焚き火で作る焼き芋は、アウトドアの楽しさと秋の味覚を同時にゆっくり贅沢な体験です。 市販の焼き芋とは一味違う、ほくほくで甘さが見つかる 焚き火の焼き芋に憧れを抱く方も多いでしょう。実際に挑戦するには何が必要なのか、どうやって作るのか、不安に感じることも少なくないです。 本記事では、焚火で焼き芋を作る際に必要な道具や焚き火のコツを詳しく解説します。準備で必要な道具の解説後におすすめの焚火で焼き芋を簡単に作れる便利グッズもご紹介します。本記事を読めば、失敗知らずで焚き火で焼き芋を簡単に楽しめるようになりますよ!
焚火で焼き芋を作る為の道具
焚き火から焼き芋を作るのに必要な道具としては、以下が挙げられます。
- 新聞紙
- 軍手(なければ革の手袋)
- バケツ
- アルミホイル
- ライター
- 火ばさみ
- 斧や鉈など薪を割る道具
- 串
- さつまいも(熱が通りやすいできるだけ小さめのもの)
焚火ができる関東の公園・キャンプ場はここ!焼き芋を焚火で上手に作るコツや事前に用意しておくと便利!焼き芋で必要な道具はコレ!
焚き火で焼き芋を作る方法
①整地して、火を付けるスペースの確保
焚き火をする際に不可欠なのが、安全に火を付けるスペースの確保です。火を付ける予定の場所から燃えやすいもの(落ち葉など)を取り除き、大きな石で周りを固めてください。またバケツに水を入れて近くに置き、万が一に備えるようにもしましょう。
②火を付けて安定させる
整地が終了したら、真ん中にあるスペース(ファイヤーピット)の中に、新聞紙と小さめの枝を入れて、ライターで火をつけてください。小さめの枝から火をつけて、徐々に大きめの枝に火をつけていき、大体の枝に着火したら薪をくべましょう。このように、小さい火を徐々に大きくすることで、焚き火を安定させることができます。なお、枝や薪が大きなサイズの場合は火をつけるのが大変になるため、予め斧や鉈などで扱いやすいサイズにしておくことをおすすめします。
③調理しやすい熾火(おきび)の状態にする
炎が十分に大きくなったら薪を入れるのをやめて、熾火(炎が上がらない、薪の芯の部分が赤い状態)を作っておきましょう。熾火の状態にすることで、炎が上がっている状態に比べて、食材と熾火の距離による火力調整ができ、温度も低くなることで焼きむらができにくくなるため、調理しやすくなります。
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④さつまいもを準備する
火が安定したらさつまいもの準備をしましょう。さつまいもを新聞紙1枚でくるみ、ざっと水につけて軽く絞ってください。水を絞り終わったら、さつまいも全体をアルミホイルで包みこんでください。さつまいも全体がアルミホイルで包まれるようにしましょう。さつまいもをアルミホイルで包んで焚き火の炭の中に入れるか、炭の近くに置き、時々芋を回して均等に火が通るようにするためにアルミホイルを使用します。アルミホイルを使うと焦げすぎずに中までしっかりと火が通ります。
⑤さつまいもを焚き火に入れて焼く
薪が熾火の状態になったことを確認したら、火ばさみを使って薪を焚き火スペースの中心に集めてください。そして、薪の端に片面が接する形でさつまいもを並べます。そのまま20分ほど焼いてください。火が小さくなったら、その都度薪とさつまいもを中央に動かして火が行き渡るようにしましょう。火ばさみを使う際には焼きムラを作らないよう、アルミホイルを破かないよう、さつまいもを慎重に動かしてください。20分経過したら火ばさみでさつまいもをひっくり返し、逆側を薪の端に起き、さらに20分ほど焼いてください。さつまいもが大きい場合は30分~40分と片面を焼く時間を伸ばすとうまくいきます。焚火で焼き芋を焼く時間は、さつまいも大きさや焚火の強さ、さつまいもの品種(ねっとり系・ほくほく系)によっても異なりますが、先程の焚火で焼き芋を焼く時間は目安ですので、さつまいも(焼き芋)の状態を見ながら調整をしていってください。
⑥焼き芋に火が通っているかを確認する
片面15分ずつ、合計30分ほど焼いたらさつまいもに串を通して、焼けているかを確認します。スッと通るなら中心にも火が通っているため、これで完成です。さつまいもを火ばさみで焚き火から取り出し、熱が冷めるまで1~2分ほど放置してください。冷めたところで軍手を使って、アルミホイルをはがしていただきましょう!串が通らない場合は、再度さつまいもを薪の端に並べて、両面をそれぞれ5分ほど焼いた後に串を使って確認してください。
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焚き火で焼き芋を作るのに便利グッズ5選
焚き火を使った焼きいもは先ほど述べたやり方でできますが、やはり実際にやってみると難しいものです。そこで、より作りやすくするため便利なグッズが役に立ちます。ここではAmazonで購入可能なグッズを5つご紹介します!
1. アルファミック くろ~いホイル
最初にご紹介するのは、アルファミック社の「くろ〜いホイル」です。名前の通り片面が黒いアルミホイルで、通常の銀色のホイルに比べて熱吸収量が多いのが特徴です。そのため、火が通りにくい焚き火で焼きいもをする際に利用すると、さつまいもに素早く火が通りやすくなります。小さな芋を用意できず、大きなさつまいもしかない状態で焼き芋をする際にも向いていると言えるでしょう。また厚手なので包みやすく、初心者にも使いやすいです。焚き火で使うだけでなく、オーブントースターでの包み焼きなどにも使えるので、用途も広く、料理好きな方にはおすすめのグッズです。
2. イロカグ 家具屋の薪5kg
続いてご紹介するのは、イロカグ社のブナの薪です。広葉樹であるブナの端材を使用しているため、日持ちのが良いのが特徴です。長さも31cmと扱いやすく、斧などで割る必要もほどんどないのが特徴です。接着剤なども使用していないため有害物質の心配はなく、安心して焼き芋をつくることができます。
3. スウェーデンマッチ ファイヤーライターズ
お次はスウェーデンマッチ社製の着火剤「ファイヤーライターズ」です。焚き火をする際の悩みとなるのが、火がなかなかつかないということ。そこで役に立つのが、マッチ型の着火剤であるこの製品です。着火剤の頭を箱の側面にこすり付けるという、マッチと同じやり方で火をつけることができ、点火が簡単ということでアウトドア愛好者の支持を集めています。また高温多湿を避けることで、長期保存が可能であることも特徴です。FSC(森林管理協議会)認証を取得しているなど、環境にもやさしい製品であることも特徴です。
4.ハイクマン ウインドスクリーン
Amazon限定ブランドであるHIKEMAN(ハイクマン)のウインドスクリーンもおすすめです。風避けとなるシートが8枚入っており、広げると幅120cmにもなります。石を積む場合だけに比べて風の影響を受けにくく、焚き火による延焼を防ぐのに強い効果を発揮します。また風を避けることで火の強さを維持しやすくなるため、調理効率がよくなるのも特徴です。折りたたみ式であるため持ち運びもしやすいのが特徴です。使いやすさやサイズ感からAmazonでも高い評判を呼んでいる人気商材のため、焚き火を初めて行いたいという人にもぴったりの商品と言えます。
5.キャプテンスタッグ バーベキュー用炭バサミ
最後にご紹介するのは、アウトドアブランド・キャプテンスタッグの大型炭バサミです。柄が45cmと長いため、火から遠くても扱うことができ、熱さを避けて利用できます。信頼性の高い日本製だから安心して使える、というのも大きな魅力と言って良いでしょう。焚き火のほか、家庭のゴミ拾いなどにも役立ちます。
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まとめ
いかがでしたか。焚き火からさつまいもを焼き上げるには少々コツが入りますが、できた時のおいしさは感動もの。焚き火で焼き芋を楽しむためには、道具の準備や火の扱い方に工夫が必要です。 ただし、一度コツをつかめば、市販の焼き芋とは違う格別の味わいが楽しめます。薪を調整したり、さつまいもを新聞紙やアルミホイルで包んで焼く工程も重要です。 そのためのやり方や必要なグッズなどについては、この記事を参考にしてくれると嬉しいです。今回ご紹介したグッズはAmazonに限らず、楽天などの他社ECサイトやホームセンターなどでも購入できることが多いため、探してみることをお勧めします。