き始めて1ヶ月になります。今回のコラムを書くのは初めてなので自己紹介をしたいと思います。生まれは長崎市内で、佐世保市にも7年暮らした経験があります。五島市へは家族の転勤がきっかけで今年4月から暮らしはじめました。住宅街で育った環境からか、自然の中での生活や島暮らしへのあこがれは強く、今年やっと夢が叶いました。
引っ越しの片付けや役所の手続き等も一息つき、仕事を探しを始めたのは初夏ぐらいだったでしょうか。コーヒーを淹れられるカフェか飲食店の仕事がないかとハローワークやネットの求人サイトなどを見ていました。そんな感じで探していたので、アグリ・コーポレーションで農業に従事することになったのは全く予想外の事でした。これまでの人生で色々な仕事を経験してきましたが、そのなかで今のお仕事に近いものは長崎市の農業ヘルパーの研修を経て、農家さんのお手伝いに通ったことと、(イチゴ、菊、葉牡丹など)諫早市の農業試験場で花の栽培に携わりました。30代のころの話です。他にも、花屋さん勤務で花束やアレンジを作って配達したり、市民農園を借りて家庭菜園にはまっていたこともあります。それ以後の10年くらいは動物病院や書店など全く違う分野の仕事をしていました。振り返ると1つのものを深く、掘り下げてその道を極究めていくことはなくて、その時々に興味を持った事を広く浅く身につけてきたタイプのようです。これまでの経験のなかで、作物を育てることの喜びややりがいと同時に体力的な大変さは身にしみてよく知っています。特に夏の野外の暑さはたまりません。熱中症になり、1リットルのスポーツドリンクを一気飲みしたことを思い出しました。
アグリ・コーポレーションの素敵な求人と社風
当時と比べても確実に体力も落ちてるし、果たして今の私にお給料を頂けるだけの働きはできるのか?とだいぶ躊躇しましたが、アグリ・コーポレーションの求人案内には60代、70代も活躍中。ひきこもりも歓迎。短期もOKで休みも融通がきくという本当かな?と思うくらいハードルが低くて、お話を聞くだけでもと思い、応募しました。面接希望の電話をかけて、その日の面接で採用して頂いた為、仕事から帰ってきた夫に「明日から働きに行くことに決まったよ」と告げると「ええーーっ!大丈夫なの!?」とびっくりされました。自分自身も驚きで正直、実感は薄かったです。ただ、佐藤社長がとても溌剌と会社のことを話されてた印象はしっかり残っています。
アグリ・コーポレーションでのお仕事は出荷作業からスタートしました。安納芋、紫芋、芋おとめの品種があり、サイズも2S・S・M・L・2Lと細かく分かれています。箱詰めしていく際に、虫食いや黒斑病、腐った部分があるものは除外していくのですが、この見きわめはとても難しく、先輩方に教わりながら覚えていってる最中です。有りがたいことに作業の邪魔になっていて皆さん親切に教えてくださいます。五島の人の気質や、アグリ・コーポレーションの社風なのかなと思います。それは色んな場面で日々実感しています。スタッフは10代後半から70代ぐらいまで3世代くらいの年齢幅があってもそれをあんまり感じさせない雰囲気があります。そして、ベトナム人の若い方たちも戦力となって働いてる姿を見て「この子たちの適応力って逞しいなあ」とひそかに勇気をもらっています。日本で暮らす事はとても大変な面もあるはずですが、そういえば皆さんよく彼らに気さくに声かけをされていますね。衣食住について会社のバックアップもしっかりされてるんだろうと思います。私も挨拶くらいベトナム語で話かけてみたいと思いつつも、仕事に慣れるのに精一杯で未だ出来ていませんがきっとそのうちに。
若い会社。アグリ・コーポレーションへおいでよ
この1ヶ月働いてみてのアグリ・コーポレーションという会社の印象ですが、「粗削りだけど自由で懐が広く、ポテンシャルと伸びしろを持った若い会社」というイメージを持っています。もし、お仕事を探しているんだけど、一歩を踏み出せないている若い人・・に限らず働きたい意志のある老若男女は思い切って飛び込んでみたら思いがけなく世界が広がるかもしれません。オーガニックにこだわり安全かつ、環境にも優しい有機栽培でスタッフが、手間ひまかけて作られたお芋(さつまいも)はとても美味しいです。休憩のときに焼き芋もを試食で食べさせて貰ったときの衝撃的な甘さが忘れられません。働かせてもらう以前に五島商店佐藤の芋屋のお芋プリンも食べたことがあるんですが、お芋濃度が高いというか、初めての味わいで高級スイーツ店にも匹敵するようなクオリティでした。味も安納・紫芋・芋おとめと3種類あって、食べ比べも楽しいと思います。自信をもってお勧め出来ます。その他にも子供さんの歯がためのおしゃぶーやさつまいものジャムなど佐藤の芋やの人気商品は数々あります。アグリスタッフにはお料理上手な方が多く、手作りケーキを分けて頂いたこともあります。幸せの味でした♪
スタッフコラムの中でもおいもペーストでかんころもちを作ったり、プリンやティラミスや芋もちにスイートポテトなど分かりやすく紹介されているので必見です!私がこれまで時どき作っていたのは芋ようかんですが、最近流行っている炊飯器で簡単に焼き芋を作る方法を試してみました。炊飯器にお芋を入れて、(サイズによって個数はかわりますが芋は重ねないほうがいいようです)5合炊きだったら水を200mlくらい入れて塩をひとつまみいれてあとは玄米モードのスイッチを入れるだけです(なければ普通炊きでも火は通ります)時間は90分くらいかかりますが、スイッチ1つで簡単手軽に自宅で焼き芋を食べられますね。
簡単芋ようかんレシピ
〈材料の目安〉
- さつまいも250グラム (中2本ぐらい)
- 砂糖 20グラム
- 塩ひとつまみ
- さつまいもを蒸し(茹でても、レンチンでもあOK)、熱いうちにつぶします。
- 砂糖と塩を加え、ラップをしいた型にいれ上からもラップをかけ平にならします。
- 冷蔵庫で一時間ほどおいて、型から外し好みの大きさに切り分けて出来上がり
最後にお仕事の今後の目標としては、まず出荷するお芋の見極めを一人で確実に出来るようになること。いものしっぽ切りと、商品のおしゃぶーのカット成形作業のスピードアップ。他にも覚えていく作業は沢山あります。今は失敗ばかりですが、はやく会社に貢献できるようスキルを身につけていきたいと思っています。
編集部が実際に見て、食べて、飲んで!美味しかったものを厳選!ばらかもん、舞いあがれ!の聖地として有名になった五島市のふるさと納税返礼品のオススメはズバリこれ!
地元の人、旅行で福江島へ訪れる人、出張で福江島へ訪れる人、夕食と同じくらい昼食、ランチを食べるのに…福江島のランチ情報まとめがない。「五島商店 佐藤の芋屋」の「福江島のこと」の記事の中にも多数のランチ、ディナー情報の記事があります。この「福江島のこと」の「ランチ情報」だけ抜き出してスピンアウトしたのが、「福江島ランチーズ」なのです。
アグリ・コーポレーションでは、現在、事業拡大につき新しい仲間を探しています。地元(長崎県五島市)の方をはじめ、地元以外の移住者、移住を検討されてる方、未経験者、大歓迎です。募集職種、ご応募時の問い合わせFAQ等、詳しくは専用ページにて掲載しています。お問い合わせや質問等ございましたらお気軽にご連絡ください。