焼き芋といえば秋冬というイメージがありますが、スーパーの入り口付近などでは、季節に関係なく販売されているのを見かけます。焼き芋は、年中販売されるほど多くの方から人気がある食べ物ということでしょう。そこで今回おすすめしたいのが、キャンプやBBQでの焼き芋作りです。キャンプやBBQで使い終わった火種を利用すれば、簡単においしい焼き芋が作れますよ。この記事では、焼き芋作りにおすすめの便利グッズと、焼き芋のおいしい作り方を紹介します。焼き芋が好きな方は、ぜひこの記事を参考に、キャンプやBBQで焼き芋作りに挑戦してみてください。
焼き芋作りにおすすめの便利グッズ5選
キャンプやBBQで簡単においしい焼き芋を作るために、おすすめの便利グッズを5つご紹介します。
1.東洋アルミ 石焼きいも黒ホイル
焼き芋専用のアルミホイルです。外面が黒色になっているため、一般的なアルミホイルと比較すると、熱吸収がよく中まで火が通りやすい特徴があります。通常のアルミホイルと比較すると高価ですが、さつまいもの中心部まで早く火が入るため、周りが焦げてしまうのを防げるでしょう。
2.ユニフレーム ファイアグリル
焚き火や調理に使えるグリルです。網をのせれば調理ができ、網を外せば焚き火台となるため、これ1台あれば焼き芋作りも可能になります。1辺が40cmほどで深さが10cmほどとコンパクトなため、炭を入れたり動かしたりしやすく、焼き芋作りにも向いているでしょう。また焼き芋作りだけでなく、調理や焚き火にも利用できるため、迷ったらファイアグリルの購入がおすすめです。
3.キャプテンスタッグ 石焼きいも用石
石焼き芋用の天然石です。遠赤外線の効果でさつまいもがじっくりと温められるため、より甘くておいしい焼き芋が焼けます。さつまいもはじっくりと温めた方が、中のでんぷんがより分解されるため、甘みが増していきます。石焼き芋に挑戦したい方には必須のアイテムです。
4.キャプテンスタッグ ダッチオーブン
鋳鉄製のダッチオーブンです。鋳鉄製の鍋は熱がゆっくりと伝わっていく特徴があるため、石焼き芋がより甘くおいしく焼けるでしょう。キャプテンスタッグの石焼き芋用石が付属となっているため、このダッチオーブンを買っておけば石焼き芋がすぐに作れます。石焼き芋に挑戦したい初心者の方には、おすすめの商品です。
5.キャプテンスタッグ 焚火三脚
ダッチオーブンを吊るす三脚です。ダッチオーブンの中に石とさつまいもを入れて、ダッチオーブンを焚き火のうえに吊るせば、石焼き芋が簡単に作れます。チェーンの長さが自由に変えられるため、ダッチオーブンと熱源の距離で温度調整が可能です。また三脚を利用すれば、足場が悪い場所でもダッチオーブンを安定して吊るし、調理できます。ガスコンロなど、ダッチオーブンをのせて温めるものがない方にはおすすめです。ダッチオーブンとセットで購入するのもよいでしょう。
おいしい焼き芋の作り方
焼き芋の作り方を焚き火とダッチオーブンの2通りで紹介します。
1.焚き火で作る方法
キャンプの焚き火やBBQの炭火を利用し、さつまいもを直接熱して焼き芋を作ります。
準備するもの
- 新聞紙(キッチンペーパーでも可)
- アルミホイル
- 水
- さつまいも
手順1:さつまいもを水できれいに洗う
手順2:新聞紙をよく水で濡らし、さつまいもを包む
手順3:新聞紙の上から隙間ができないようにアルミホイルでさつまいもを包む
手順4:炎が落ち着いた炭火の近くにさつまいもをおく
手順5:炭火に触れる面を変えながら30〜40分ほど焼く
手順6:箸などで刺して火が通っていれば完成
強い炎に直接触れさせていると、アルミホイルが溶けてしまい、さつまいもの表面が焦げてしまうためご注意ください。
2.ダッチオーブンで作る方法
キャンプの焚き火やBBQの炭火の熱源を利用し、ダッチオーブンの中にさつまいもを入れて、間接的に熱することで焼き芋を作ります。
準備するもの
- ダッチオーブン
- 石
- さつまいも
手順1:ダッチオーブンの中に石を敷き詰める
手順2:しばらく熱して石を温める
手順3:ダッチオーブンに触れないよう、石の上にさつまいもをおく
手順4:ダッチオーブンのふたを閉めて、ふたの上にも炭をのせる
手順5:30〜40分ほど焼く
手順6:箸などで刺して火が通っていれば完成
ダッチオーブンの中に入れる石には、石焼き芋用として販売されているものを使いましょう。自然で拾った石は、水分が多い場合は破裂する可能性があり危険です。
キャンプやBBQで焼き芋作りをしてみよう!
この記事では、キャンプやBBQで、簡単においしい焼き芋を作るための便利グッズ5つと、焼き芋の作り方2つを紹介しました。キャンプの焚き火やBBQの炭火を利用すれば、手軽に焼き芋作りに挑戦できます。さつまいもの旬である秋〜冬にかけてキャンプやBBQをするときは、焚き火や炭火で温まりながら焼き芋を作ってみるのもよいでしょう。焼き芋が好きな方は、ぜひキャンプやBBQで使い終わった火種を利用して、極上の焼き芋を作ってみてはいかがでしょうか。