さつまいもで人気の干し芋♪干し芋の美味しさを長持ちさせる最適な保存方法とは?常温?冷蔵?冷凍?美味しく食べる為の解凍方法や干し芋の白い粉の正体とは?

冷凍も可。美味しさを長持ちさせる、干し芋の保存方法とその期間は?

干し芋の美味しさを長持ちさせる、最適な保存方法を知っていますか?優しくて、自然な甘さを感じる干し芋。天然素材でつくりあげた、さつまいも100%の美味しい食べものです。冬の時期になると、スーパーで目に付く機会が多くなるかもしれません。昔は、保存食として親しまれていた干し芋ですが、最近は、栄養価がとても高いことから、子供から大人まで非常に人気のある食べ物です。食べるからには、一番美味しい状態で味わいながら食べたいですよね!干し芋は、常温保存、冷蔵保存はもちろんのこと、冷凍で保存することも可能です。干し芋の美味しさを長持ちさせる、適切な保存方法と、その期間について詳しくご紹介します!3分くらいで読めて、干し芋に詳しくなれるので、最後まで読んでみてくださいね!

【常温保存】

干し芋を保存する場合は、温度が10℃以下で、直射日光が当たらない冷暗所におくのが、ポイントです。冬場だと、キッチンの風通しの良い場所におくのが良いでしょう。夏場だと、常温保存は難しいので冷蔵・冷凍で保存しましょう。

開封前の保存方法

開封前の、市販の干し芋は、常温保存が可能です。パッケージにしたがって、賞味期限内に美味しくいただきましょう。夏など、気温と湿度が高い時期は、未開封でも冷蔵保存をしたほうが長持ちします。

開封後の保存方法

開封後の干し芋は、涼しい時期であれば常温で保存できます。開封後にいつまでも美味しく食べるコツは、しっかりと密閉し、湿気に触れさせないことです。冷暗所において、早めに食べきるのが良いでしょう。

【冷蔵保存】

未開封の場合は、常温で保存ができますが、夏場などの暑い時期は、冷蔵庫で保存するほうが良いでしょう。冷蔵庫で保存すると、カビの発生を抑えられるのでオススメです。

冷蔵方法

干し芋を1枚ずつラップに包み、空気が入らないように、しっかりと密閉できる袋に入れて保存しましょう。空気に触れると、品質が劣化するので気をつけてくださいね。手間はかかりますが、1枚ずつラップに包むことによって、干し芋同士が引っ付かず、取り出しやすくなります。冷蔵での保存期間の目安は、2~3か月です。冷蔵庫の開け閉めなど、保存の状態によって左右されるので、早めに食べきるのが良いでしょう。

【冷凍保存】

干し芋がたくさんある場合は、冷凍保存がオススメです。冷凍保存することによって、干し芋の美味しさが長持ちします。適切な冷凍保存の方法を知ることで、美味しい干し芋を、長期間じっくりと味わえるので嬉しいですね。

冷凍方法

干し芋を1枚ずつラップか、くっつかないアルミホイルに包みます。冷蔵と同じく、空気に触れると劣化が進むので、密閉袋に入れて保存すると良いでしょう。保存の目安は約6か月です。

美味しく食べるための解凍の仕方

電子レンジで温めすぎると、固くなりすぎてしまう場合があります。それでは美味しい干し芋が台無しですね。冷凍した干し芋を美味しく食べるには、どのように解凍したら良いでしょうか?

自然解凍

冷凍した干し芋は、自然解凍であれば2~5時間で解凍できます。

電子レンジで解凍

電子レンジの解凍は、30秒~1分程度、温めましょう。温めすぎると固くなり、食感が悪くなるので気をつけましょう。様子を見ながら加熱してください。

トースターで焼く

冷凍保存するときに、くっつかないアルミホイルに包んで保存すると、トースターでそのまま焼けます。使用されているトースターによって、焼き具合が異なるので、美味しく焼けるタイミングを是非探してみてください。干し芋の香ばしく、あまい香りが部屋中に広がる頃が食べごろです。

干し芋についている白い粉の正体

市販の干し芋にも、白い粉がついた状態で売られているものがあります。この白い粉の正体を知っていますか?出来立ての干し芋であれば、このような白い粉は見られませんが、数週間ほど経つと白い粉が目立つようになります。実は、干し芋についている白い粉が、甘みの正体なのです。白い粉は、デンプンが糖化したものですので、カビではありません。安心して食べてくださいね。しかし、保存状態が悪いと、カビが生えることがあります。カビにも種類があり、干し芋の場合は、黒や茶色の斑点の状態で表れることが多いです。また、白っぽいカビも生えることがあります。白くて、ホコリのようにフワフワしているものはカビなので、注意してくださいね。

干し芋を上手に保存して美味しさを長持ちさせよう

素朴な味わいで、優しい甘さと、しっとりとした食感が魅力の干し芋。栄養価も高く、身体にとても良い食べものです!干し芋は、食物繊維に加え、カルシウム、ビタミンC、カリウム、カロテン、ビタミンEなどの栄養素が豊富に含まれています。また、さつまいもの水分を飛ばして作るので、天日干しにすることによって、旨味や栄養がギュッと凝縮されて、甘みの強い美味しい姿に変身します。非常に栄養価が高く、身体にも良いので、日ごろから積極的に、健康維持や子どものおやつとして食べたい一品ですね。適切な保存方法を知って、美味しい干し芋を、長期間味わいましょう!